2016年11月27日日曜日

中山寺ねはん会2017

西国三十三所の第二十四番札所として知られる中山寺で、毎年恒例のねはん会が営まれます。大ねはん図の御開帳(2月11日~18日)が行われます。本尊の十一面観音立像をはじめ複数の重要文化財があるほか、約500体以上の羅漢が安置されている羅漢堂など、寺内は見どころ多数です。
所在地:〒665-8588兵庫県宝塚市中山寺2-11-1
開催期間:2017年2月15日
交通アクセス:阪急宝塚線「中山観音駅」から徒歩1分、またはJR宝塚線「中山寺駅」から徒歩10分
主催:中山寺
問合せ先:中山寺0797-87-0024
http://www.nakayamadera.or.jp/


中山寺星祭節分会2017

古くから伝わる中山寺の追儺式(一年の災いを払う儀式)は、宝塚歌劇団生扮する観音様に、貪(とん)、瞋(じん)、痴(ち)3匹の鬼が諭されて、福、禄、寿の善神に変わる様を音楽法要として現代風にアレンジしたもので、午後から2回行われます。宝塚歌劇団生を福娘、関西の各界で活躍している方々を福男として豆まき式も催されます。その年の当たり星をお祭りし、悪い年は悪事災難を免れるように、良い年は一層良くなるように祈祷する「節分開運星祭(星祭特別祈祷)」が斎行され、申込者には御札が授けられます。
所在地:〒665-8588兵庫県宝塚市中山寺2-11-1
開催期間:2017年2月3日13:00~、15:00~
交通アクセス:阪急宝塚線「中山観音駅」から徒歩1分、またはJR宝塚線「中山寺駅」から徒歩10分
主催:中山寺
問合せ先:中山寺0797-87-0024
http://www.nakayamadera.or.jp/

六甲八幡神社厄神祭2017

六甲八幡神社の「厄除大祭」は、氏子からは厄神祭(やくじんさい)と呼ばれ、親しまれています。両日で約10万人の参拝客で賑わい、境内と参道には百数十軒の出店が並びます。男性(42歳)と女性(33歳)の厄年にあたる人々のほか、家内安全や商売繁盛を願い、厄除の破魔矢を求める人々も多く、2日間で約1万体が授与されます。19日の22時からは湯立の神事が行われます。
所在地:〒657-0051兵庫県神戸市灘区八幡町3-6-5
開催期間:2017年1月18日~19日 湯立の神事/19日22:00~
交通アクセス:阪急「六甲駅」すぐ、またはJR神戸線「六甲道駅」から徒歩10分
問合せ先:六甲八幡神社078-851-7602


長田神社古式追儺式節分祭2017

長田神社の追儺式は室町期から続く神事で、神々のお使いとして“鬼”が登場します。7匹の鬼が松明の炎で種々の災いを焼き尽くし、太刀で寄り来る不吉を切り捨て、一年間の無病息災、家内安全を願って踊ります。参拝者は、松明の灰をかぶることにより祓を受け、松明の燃え残りを家の入口に吊るして除災招福を願います。県の無形民俗文化財に指定されています。
所在地:〒653-0812兵庫県神戸市長田区長田町3-1-1
開催期間:2017年2月3日節分祭/13:00~、追儺式神事/14:00~
交通アクセス:地下鉄「長田(長田神社前)駅」または阪神鉄道神戸高速線「高速長田駅」から徒歩5分、またはJR神戸線「兵庫駅」から4系統「大日丘住宅前行」のバス約10分「長田神社前」すぐ
主催:長田神社
料金:境内散策自由
問合せ先:長田神社078-691-0333
http://nagatajinja.jp/html/

