2015年9月27日日曜日

高槻カトリック教会・高山右近記念聖堂

高槻は、キリシタン大名で有名な高山右近ゆかりの地。高槻城主であった右近は、徳川家康のキリシタン禁制が配布された際にマニラに追放され、そこで生涯を終えています。その右近の臨終の地であるマニラ郊外アンテイポロにある聖母大聖堂を模してカトリック高槻教会に建てられたのが、高山右近記念聖堂。聖堂の前庭には、教会に向かってひざまづいて祈りを捧げる右近の大理石像があります。
※阪急高槻市駅下車 南へ約400m
住所:大阪府高槻市野見町2-26

http://www.catholic-takatsuki.jp/





高山右近天主教会堂跡

高槻商工会議所前に、高山右近天主教会堂跡の碑が建てられている。高槻城主和田惟政が白井河原の合戦(1571年)で討死した後、家臣高山飛騨図書・右近父子は、惟政の子惟長と対立し、これを追放して、1573(天正元)年高槻城主となった。高山右近は、摂津高山庄(現在の能勢町)の地頭代官高山飛騨図書の長男として生まれ、1564(永禄7)年に受洗し、ジュストの名を授けられた。父(洗礼者ダリオ)とともに、熱心なキリスト教者であった。領民への積極的な布教により、高槻領内の信者は、領民2万5千人のうち、じつに1万8千人を数え、領内には、教会堂が20箇所も立てられたという。
天主教会堂は、1574年高槻城に隣接して立てられ、、宣教師ルイスフロイスの「日本史」によると、大きな木造の会堂と、傍らに司祭や修道士の館を立て、池を設けた美しい庭園を備え、一角には大十字架が建てられたと言う。1581年の復活祭には、約1万5千人の信者が集り、巡察師ヴァリニャーノを迎えて盛大に行われた。1998(平成10)年には、高槻商工会議所と隣接するマンション建設に伴う発掘で多くの人骨に加え、29基の木棺が発掘された。木棺の中には、蓋に十字架が墨書されたものがあった。また木製ロザリオも出土し、大規模なキリシタン墓地であることが判明した。
所在地:大阪府高槻市大手町3


大阪医科大学看護専門学校校舎(旧大阪高等医学専門学校別館)

ヴォーリズ建築事務所の設計による医学専門学校の別館。鉄筋コンクリート造3階建で,玄関部にロンバルディア帯,バトルメント状の装飾を施すほか,窓部のオジーアーチや葱花ドームなどイスラム様式を採り入れている。地域の歴史的建築として親しまれている。
所在地:大阪府高槻市大学町2-7



小川香料大阪支店社屋

三休橋筋東側の街区に南面して建つ。建築面積153㎡、鉄筋コンクリート造、地上4階、地下1階建。円弧を用いた窓枠と窓庇を交差させた独特な意匠をみせ、玄関上部には八角形のステンドグラスをあしらうなど、全体をアールデコ様式でまとめた佳品。
構造及び形式等:鉄筋コンクリート造一部鉄骨造4階地下1階建、建築面積153㎡
建築年:昭和5年/昭和38年増築
所在地:大阪府大阪市中央区平野町2-3-1



石切劒箭神社秋季大祭太鼓台巡行2015

石切劔箭神社で、毎年10月21日から22日に五穀豊穣を感謝する秋の例大祭が斎行されます。24日から25日には神社境内をはじめ、近隣地域を勇壮な太鼓台が巡行します。秋季大祭にあわせて、宝物館の一般公開(10月21日~22日9:00~16:00/無料)も行われます。
所在地:〒579-8011大阪府東大阪市東石切町1-1-1
開催期間:2015年10月21日~22日【1日目】宵宮祭/18:30、上之社宵宮/16:30【2日目】例大祭/11:00、上之社例大祭/14:00※太鼓台巡行/24日~25日
交通アクセス:近鉄けいはんな線「新石切駅」から徒歩7分、または近鉄奈良線「石切駅」から徒歩15分
主催:石切劔箭神社
問合せ先:石切劔箭神社072-982-3621
http://www.ishikiri.or.jp/

