2020年9月22日火曜日

帝塚山町屋

みなさま一度は訪れたり、メディアで目にして焦がれた事があるのでは無いでしょうか?京の街などで見ることが出来る、町屋改装型の店舗。町屋自体は探せば有るには有るのです。ただ、なかなか空きが出ない上に、それなりに老朽化も進んでいる為・・・残念ながら、その数は減っているのが現状です。この建物も元はそんな戸建の一つでしたが、黒く塗装した外壁で凛々しさを、白木の持ち味を活かした建具で清清しさを醸し出した、男前な面持ちに見事に生まれ変わりました。あとは照明やサインで上手にノスタルジーを出したいところ。
所在地:大阪市住吉区帝塚山西4丁目4-41
種別:一戸建て
交通:南海本線「粉浜」駅 徒歩5分/阪堺電軌上町線「帝塚山四丁目」駅 徒歩4
 

 
 


 
 

 

 

 

 

 

苅田の大楠

苅田の鎮守様は、草津大歳神社といい、現在の苅田福祉会館のある場所に鎮座していた。大阪市の保存樹に指定されている「苅田の大楠」はご神木。民有地内にあり近づきにくいものの、巨木ゆえに公道上から容易に望見でき、隣接の西光寺とともに特徴的な景観を呈している。大阪市の保存樹として知られており、良好な状態で維持されている。
所在地:大阪府大阪市住吉区苅田6丁目10番12号

 

 

 

南海電鉄玉出変電所


 岸里玉出駅すぐ近く、高野線に乗車していると、ちょっと気になる煉瓦作りの建物がありますね。こちらは、玉出変電所という現役の変電所で、南海高野線や阪堺電車に電力を送っています。竣工は1911(明治44)年12月で、見るからにとても歴史を感じる建物ですね。
◆所在地:大阪市西成区玉出東1-12
◆交通:南海電車高野線「東玉出」駅/南海本線「岸里玉出」駅下車徒歩3分

 



 

 

 

 

木下家住宅

「住吉街道」沿いに建つ大壁造りの漆喰壁の町家建築で、二階部分に虫籠窓が見られる。虫籠窓は角材に荒縄を巻いて土で塗り込んだもの。虫籠窓にはさまざまな説があり、防火目的と心理的な効果が狙いといわれている。また、二階造りの表を美しくみせるために生み出されたとも言われている。住吉街道沿いの古民家であり、往時を偲ぶ建物として貴重である。保存状態もたいへん良い。間口が長い江戸末期の日本家屋であり、黄味がかった漆喰壁に虫籠窓が特徴的である。

所在地:大阪府大阪市住吉区上住吉1丁目8番28号

  



閻魔地蔵尊

地蔵が閻魔大王に化身したもので、難波の浜から背負って運んで来たが、この地で急に重くなり一歩も進めなくなったという。冥土の苦界六道の辻が、今では1本増えて七道の辻となっている。

所在地:大阪府大阪市住吉区東粉浜3丁目5番11号





観心寺の紅葉2020

観心寺では、例年11月上旬になると国宝に指定されている金堂などが、赤のモミジや黄色のイチョウで美しく彩られます。春は桜の名所としても知られ、関西花の寺二十五番霊場にも数えられます。
所在地:〒586-0053大阪府河内長野市寺元475
開催期間:2020年11月上旬~12月上旬9:00~16:30
開催場所:観心寺
交通アクセス:近鉄長野線・南海高野線「河内長野駅」から南海バス約15分「観心寺」下車
料金:入山拝観有料/大人300円、小中学生100円
問合せ先:観心寺0721-62-2134

http://www.kanshinji.com/

 


 

帝塚山スタジオ(市川家住宅)

「帝塚山スタジオ・市川恵子フラメンコ舞踊研究所」として知られる。漆喰の壁と木がフラメンコに最適なことから、土蔵を本格的なフラメンコスタジオに再生使用している。母屋の2階部分が洋館で和洋折衷を採り入れた造りは帝塚山地域でも非常に珍しい。土蔵や和洋折衷を取り入れた建物の造りから歴史や文化を感じる。和風住宅の2階にスペイン風洋館が載る和洋折衷の家屋と、フラメンコの練習場として利用されている土蔵とが、程よくマッチしてよい雰囲気を醸し出している。帝塚山地域の文化を感じさせる建築物である。
所在地:大阪府大阪市住吉区帝塚山西4丁目4番39号