初三宝荒神大祭(初荒神)2017

一年で最初の例祭が清荒神清澄寺で荘厳に執り行われ、大般若経転読法要が営まれます。28日の法要では、山伏、伶人による奏楽も奉納されます。参道には飲食店や土産物店など、多くの露店が軒を連ね賑わいます。
所在地:〒665-0837兵庫県宝塚市米谷清シ1
開催期間:2017年1月27日~28日大般若経転読法要/27日10:00、28日10:00・14:00頃
交通アクセス:阪急宝塚線「清荒神駅」から徒歩15分、またはJR宝塚線「宝塚駅」から清荒神清澄寺駐車場まで定期路線バス運行あり(2月~12月の日祝のみ)
問合せ先:清荒神清澄寺0797-86-6641
http://www.kiyoshikojin.or.jp/

深高寺開運厄除祈願祭(星まつり)御祈祷会2017

深高寺で、無病息災を願う行事として「開運厄除祈願祭(星まつり)」が開催されます。住職と有志による寺院修法師7人の大祈祷会、祈祷御経頂戴が行われ、一年の無事を祈ります。豆まき、菓子まき、甘酒の接待もあります。※道路の降雪、積雪などにご注意ください。
所在地:〒679-3453兵庫県朝来市佐嚢1278
開催期間:2017年2月12日村祈祷/14:00~、本まつり/14:30~
交通アクセス:JR播但線「新井駅」から車約15分
主催:深高寺(有志)
料金:御祈祷申込の場合は必要
問合せ先:深高寺079-677-1136

市島十日恵比須祭り2017

市島恵比須神社の例大祭で、宵恵比須、本恵比須が毎年1月9日と10日に行われ、多くの参拝客で賑わいます。当日は氏子らにより甘酒がふるまわれます。
所在地:〒669-4324兵庫県丹波市市島町市島
開催期間:2017年1月9日~10日
交通アクセス:JR福知山線「市島駅」から徒歩5分
主催:市島自治振興会
問合せ先:丹波市観光協会かすが観光案内所0795-70-3501

えんま天供2017

無病息災、特に中風除けにご利益があるとされる中山寺の恒例行事「えんま天供」が行われます。ご祈祷済みの大根がいただけます。西国三十三所の第二十四番札所として親しまれています。
所在地:〒665-8588兵庫県宝塚市中山寺2-11-1
開催期間:2017年2月16日10:00~14:00頃
交通アクセス:阪急宝塚線「中山観音駅」から徒歩1分、またはJR宝塚線「中山寺駅」から徒歩10分
主催:中山寺
料金:祈祷有料
問合せ先:中山寺0797-87-0024
http://www.nakayamadera.or.jp/

湊川神社(楠公さん) 初詣2017

智、仁、勇の名将、楠木正成公が祀られる湊川神社は、国家安泰、情報業や流通業の発展、開運招福、厄除、家内安全にご利益があるとされ、正月三が日には例年約100万人以上が参拝します。元旦0時に初太鼓が打ち鳴らされると、一番祈祷が斎行され、巫女の神楽が奉納されます。続いて、歳旦祭(元旦7時~)、初日供祭(2日9時~)、元始祭(3日10時~)、氏子崇敬者繁栄祈願祭(7日11時~)が行われます。三が日は殿内の参拝が可能で、本殿の163点の天井画をゆっくりと拝観することができます。境内にはたくさんの露店も並びます。
所在地:〒650-0015兵庫県神戸市中央区多聞通3-1-1
開催期間:2017年1月1日~3日12月31日6:30~元日23:30、1月1日~3日/6:30~22:00
交通アクセス:JR神戸線「神戸駅」から山側へ徒歩3分、または阪急・阪神・山陽電鉄「高速神戸駅」からすぐ、または地下鉄「大倉山駅」「ハーバーランド」から徒歩5分
主催:湊川神社
料金:境内散策自由
問合せ先:湊川神社078-371-0001
http://www.minatogawajinja.or.jp/