2015年9月18日金曜日

八州軒の跡

大坂の新田開発は、江戸時代の元禄年間(1688~1704)頃から盛んになった。この付近も1698(元禄11)年に、当地の開発者である雑賀屋七兵衛によって開かれた春日出新田である。1722(享保7)年、井原西鶴の「日本永代蔵」にも登場する泉佐野(現泉佐野市)の豪商食野屋の所有となった。農民から小作料を徴収し、新田の維持・管理を行う会所が建設されたが、八州軒はその会所の庭園で、摂津(現在の大阪府・兵庫県)・河内・和泉(ともに現大阪府)・紀伊(現和歌山県)・淡路・播磨(ともに現兵庫県)・山城(現京都府)・大和(現奈良県)の八州を一望できたことから名付けられた。津守新田会所(西成区)の向月庭とともに、大阪屈指の名園として名高かったが、第二次世界大戦の戦災にあって消失した。建物は1906(明治39)年、神奈川県横浜市の三渓園内に移築され、臨春閣として重要文化財に指定されている。
所在地:大阪府大阪市此花区春日出南1-3(春日出公園内)
アクセス:JR大阪環状線西九条駅北港2丁目・北港ヨットハーバー行ほか此花区役所前徒歩7分


大阪鉄工所跡の碑・日立造船株式会社発祥の地の碑

大阪における洋式造船業発展の基礎となった大阪鉄工所は、1879(明治12)年にキルビー商会支配人のイギリス人E.H.ハンターによって創設された。約1万㎡の敷地を持つ工場であったが、急増する需要にこたえるため、1898年、海に近い大阪市此花区桜島に移転し、現在の日立造船所へと発展した。
所在地:大阪府大阪市此花区西九条七丁目2春日出橋南詰(市バス「此花区役所前」下車南東約800m)




東大寺水無瀬荘園跡

東大寺領水無瀬荘園跡は、現在の島本町広瀬・東大寺にあたるとされ、天平勝宝年間(749~757)に、聖武天皇の勅によって成立した、大阪府内で最も古い荘園の1つである。当時の荘園を描いた「摂津国水無瀬絵図」は、東大寺領の墾田図で、天平勝宝8(756)年の年紀が記された正倉院最古の絵図の1枚である。荘園は天王山と淀川に挟まれた低湿地にあり、面積は、わずか2町4反64歩(約2万9千㎡)であった。荘園としては小規模で、生産性はさほど高くない。この荘園が東大寺領になったのは、水無瀬が淀川水系によって、京都奈良に通じる水陸交通の要衝に位置し、播磨(現、兵庫県)・阿波(現、徳島県)・周防(現、山口県)・伊予(現、愛媛県)などの荘園から、年貢を東大寺へ輸送する際、中継地の役割をになったことが考えられる。平安時代末期から鎌倉時代にかけて、荒廃田の再開発が進み、1214(建保2)年には、荘園の面積が約3.2倍となった。この間、荘園を巡る東大寺と国司の争いが絶えず、平安時代を通じて国司に税免除を要求した文書が30通近く残されている。戦国時代になると、荘園は東大寺の直接支配から離れて代官請負制になり、最終的に荘園は私領化され、消滅した。現在は「東大寺」という名だけが残されている。
所在地:大阪府三島郡島本町東大寺3


