2012年12月28日金曜日

玉祖神社

祖神社は、大阪府八尾市神立にある神社。 八尾市東部・高安地区(恩智地区を除く旧高安郡13ヶ村)の氏神である。高安大明神ともいう。旧社格は郷社。
○歴史
710年(和銅3年)、周防国の玉祖神社から分霊を勧請したもので、その際、住吉津から上陸し、恩智神社に泊まった後、現在地に祀られたとされている。天明玉命(櫛明玉命)を祭神とする。 現在の社殿は、1725年(享保10年)の再建とされている。かつては神宮寺として「薗光寺竹之坊」が参道の石段下の脇にあったが、明治維新後の神仏分離により廃寺となった。2010年(平成22年)には鎮座1300年にあたり、そのための盛大な祭が行われた。
○概要
社宝にかつての御神体とされていた木造の男女神坐像があり、1965年(昭和40年)に大阪府重要美術品に指定されている。また、平安時代の歌人・在原業平が使用していたとされる笛が伝わっている。参道の石段の脇に大きなクスノキが生えている。1949年(昭和24年)に大阪府の天然記念物に指定されている。毎年7月中頃(15日、16日に近い土日)には各地区から布団太鼓が出て祭礼が行われている。本神社の少し北側を大阪市の玉造を起点とする十三街道が通り、かつては交通の要所となっていた。神社すぐ横で、神立茶屋辻付近から大字服部川の神光寺付近まで南北に通る農道(八尾農免道)の新設・拡張工事が行われていたが2010年に竣工している。
○所在地
大阪府八尾市大字神立443番地
○例祭
7月中頃(夏例祭)、10月10日(秋例祭)

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