2017南京町春節祭

南京町一帯で旧正月を祝う恒例のお祭りが行われます。中国の歴史上の人物「楊貴妃」や「孔明」「劉備」などに扮した一般参加者と実行委員たちによるパレードをはじめ、獅子舞などの伝統芸能が催されます。限定品や豪華景品が当たるポチ袋くじなども販売され、毎年多くの人で賑わいます。
所在地:〒650-0023兵庫県神戸市中央区栄町通1~2、元町通1~2
開催期間:2017年1月27日~29日11:00頃~20:00頃※1月22日/プレイベント
交通アクセス:JR神戸線「元町駅」・阪神「元町駅」から徒歩5分、またはJR神戸線「三ノ宮駅」または阪神・阪急「神戸三宮」もしくは地下鉄「三宮駅」から徒歩10分、または地下鉄「旧居留地・大丸前」から徒歩2分
主催:南京町春節祭実行委員会
料金:見物無料
問合せ先:南京町春節祭実行委員会事務局078-332-2896
http://www.nankinmachi.or.jp/

敏馬神社

敏馬神社は、神戸市灘区岩屋中町にある神社。式内社で、旧社格は県社。国道2号と 国道43号が東から西へ1本に重なる道路に北接する丘の上に鎮座する。阪神電鉄 岩屋駅の南東約150m。
○祭神
敏馬は、古く、?売、美奴売、三犬女、見宿女等の文字で書かれることもあった。現在は素盞嗚尊を主祭神とし、天照皇大神・熊野坐神を配祀しており、江戸時代までは「牛頭天皇」と称していた。本来の祭神はミヌメ神(美奴売神・敏馬神)であった。ミヌメ神はその神名から水神の弥都波能売神と同神とみられ、現在では境内社の水神社に弥都波能売神が祀られている。閼伽井あるいは三犬女清水と呼ばれる井戸がある。この女神の名を、敏馬とする説が有力。他に、柿本人麻呂の歌「玉藻刈る 敏馬を過ぎて 夏草の 野島の崎へ 舟近づきぬ」からの発想であろうか、藻塩を製造する時に使用する海松(ミル)からとする説もある。
○歴史
『摂津国風土記』逸文に当社創建に関する記述がある。神功皇后が新羅征伐に出発する際、川辺郡神前松原(現在尼崎市の神崎もしくは豊中)で戦勝祈願したとき、猪名川上流の能勢の美奴売山(大阪府豊能郡三草山)の神が来て、美奴売山の杉の木を切って船を作れば必ず勝利すると告げた。その通りにして勝利を納めた帰途、古代には南に突き出した岬となっていた当地の沖で船が動かなくなり、船上で占いをするとこれは美奴売山の神の意志であるとわかったので、そこに美奴売神を祀ったという。これはある程度史実を伝えている模様で、住吉大社神代記にも猪名川の女神と武庫川の女神が住吉大神の気を引くために、互いに競ったことが記されている。摂津国風土記逸文に、豊受大神が丹波国に遷座する前は、摂津国稲倉山(所在不明)に居たことが記されているが、この稲倉山は猪名川上流域(豊能郡?)にあったのではないかとの説がある。延喜式の玄蕃寮の項には、特に、新羅より賓客が来朝したとき、生田神社で醸した酒を、当地にてふるまったことが見える。難波の鴻臚館でも酒をふるまっているので、当地で酒をふるまうことは一種の儀式だった。延喜式神名帳では「摂津国八部郡 ?売神社」と記載され、小社に列している。都から現在の大阪を経て、西国に船で向かうときの最初の宿泊港であり、西国から都に戻る時、大和を意識させる生駒山などが見え出す地でもあることから、柿本人麻呂、大伴旅人、田辺福麻呂はじめ、多くの歌人によって、和歌が当地で詠まれた。江戸時代には、俳人の与謝蕪村も兵庫の北風家に立ち寄る途中、度々訪れている。西国街道(浜街道)に面していたので、様々な遊戯施設が設けられ、陸からも、海からも、参拝者が訪れ、賑やかであった。明治6年(1873年)8月に村社に列格し、昭和5年9月に県社に昇格した。昭和20年6月5日、戦災により社殿を焼失し、昭和27年に再建された。本殿のある丘の下に湧水があったが、阪神・淡路大震災で涸れてしまった。
○縁切りの神
古来より、この神社の前を、離縁を恐れて花嫁行列は通らない。女神が嫉妬するからだと言われているが、縁切りでも有名で、様々な縁切の方法が伝えられている。
○例祭
10月10日
○所在地
兵庫県神戸市灘区岩屋中町4-1-8