離宮八幡宮

離宮八幡宮は京都府乙訓郡大山崎町にある神社。
○概要
石清水八幡宮の元社にあたる神社。八幡大神を祭神とする。貞観元年(859年)に清和天皇が、神託により国家安泰のため宇佐神宮から分霊し平安京の守護神として奉安することとし、その時に九州に使わされた大安寺の僧行教が帰途山崎の津(当時の淀川水運の拠点港)で神降山に霊光を見、その地より石清水の湧いたのを帰京後に天皇に奏上したところ、国家鎮護のため清和天皇の勅命により「石清水八幡宮」が建立された。その後、嵯峨天皇の離宮「河陽(かや)離宮」跡であったので社名を離宮八幡宮とした。また、貞観年間に神官が神示を受けて「長木」(てこを応用した搾油器)を発明し荏胡麻(えごま)油の製造が始まったことから、日本における製油発祥地とされる。その後「大山崎油座」の制度で荏胡麻油の販売権を独占して、多くの兵火に焼かれながらも江戸時代まで栄えた。しかし、幕末「禁門の変」時に長州藩屯所が山崎にあったため、攻撃を受けて多くの商家とともに焼失。廃藩置県により社殿のすぐ西から大阪府に割譲し、さらに1871年(明治4年)に境内北側を国策による鉄道事業にささげ、境内はさらに縮小した。
○基本情報
祭神 : 応神天皇、神功皇后、酒解大神、比売三神
創建 : 859年(貞観2年)
社格 : 旧府社
本殿の建築様式:八幡造
○祭事
4月3日:日使頭祭(ヒノトウサイ)
9月15日:例祭
○境内外社
武内社、天照皇太神社、蛭子神社、鹿島神社、気比宮、 高天宮神社、小禅師宮、勝手神社、腰掛天神社、高良社など
○年表
<>は関連事項
859年 : 貞観元年(859)に石清水八幡宮として創建。
1864年(元治元年):禁門の変で被災。
1868年(明治元年)3月:<神仏分離令>
1871年(明治4年)5月14日:<社格制度制定>
1945年(昭和20年)12月15日:<神道指令>
1986年:製油メーカーを中心として「油祖離宮八幡宮崇敬会」が設立される。
○文化財
・重要文化財
大山崎離宮八幡宮文書 24巻、1冊、1鋪、52通
・登録有形文化財(国登録)
本殿
拝殿
中門
透塀
手水所
高天宮神社
・その他
惣門-大山崎町指定文化財
東門-大山崎町指定文化財
塔心礎-大山崎町指定文化財
○交通
JR京都線 山崎駅 徒歩1分
阪急京都線 大山崎駅 徒歩3分
○所在地
京都府乙訓郡大山崎町大山崎西谷21-1

http://rikyuhachiman.org/






高津宮址

仁徳天皇の高津宮の所在地には江戸時代より諸説があり、現在も盛んに論争されています。当地の他、現大阪城、上町台地の北端、現難波宮などです。この碑は明治32年(1899)仁徳天皇1500年祭を記念し建立されたもので、その後道路拡張工事のため、現在地に移転しています。
所在地:大阪府大阪市天王寺区餌差町10番47号(高津高校の敷地内に石碑あり)




2015年9月12日土曜日

常照皇寺の紅葉2015

樹齢600年の「九重桜」や「御車返しの桜」など桜の名木があることで知られる常照皇寺には、「十二単」と称されているモミジがあります。静寂な境内に映える紅葉の美しさは訪れた人を魅了します。
所在地:〒601-0313京都府京都市右京区京北井戸町丸山14
開催期間:2015年10月下旬~11月下旬拝観時間/9:00~16:00
交通アクセス:JR「京都駅」から「周山行」のバス「終点」乗換~バス「山国御陵前」~徒歩7分、または名神高速道路「京都南IC」から車約1時間15分
問合せ先:常照皇寺075-853-0003

神田まつり(例祭)2015

200年以上の歴史を持ち池田市の秋の風物詩となっている「神田まつり」が開催されます。伊勢音頭を唄いながら「幟(のぼり)」と「額灯」がそれぞれ宮入りし、神輿渡御が行われます。
所在地:〒563-0043大阪府池田市神田4-7-1
開催期間:2015年10月24日~25日【1日目】だんじり巡行/13:30、額灯宮入/19:00【2日目】幟宮入/13:00、神輿渡御/14:0
交通アクセス:阪急宝塚線「池田駅」から徒歩15分
主催:八坂神社
料金:見物無料
問合せ先:池田市教育委員会生涯学習推進課072-754-6295