大田家の土蔵

この土蔵は油屋を営んでいた太田家の製品を貯蔵するために、天保11年(1840)に築造されました。現存すつ土蔵としては最も古い蔵です。
所在地:〒558-0045大阪府大阪市住吉区住吉1丁目10−13

真宗大谷派西光寺

真宗東本願寺派の末寺で、的場山と号す。阿弥陀仏を本尊とする。的場才門太郎というものが、正安年間(1299-1301)浄土真宗に帰依し本寺を草創したと伝えられる。弘冶年間(1555-1557)にいたって西光寺という寺号を称した。当時の住職浄円が中興の祖とされている。古くからの歴史を有し、門構えとひときわ高い搭状の建築、屋根瓦に特徴がある。土塀や門に囲まれているが、前面街路から楼閣や鐘楼が見え、隣接する苅田の大楠とともに、特徴的な景観を呈している。


所在地:大阪府大阪市住吉区苅田6丁目10番5号

 

 

 

 


上田家住宅

明治43年(1910年)の建築、瓦葺き切妻屋根、出格子や駒寄せなどの伝統的な町屋の形態を持っている。HOPEゾーン事業のまちなみ修景補助制度により、改修された。昔の住吉らしいまちなみの面影が感じられる。HOPEゾーン事業により、瓦葺き屋根、出格子などの伝統的な町家の形態を保ちつつ修復された町家である。保存状態がきわめて良く、明治時代の町家建築を今に伝える建物として、たいへんに貴重である。


所在地:大阪府大阪市住吉区住吉1丁目5番20号


 

2020年9月21日月曜日

万代池公園

阪堺電気軌道上町線の帝塚山3丁目駅から東へ歩いて数分。周囲約700メートルの万代池を中心に広がる総面積4.3haの公園。昭和2年(1927)に発行された住吉村誌によると、その昔、万代池には不思議な魔物が住み、人々を悩ませていたが、聖徳太子が四天王寺から人を遣わし、お経をあげさせたところ、魔物は現れなくなった。その時、あげた経が曼陀羅(まんだら)経だったことから、当初は曼陀羅池と呼ばれていたが、いつの間にかその名が訛り、萬代池(まんだいいけ)になったという。現在の万代池公園は子供向けの遊具などが置かれ、ラジオ体操やウォーキングなどを楽しむ市民の憩いの場。桜の時期には地元の花見客でにぎわい、冬はやってくる渡り鳥めあてに野鳥ファンが集う。
所在地:〒558-0055大阪府大阪市住吉区万代3丁目
TEL:06-6691-7200
営業期間休業:なし
料金備考:無料







蔵のある住宅

大歳神社から国道479号線に向かうとすぐ左手に見られ、白壁と板壁の珍しい造りをしている。白壁と板壁の蔵、カイヅカイブキの古木、和風とモダンの住宅が美しく調和している。白壁よりも板壁の部分が多い珍しいデザインであり、保存状態も良い。同じ敷地内にある居宅も、和洋折衷の面白い建築である。歴史の変遷の名残をとどめた景観である。

所在地:大阪府大阪市住吉区墨江1丁目5番14号

寺岡砦跡

この付近は南北朝?戦国時代にかけて畠山・三好・細川・桃井、各氏間の合戦が繰り広げられた場所で砦が築かれていた場所といわれています。詳しいことは不明だが神須牟地神社付近にあったらしい。境内にも、近くにも、何も無い。もともと環濠集落から地元郷士が館を構えたものと推測される。
所在地:大阪府大阪市住吉区長居西2-1-4(神須牟地神社)

 

WILL帝塚山

第22回(2002年)大阪まちなみ賞(大阪都市景観建築賞)奨励賞受賞。小さい限られた敷地の中で、外には近隣に開かれたギャラリーを角地に持ち、住人には中庭の古い立木を囲んだ共有空間を提供している。先代からの既存の土蔵や庭石を生かした試みは、ともすれば崩れゆく風致地区周辺の住宅地の中で、美しく心地良い凛とした存在になっている。マンションの建設に際して、以前からあった土蔵や庭石を生かしている。マンション住民は土蔵の外観や庭石を眺めて心を和ませることができる。周辺住民も土蔵を改造したギャラリーに、地域の歴史を感じることができる。
所在地:大阪府大阪市住吉区帝塚山中4丁目10番14号

 




 

 

2020年9月20日日曜日

梅谷歯科医院

木造3階建て。大阪下町において、洋風の意匠を積極的に取り入れた大正期建築の好例ということで登録有形文化財に登録されている。設計施工共に宮大工ではないかといわれている。建築時期は1923(大正12)年頃である。
所在地:大阪府大阪市西成区天下茶屋3-16-16
 