神戸文学館

神戸文学館(Kobe City Museum of Literature)は兵庫県神戸市灘区にある近代文学館。
○概要
阪神・淡路大震災からの文芸復興のため、神戸市が策定した「文化創生都市推進プラン」の一環として、2006年12月4日に開設された。近代に活躍した神戸ゆかりの小説家・詩人・文学者41人の原稿や所縁の品々等を時代ごとに区切りその時代の神戸の風景写真とともに常設展示する。また神戸を描いた文学者と作品についての展示も行っている。館建物は1904年に、関西学院初代チャペルとして建設(M・ウィグノール設計)され、後に神戸市立王子図書館、王子市民ギャラリーとして親しまれた歴史的建造物を使用する。登録有形文化財(2008年3月登録)。
○施設
常設展示ゾーン
「竹中郁コーナー」-竹中郁の書斎の一部を再現
企画展示ゾーン
神戸文学地図
セミナーエリア
神戸の本棚
○利用情報
開館時間 平日-10:00~18:00
土・日・祝日-9:00~17:00
休館日-水曜日(休日の場合はその翌日)、12月28日 ~ 1月4日
○交通アクセス
阪急神戸線王子公園駅徒歩5分
JR神戸線灘駅徒歩8分
阪神本線岩屋駅徒歩11分
○所在地
〒650-0838兵庫県神戸市灘区王子町3丁目1番2号

http://www.kobe-np.co.jp/info/bungakukan/index.html









2016年11月24日木曜日

堀川戎神社十日戎2017

堀川戎神社の「十日戎」は毎年1月9日から11日まで3日間夜通しで行われ、商売繁盛、福徳円満などを願う人々が吉兆を付けた福笹を求めて賑わいます。境内や参詣道は約500個におよぶ提灯で飾られ、周辺には200もの露店が立ち並びます。関西演芸協会のメンバーによる古典芸能の奉納(9日~11日)も行われます。
所在地:〒530-0047大阪府大阪市北区西天満5-4-17
開催期間:2017年1月9日~11日期間/9日6:00~11日24:00(3日間夜通し)
交通アクセス:地下鉄谷町線・堺筋線「南森町駅」から徒歩3分
主催:堀川戎神社
料金:境内散策自由
問合せ先:堀川戎神社06-6311-8626
http://www.horikawa-ebisu.or.jp/


節分厄除大祭星祭2017

節分にあたる2月3日に一年間の厄を祓う節分厄除大祭星祭が、道明寺天満宮で斎行されます。神事のあと出てくる鬼にむかって豆まきをし、鬼が退散すると終了となります。
所在地:〒583-0012大阪府藤井寺市道明寺1-16-40
開催期間:2017年2月3日祭典/18:30~、豆まき/19:00~
交通アクセス:近鉄道明寺線「道明寺駅」から徒歩3分
主催:道明寺天満宮
料金:無料
問合せ先:道明寺天満宮072-953-2525
http://www.domyojitenmangu.com/


尊鉢厄神除夜の鐘2016

厄除開運、家内安全のご利益で知られる尊鉢厄神釈迦院では、元日より除夜の鐘が撞かれ、一般の参詣客も参加することができます。厄神殿にて護摩が焚かれるほか、先着で甘酒の無料接待が行われます。
所在地:〒563-0024大阪府池田市鉢3-4-6
開催期間:2016年12月31日翌0:00~
交通アクセス:阪急宝塚線「池田駅」からバス「尊鉢」~徒歩7分
主催:釈迦院
問合せ先:尊鉢厄神釈迦院072-761-8761
http://www.sonpachi.com/

