関大明神社は、大阪府三島郡島本町にある神社。祭神は、大己貴命・天児屋根命。
○概要
島本町から京都府乙訓郡大山崎町にかけての土地は天王山と淀川(桂川)に挟まれ、古くは山崎橋も存在したことなどから交通の要衝として関所が設置されており、関大明神社の名前の由来となっている。またこの神社自身が関所跡地である。水無瀬の里に置かれていたが洪水によってこの地へ移されたとも、京都へ悪霊の侵入を防ぐためこの地に道祖神が建立されたのが起源ともされている。この地は西国街道の宿場町で、周辺には古い建物が散見される。また従是東山城国との石碑も存在する。古くはこの関大明神社の前に流れる小川が摂津国と山城国の境だったと言われており、現在でもこの川にほぼ沿った形で府境が引かれている。門前、道を隔てた北側に伝山崎宗鑑屋敷跡碑が建つ。
○文化財
本殿-室町時代中期建立、大阪府指定有形文化財
○交通
JR京都線山崎駅徒歩1分
阪急京都線大山崎駅徒歩5分
名神・京滋バイパス大山崎ICより7分
○所在地
大阪府三島郡島本町山崎1丁目5-10
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