住吉子安地藏寺

地蔵寺は承応3年(1654年)に僧承圓(しょうえん)が建立したという天台宗の寺院である。本尊の地蔵菩薩は、伝教大師作と伝えられ、地元では子安さんと親しまれている。平安時代の木造地蔵菩薩立像の優品で、大阪市指定有形文化財に指定されている。門前に百度石、門内に五大力尊像がある。それほど目立つ寺院ではないが、気楽に入ることができる歴史的名所であり、まち歩きのポイントにもなっている。本尊の地蔵菩薩は、地元では子安さんと親しまれており、大阪市の指定有形文化財に指定されている。

所在地:大阪府大阪市住吉区墨江1丁目6番7号


 

旧大阪府女子専門学校

現在の大阪府立大学(旧大阪女子大学)の建物である。設計建築共に不詳である。1924(大正13)年建設である。
所在地:大阪府大阪市住吉区帝塚山東2-1-41


 

2020年9月6日日曜日

流鏑馬神事<2020年は関係者により神事のみ斎行され、流鏑馬は中止となりました>

<2020年は関係者により神事のみ斎行され、流鏑馬は中止となりました>大阪天満宮の秋大祭で行われる流鏑馬神事は、元和元年(1615年)に松平忠明公が大坂城主として入城後、幕命により乗馬を神事に供したことに始まるとされます。室町時代の狩装束の騎者が、馬上から半弓で的を打ち破ります。
所在地:〒530-0041大阪府大阪市北区天神橋2-1-8
開催期間:2020年10月25日<関係者により神事のみ斎行され、流鏑馬は中止となりました>15:00頃~
開催場所:大阪天満宮
交通アクセス:JR東西線「大阪天満宮駅」から徒歩3分
問合せ先:大阪天満宮06-6353-0025
https://osakatemmangu.or.jp/

方違神社秋祭<2020年は神事のみ斎行され、稚児行列、蒲田太鼓、宮入は中止となりました>

<2020年は神事のみ斎行され、稚児行列、蒲田太鼓、宮入は中止となりました>五穀豊穣に感謝する方違神社の秋祭では、3日間にわたり、さまざまな神賑行事が斎行されます。宵宮には、氏子町内からの稚児行列が宮入するほか、すずめ踊りや堺太鼓が見どころとなっています。宵宮と本宮の両日に、蒲団太鼓も勇壮な姿を見せ、多くの人で賑わいます。
所在地:〒590-0021大阪府堺市堺区北三国ヶ丘町2-2-1
開催期間:2020年9月19日~21日<神事のみ斎行され、稚児行列、蒲田太鼓、宮入は中止となりました>
開催場所:方違神社
交通アクセス:JR阪和線「堺市駅」から徒歩15分もしくはバス約5分「方違神社前」下車
主催:方違神社
問合せ先:方違神社072-232-1216

庄内神社秋祭<2020年は神事のみ実施。太鼓、神輿、露店は行われません>

<2020年は神事のみ実施。太鼓、神輿、露店は行われません>庄内地区氏子を挙げての大祭が行われます。太鼓十数基や子供神輿が町中を巡行し、特に16日と17日夜の、太鼓を担いで宮入りする姿は勇壮です。2日間とも30店ほどの露店が並びます。
所在地:〒561-0833大阪府豊中市庄内幸町5-22-1
開催期間:2020年10月16日~17日<神事のみ実施。太鼓、神輿、露店は行われません>  ※2020年は17日9:00からの神事のみ実施。
開催場所:庄内神社
交通アクセス:阪急宝塚線「庄内駅」から徒歩15分、またはJR「大阪駅」もしくは阪急「大阪梅田駅」から「上津島行」の阪急バス「島江」~徒歩2分
主催:庄内神社、庄内神社秋祭実行委員会
料金:見物無料
問合せ先:庄内神社社務所06-6331-1287

片山神社

素盞嗚尊を主神とする片山神社は元禄5(1692)年の記録に片山村牛頭天王社と記載され、旧片山村(片山・原・山の谷・出口)の産土神として祀られてきました。文化10(1813)年建立の常夜燈が残されています。 大和時代から平安時代に須恵器や瓦を作っていたこの地の人々が素盞烏尊をまつったのが神社の始まりといわれる。片山公園を含む広大なエリアは元は境内だったそうです。
所在地:大阪府吹田市出口町3-3