城南祭(もち祭)2015

城南祭は平安時代の末から盛大に行われていた歴史ある祭礼です。午前9時より本殿で祭典が執り行われた後、正午過ぎより、それぞれ重さ1.5t近くある3基の豪華な神輿の渡御が始まり、氏子区域を練り歩きます。夕刻になると、提灯と松明の明かりの中を、神輿が神社まで還御する壮観な様子を見ることができます。この祭りの別名である「もち祭」は、江戸時代に祭りに訪れた人々に、貴重な餅を惜しげもなくふるまった慣わしからきており、季語にもなっています。
所在地:〒612-8459京都府京都市伏見区中島鳥羽離宮町7
開催期間:2015年10月18日発輿/12:00~、還幸/16:00~18:00
交通アクセス:地下鉄烏丸線・近鉄「竹田駅」から徒歩15分または市バス「城南宮東口」下車、またはJR「京都駅」八条口からR’EXバス「油小路城南宮」(平日)・「城南宮前」(土日祝)下車
問合せ先:城南宮075-623-0846
http://www.jonangu.com/

上賀茂神社笠懸神事2015

戦場での実践的技であったとされる「笠懸神事」は、上賀茂神社で2005年に800年ぶりに行われて以来、毎年斎行されています。疾走する馬上から約5m離れた40cm四方の的を射る遠笠懸(とうかさがけ)と、地面低くに立てられた10数cm四方の的を射る小笠懸(こかさがけ)があります。小笠懸は、的が低く左右にあり、長い弓を素早く馬の頭上を越して、矢を番(つが)える高度な技術を要します。神事として行われるのは全国でも上賀茂神社だけといわれ、珍しく迫力ある笠懸を見ようと多くの観客が集まります。英語による解説もあります。
所在地:〒603-8047京都府京都市北区上賀茂本山339
開催期間:2015年10月18日13:00~
交通アクセス:地下鉄「北山駅」から市バス「上賀茂神社前」すぐ、またはJR「京都駅」から市バス約40分「上賀茂御薗橋」~徒歩5分
料金:見物無料、有料拝観席/500円
問合せ先:上賀茂神社075-781-0011
http://www.kamigamojinja.jp/

北野天満宮もみじ苑2015

北野天満宮の境内西側の御土居一帯に広がるもみじ苑は、例年11月になると鮮やかな紅葉に彩られます。史跡に指定されている御土居は、天正19年(1591年)に豊臣秀吉が洛中洛外の境界として、また水防として築いた土塁の一部が残ったもので、およそ250本の木のうち樹齢350年から400年とされるもみじが数本あり、歴史の古さを感じさせます。期間中は、和太鼓の演奏や、もみじ寄席などの奉納行事が催されます。
所在地:〒602-8386京都府京都市上京区馬喰町
開催期間:2015年10月25日~12月6日10:00~16:00、ライトアップ期間/11月14日~12月6日9:00~20:00※ライトアップは夕刻から
交通アクセス:JR嵯峨野線「円町駅」から(西ノ京円町バス停)市バス「北野天満宮前」すぐ、またはJR「京都駅」から50・101系統のバス「北野天満宮前」すぐ
主催:北野天満宮
料金:大人700円、小人350円(茶菓子付)
問合せ先:北野天満宮075-461-0005
http://www.kitanotenmangu.or.jp/


布忍神社秋祭り2015

布忍神社は古来より布にまつわる言い伝えがあり、病気平癒・厄除けなどの神として崇められています。境内は屋台の出店などでにぎわいます。
所在地:〒580-0025大阪府松原市北新町2-4-11
開催期間:2015年10月14日~15日
交通アクセス:近鉄「布忍駅」下車
問合せ先:布忍神社072-334-7634
http://www.eonet.ne.jp/~nunose/

二尊院の紅葉2015

釈迦如来と阿弥陀如来の2つの本尊が寺名の由来となった天台宗の名刹二尊院は、「モミジの馬場」と呼ばれる参道が有名です。約100mの広い参道の両脇には、赤や黄色に染まった木々が圧巻で、参拝に訪れた人を迎えます。期間限定で夜間特別拝観とライトアップが行われます。
所在地:〒616-8425京都府京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27
開催期間:2015年10月下旬~12月上旬
交通アクセス:JR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」から徒歩20分
料金:拝観料500円
問合せ先:二尊院075-861-0687