道明寺天満宮例祭(梅花祭)2017

菅原道真公の命日である2月25日に、道明寺天満宮で例大祭が行われます。この時期に見頃となる美しい梅の花が供えられることから、「梅花祭」とも呼ばれます。毎月25日に行われている骨董市も開催されます。
所在地:〒583-0012大阪府藤井寺市道明寺1-16-40
開催期間:2017年2月25日10:00~
交通アクセス:近鉄道明寺線「道明寺駅」から徒歩3分
主催:道明寺天満宮
料金:無料
問合せ先:道明寺天満宮072-953-2525
http://www.domyojitenmangu.com/


野崎観音除夜の鐘2016

慈眼寺で大晦日の23時頃から整理券が配られ、住職の撞く最初と最後の鐘以外の106回の除夜の鐘を、参拝客が撞くことができます。甘酒のふるまいもあります。
所在地:〒574-0015大阪府大東市野崎2-7-1
開催期間:2016年12月31日整理券配布/23:00頃~
交通アクセス:JR学研都市線「野崎駅」から東へ徒歩10分
料金:無料
問合せ先:野崎観音(慈眼寺)072-876-2324
http://www.nozakikannon.or.jp/

新春かき初め大会「いにしえの高槻を書く」2017

高槻の歴史や考古学に関係する言葉を課題字とした「新春かき初め大会」が、小中学生を対象に今城塚古代歴史館で開催されます。2017年のテーマは「古曽部・芝谷遺跡」です。提出された作品は、1月21日から2月5日の冬季トピック展で展示されます。また同期間中に古曽部・芝谷遺跡を紹介する企画展が開催され、課題字に関係する資料が展示されます。※書道道具、練習用半紙は持参ください。
所在地:〒569-1136大阪府高槻市郡家新町48-8
開催期間:2017年1月4日~5日10:00~16:00
開催場所:今城塚古代歴史館1階体験学習室
交通アクセス:JR京都線「摂津富田駅」から市バス「氷室」~徒歩8分もしくは「今城塚古墳前」~徒歩1分
料金:参加無料
問合せ先:今城塚古代歴史館072-682-0820


こつま南瓜祭り2016

冬至の日に無病息災を祈願し、生根神社の境内で、中風除けや莫気(ボケ)払いによいとされる蒸しカボチャが振る舞われます(有料/なくなり次第終了)。「こつま南瓜祭り」の“こつま”とは、神社のある玉出の古名を勝間(こつま)村といったことに由来します。勝間村の名産のひとつに「勝間南瓜」があり、江戸時代の飢饉の際、人々がこの南瓜により飢えをしのぎ、命を救ってもらったお礼に南瓜を奉った「こつま南瓜塚」が、今も境内に残ります。※駐車場はありません。
所在地:〒557-0045大阪府大阪市西成区玉出西2-1-10
開催期間:2016年12月21日9:00~14:30頃まで(カボチャがなくなり次第終了)
交通アクセス:地下鉄四ツ橋線「玉出駅」から徒歩3分、または南海本線「岸里玉出駅」から徒歩3分
主催:生根神社
料金:蒸しカボチャ初穂料/800円
問合せ先:生根神社06-6659-2821
http://ikune.net/


道明寺天満宮梅まつり2017

道明寺天満宮境内の梅の見頃にあわせて「梅まつり」が開催されます。宝物館で菅公遺品の特別公開(入館有料)が実施されるほか、詩吟や子供獅子舞をはじめ、神道夢想流杖術、合気道、歌謡曲など各種奉納行事が行われます。境内には野点席(有料)も設けられます。※奉納行事、野点席などは、期間中の土日曜に実施されます(日時はご確認ください)。
所在地:〒583-0012大阪府藤井寺市道明寺1-16-40
開催期間:2017年2月10日~3月15日9:00~17:00
交通アクセス:近鉄道明寺線「道明寺駅」から徒歩3分
主催:道明寺天満宮
料金:無料(梅園の拝観は有料)
問合せ先:道明寺天満宮072-953-2525
http://www.domyojitenmangu.com/