吉田神社の紅葉2015

平安京を守る鎮守神として創建され、全国の神々を祀るお社「大元宮」がある吉田神社では、例年10月下旬から境内の木々が色づき始めます。特に本殿前、石階段、竹中稲荷社などで、赤や黄色の色鮮やかな紅葉を楽しむことができます。
所在地:〒606-8311京都府京都市左京区吉田神楽岡町30
開催期間:2015年10月下旬~11月下旬開門時間/9:00~17:00
交通アクセス:京阪「出町柳駅」から徒歩20分、またはJR「京都駅」から206系統「東山通北大路バスターミナル行」の市バス「京大正門前」~徒歩5分
問合せ先:吉田神社075-771-3788
http://www.yoshidajinja.com/


貴船もみじ灯篭2015

京都の奥座敷、鞍馬山の鴨川水源地に鎮座する貴船神社で、「貴船もみじ灯篭」が開催されます。本宮、結社、奥宮、境内をはじめ奥宮へ続く参道や、貴船料理旅館街、叡山電車の市原駅から二ノ瀬駅間(約250m)の「もみじのトンネル」がライトアップされます。見頃を迎えた艶やかな紅葉がやわらかな灯篭の光に浮かび上がり、昼間とは一味違った風情のある景観が楽しめます。
所在地:〒601-1112京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
開催期間:2015年11月7日~29日日没~20:30
交通アクセス:叡山電車「貴船口駅」から徒歩30分もしくは33系統の京都バス「貴船」~徒歩5分、または地下鉄烏丸線「国際会館駅」から52系統の京都バス「貴船口」乗換~33系統の京都バス「貴船」~徒歩5分
問合せ先:貴船観光会075-741-4444


もみじまつり2015

三千院の往生極楽院を中心にヤマモミジが朱色に染まるなか、恒例の「もみじまつり」が開催されます。池泉回遊式庭園の有清園では、杉木立越しに広がる紅葉と青苔のコントラストが見事な景観を織り成します。
所在地:〒601-1242京都府京都市左京区大原来迎院町540
開催期間:2015年11月上旬~下旬
交通アクセス:地下鉄烏丸線「国際会館駅」から京都バス「大原」~徒歩10分、またはJR「京都駅」から京都バス「大原」~徒歩10分
料金:拝観有料
問合せ先:三千院075-744-2531
http://www.sanzenin.or.jp/


お火焚祭2015

恵美須神社では、無病息災、家内安全、商売繁盛を祈願し、午後2時より「お火焚祭」の祭典が執行されます。氏名を書いた片木(へぎ)のお焚きあげが行われ、湯立神楽も奉納されます。当日の参拝者には、その年とれた米で造られた御神酒「白酒」がふるまわれます。
所在地:〒605-0811京都府京都市東山区大和大路四条南
開催期間:2015年11月16日
交通アクセス:京阪「祇園四条駅」から徒歩6分、または地下鉄東西線「三条京阪駅」から徒歩15分、またはJR「京都駅」中央口から17系統の市バス「河原町松原」~徒歩8分
問合せ先:恵美須神社075-525-0005
http://www.kyoto-ebisu.jp/nenkan.html

時代祭2015

祇園祭、葵祭とともに京都三大祭の一つに数えられる「時代祭」が行われます。1895年(明治28年)、平安神宮創建を奉祝する行事として始まり、京都御所建礼門前から烏丸御池、河原町三条、平安神宮までを練り歩く「時代風俗行列」が有名です。明治維新から延暦時代まで、時代ごとの衣装を纏った20列、2000人による行列は、長さ2kmにおよび、華やかな一大時代絵巻が繰り広げられます。
開催期間:2015年10月22日12:00~16:00頃※雨天の場合は翌日に順延
開催場所:京都市京都御所建礼門前~烏丸御池~河原町三条~平安神宮
交通アクセス:JR「京都駅」からそれぞれバス・地下鉄乗り換え(京都御所まで/JR「京都駅」から地下鉄烏丸線「今出川駅」下車、平安神宮まで/JR琵琶湖線「山科駅」から地下鉄東西線「東山駅」~徒歩10分、またはJR「京都駅」から5系統のバス「岡崎公園 美術館・平安神宮前」~徒歩5分)
主催:平安神宮
料金:見物無料(有料観覧席あり)
問合せ先:平安神宮075-761-0221

2015年9月10日木曜日

江戸堀コダマビル

間口7.9mの南北に長い敷地に北面道路から退いて建つ。鉄筋コンクリート造、地上3階地下1階建、塔屋付で、外観はスパニッシュスタイルとする。光庭を中核として、地階から屋上まで立体的なプランニングをなす。都市型住宅の好例である。
構造及び形式等:鉄筋コンクリート造地上3階地下1階建、建築面積111㎡、塔屋付
建築年:昭和10年
所在地:大阪府大阪市西区江戸堀1-10-26




平岡八幡宮お火焚祭2015

平岡八幡宮では毎年11月23日の神事に引き続き「お火焚祭」が行われ、奉納された祈祷木や絵馬が焚きあげられます。参拝者には御神酒、まんじゅう、ミカンなどが配られます。ご神体である僧形八幡神像の一般公開(10時~16時)もあります。
所在地:〒616-8271京都府京都市右京区梅ヶ畑宮ノ口町23
開催期間:2015年11月23日14:00~
交通アクセス:JR嵯峨野線「円町駅」またはJR「京都駅」から西日本JRバス「平岡八幡」~徒歩3分、またはJR嵯峨野線「二条駅」から市バス「平岡八幡前」~徒歩3分
問合せ先:平岡八幡宮075-871-2084

2015年9月8日火曜日

清水猛商店

船場によく見られる大大阪時代のユニークな近代建築の1つに見えるが、実はこの3階建ては木造。「かぐ室内装飾」と看板を掲げた店舗のおくには通り庭があり、更に奥には純和風の3階建住宅の居住等が続く。つまり清水猛商店は店舗のデザインこそ洋風であるが、全体の後世と生活スタイルは、典型的な町屋の表屋造りで、船場の商家が町屋から西洋建築へと移行する過渡期を示す貴重な事例といえる。これを設計したのは当時住友工作部に所属していた小川安一郎。小川は特に室内装飾を得意とし、住友ビルディングでもその手腕を振るった建築家である。建築年は1924年である。
所在地:大阪府大阪市中央区淡路町3-5-6





2015年9月6日日曜日

施福寺(槇尾寺)の紅葉2015

西国三十三所の第4番札所である施福寺(槇尾寺)には約200本のモミジがあり、背景となる山々とともに、赤く色づいた見事な紅葉を楽しめます。西国三十三所の中でも難所として知られ、山門から槇尾山の頂上付近に位置する本堂までの急な階段を登り切ると、晴れた日には岩湧山、金剛山まで見渡すことができます。御本尊の十一面千手千眼観世音菩薩も常時公開されています。
所在地:〒594-1131大阪府和泉市槇尾山町136
開催期間:2015年10月下旬~11月下旬
交通アクセス:JR阪和線「和泉府中駅」から「槙尾山口行」の南海バス約40分「槙尾中学校前」乗換~シャトルバス約10分「終点」~徒歩30分
料金:拝観料500円
問合せ先:施福寺(槇尾寺)0725-92-2332

高野街道まつり2015

河内長野駅前から三日市町駅前までを会場に、「高野街道まつり」が開催されます。河内長野市を南北に縦断する「高野街道」には歴史的、文化的な遺産が数多く存在します。河内長野駅周辺エリアでは、「手づくりにぎわい市」や地場農産物の販売をはじめ、なにわ伝統野菜のふるまいやフリーマーケットなどが行われます。高野街道エリアではスタンプラリーが、三日市町駅前エリアの「宿場市」では、地場旬産市や紀州高野街道名産市などが催されます。
所在地:〒586-0015大阪府河内長野市
開催期間:2015年10月25日10:00~16:00※雨天決行(荒天中止)
開催場所:河内長野駅周辺~高野街道~三日市町駅前
交通アクセス:南海高野線・近鉄長野線「河内長野駅」下車
主催:高野街道まつり実行委員会
問合せ先:河内長野市観光政策課0721-53-1111
http://kouyakaidou.kankou-kawachinagano.jp/

万灯院衣替え(紙衣さん)2015

紙衣仏が着ていた紙衣を新しくする「万灯院衣替え(紙衣さん)」が四天王寺で執り行われます。お堂にて紙衣を背に当ててもらうと、病気や臨終の時に不浄の世話を人にかけないと伝わり、多くの参拝客が訪れます。
所在地:〒543-0051大阪府大阪市天王寺区四天王寺1-11-18
開催期間:2015年10月10日8:30~16:00(受付は15:30まで)
交通アクセス:地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ケ丘駅」4番出口から南へ徒歩5分
料金:境内散策自由(一部有料)、祈祷料3000円~、特別祈祷料5000円~
問合せ先:四天王寺06-6771-0066
http://www.shitennoji.or.jp/

経供養2015

中国から日本に経典が伝来したことを記念して始まった舞楽法要の「経供養」が四天王寺で執り行われます。経堂の経典とあわせて、如法写経会で書写された経文が奉納され、供養されます。昔、この舞は非公開であったため、“見えない”の意味と、“太子殿の掾(えん)の下で舞う”ことから「掾の下の舞」と呼ばれます。
所在地:〒543-0051大阪府大阪市天王寺区四天王寺1-11-18
開催期間:2015年10月22日13:00~
交通アクセス:地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ケ丘駅」4番出口から南へ徒歩5分
主催:四天王寺
料金:観覧無料、境内散策自由(一部有料)
問合せ先:四天王寺06-6771-0066
http://www.shitennoji.or.jp/

2015年9月5日土曜日

国産ビール発祥の地

わが国におけるビールの醸造は幕末に横浜で外国人がおこなっていたが,日本人の手によるものとしては,澁谷庄三郎がこの地で醸造したのが最初といわれている。当初は大阪通商会社で,明治四年(1871)に計画された。これは外国から醸造技師を招いた本格的なものだったが,実現には至らなかった。この計画を通商会社の役員のひとりであり,綿問屋や清酒の醸造を営んでいた天満の澁谷庄三郎が引継ぎ,明治五年三月から,このあたりに醸造所を設け,ビールの製造・販売を開始した。銘柄は「澁谷ビール」といい,犬のマークの付いたラベルであった。年間約三二~四五キロリットルを製造し,中之島近辺や川口の民留地の外国人らに販売した。
所在地:大阪府大阪市北区堂島1丁目






2015年9月2日水曜日

西宮まつり2015

福の神、商売の神として知られ、「えべっさん」の名で親しまれている西宮神社の秋祭りは、毎年9月21日から3日間にわたり開催されます。21日は宵宮祭、奉納演芸会が、22日は例祭、稚児行列、こども樽みこしなどの行事があります。23日は、古儀に則り約300人の氏子らが日本伝統の装束で練り歩く「陸渡御」が見どころとなっています。海では、えびす様を載せた御座船を中心に神幸する「海上渡御」が執り行われます。
所在地:〒662-0974兵庫県西宮市社家町1-17
開催期間:2015年9月21日~23日【21日】宵宮祭、奉納演芸会【22日】例祭、稚児行列、こども樽みこし【23日】渡御祭(陸渡御、海上渡御)
交通アクセス:阪神「西宮駅」から徒歩5分、またはJR神戸線「さくら夙川駅」から徒歩10分、またはJR神戸線「西宮駅」南出口から南西へ徒歩15分
主催:西宮まつり協議会
問合せ先:西宮神社0798-33-0321
http://nishinomiya-ebisu.com

生田神社秋祭2015

稚日女尊(わかひるめのみこと)を祀る生田神社では、毎年9月19日~23日の5日間にわたり秋祭が開催されます。“文化芸術のお祭り”とも称されるほど、奉納演目の完成度が高く、観世流藤井定期能楽会による薪能が催されることで有名です。2015年は狂言「仏師」、能「杜若」が上演されます。献茶祭や献華祭のほか、雅楽の夕べや奉納武道が無料で鑑賞できます。
所在地:〒650-0011兵庫県神戸市中央区下山手通1-2-1
開催期間:2015年9月19日~23日【19日】古式祭、生田薪能【20日】氏子奉幣祭、二ノ鳥居竣工通り始め式【21日】献華祭、奉納武道【22日】献茶祭、雅楽の夕べ※いけばな展21日~22日
交通アクセス:JR神戸線「三ノ宮駅」西口または阪神・阪急・地下鉄「三宮駅」から徒歩10分
料金:薪能/有料
問合せ先:生田神社078-321-3851
http://www.ikutajinja.or.jp/


高浜砲台跡

この砲台は慶応2(1866)年10月淀川の守りとして幕府の命により対岸の樟葉砲台とともに築かれたものです。周囲約180m高さ約2.5mの堅固なものであったようです。高浜は藤堂藩が守備し対岸の樟葉砲台は酒井藩が守っていました。慶応4年正月、鳥羽伏見の戦いに敗れ樟葉まで退いていた旧幕府軍に対し、新政府型に帰順した藤堂藩は砲撃を仕掛けました。樟葉も応戦しましたが撤退することになりました。砲台跡は広瀬との境界付近にあり、現在は河川敷ゴルフ場になっています。
所在地:大阪府三島郡島本町高浜1-14


梶原1里塚跡

この地は、旧梶原村の東端に位置し、かつて、榎を植えた1里塚が設けられていた。1里塚とは、1里(約4㎞)ごとに街道の道のりの目印としたもので、高槻市外では、旧芥川宿との2箇所にあり、今も芥川1里塚は現存する。文化元(1804)年発行の「浪華講定宿帳」には、「1里塚前、茶屋兵七」の名がみえ、当地周辺に旅籠があったものと見られる。なお堂内の地蔵尊は、かつて淀川沿いの中村にあり、度重なる水害から守り継がれてきたもので、「水あがりの地蔵さん」とも呼ばれ親しまれている。
所在地:大阪府高槻市梶原


安満古墳群と安満宮山古墳

○安満古墳群
6世紀後半?7世紀の群衆墳。40数基の横穴式石室をもつ古墳が確認されている。
所在地:大阪府高槻市安満御所の町(高槻市公園墓地内)とその周辺
○安満宮山古墳
安満宮山古墳は大阪府高槻市安満御所の町にある高槻市の公園墓地内にある古墳時代初期の遺跡。墓地を拡張するために事前に行った発掘調査によって、下記の貴重な出土品があり、現在「青龍三年の丘」として復元整備され一般に公開されている。
・概要
所在地:大阪府高槻市安満御所の町(高槻市公園墓地内)
埋葬者:不明
築造時期:古墳時代前期初頭
墳形:長方形墳
規模:全長約20m
埋葬部:構築墓抗(箱形木棺を盛土で積み上げた墓式。)
出土遺物:青銅鏡5面(魏の年号「青龍三年(235年)」銘鏡・三角縁神獣鏡をふくむ)
ガラス小玉1600個余り
鉄製品(鉄刀・鉄斧)
出土品は一括して国の重要文化財に指定されている。

・備考
出土品の中に青龍三年の銘鏡及び三角縁神獣鏡が出土したことから、それらの銅鏡が邪馬台国の女王卑弥呼が魏から贈られた「銅鏡百枚」の一部とする説もある。
・交通
JR西日本東海道本線高槻駅から高槻市営バス上成合行きで、磐手橋下車後公園墓地を登って徒歩25分?30分。ただし、お盆・彼岸には市営墓参バスが運転されるため、すぐ横までバスで行ける。