2016年11月23日水曜日

大阪英語学校跡

明治維新後、大阪では舎密局に始まった陽学校とが学校が合併し、大阪開成所が開講した。洋学校の最先端校である。開成所は第4(後に第3)大学区第1番中学、第3大学区開明学校と改称され、明治7年(’1874)4月に大阪外国語医学校となった。外国語を集中的に習得させることを目的に、当時第7大学区あった大学区に1校づつ外国語学校を設置するという政府の方針に伴うものである。12月には大阪英語学校に改称。この学校では、単に語学だけでなく、文系理系の幅広い分野の一般教養科目の授業を外国語で行った。英語学校は、明治12年(1879)まで続いたが、その後、頻繁に校名が変遷し、やがて第三高等学校に至る。明治22年(1889)には京都に移転し、現在の京都大学へと発展する。
所在地:大阪府大阪市中央区谷町2丁目3番



松瀬青々生誕地

俳人。明治2年(1869)、現在の北浜4丁目に生まれる。明治32年(1899)、上京して「ホトトギス」の編集に従事するが、すぐに大阪に舞い戻る。俳句雑誌「宝船」を主宰。「宝船」はのちに倦鳥と改題される。大阪俳壇の基礎を築き、昭和12年(1937)没。
所在地:大阪府大阪市中央区北浜4-6(三井住友銀行東玄関前)

手形交換所発祥の地

明治12年(1879)12月、この地に大阪交換所(後の大阪手形交換所)が開設され、我が国最初の手形交換を始めた。東京での開設は、これより8年後であった。以来100年、手形取引の健全な育成と大阪経済の発展に貢献した。
所在地:大阪府大阪市中央区北浜4-6(三井住友銀行本店東玄関前)


干支の引き継ぎ式2016

大阪のシンボルのひとつ、ビリケンさんで知られる通天閣で、再建された昭和31年(1956年)から続く、なにわの街でおなじみの迎春行事です。本物の動物が登場し、干支の引き継ぎ式が行われます。動物たちの可愛らしい引き継ぎの様子に、見ている人々の顔にも思わず笑みがこぼれます。地下わくわくランドは入場無料で、自由に見学することができます。※展望台へは別途入場料が必要です。
所在地:〒556-0002大阪府大阪市浪速区恵美須東1-18-6
開催期間:2016年12月27日10:00~10:15
開催場所:通天閣地下わくわくランド
交通アクセス:地下鉄堺筋線「恵美須町駅」3番出口から徒歩3分、またはJR大阪環状線「新今宮駅」東口から北東へ徒歩10分
主催:通天閣
料金:入場無料※展望台へは別途入場料が必要
問合せ先:通天閣06-6641-9555
http://www.tsutenkaku.co.jp/


大仙公園日本庭園椿展2017

大仙公園内に作られた敷地約26万平方mの日本庭園で「椿展」が行われます。椿は例年2月上旬から3月中旬にかけてが見頃となり、庭園内休憩舎では肥後椿など約50品種が展示され、それぞれ異なる美しい色や形の椿を楽しめます。
所在地:〒590-0801大阪府堺市堺区大仙中町(大仙公園内)
開催期間:2017年1月11日~3月31日9:30~16:30(入園は16:00まで)
交通アクセス:JR阪和線「百舌鳥駅」から徒歩10分、または南海高野線「堺東駅」からバス約20分「大仙町」~徒歩10分
料金:入園料が必要/大人200円、子ども(中小生)100円、小学生未満無料(同伴者がいる場合に限る)
問合せ先:大仙公園日本庭園072-247-3670(休園日を除く9:00~17:00)
http://www.daisenteien.jp/


布施戎福娘コンテスト2016

街の駅クレアホール・ふせで、恒例の布施戎ミス福娘コンテストが開催されます。来年1年間を通じて、さまざまなイベントや布施および東大阪市内の公式行事に参加、出演するミス福娘が選ばれます。審査の合間には、映画券や豪華賞品が当たるゲーム(先着順)が行われます。
所在地:〒577-0058大阪府東大阪市足代北2-1-13-101
開催期間:2016年12月3日13:30~17:00
交通アクセス:近鉄「布施駅」~徒歩2分
主催:布施商店街連絡会
料金:入場無料
問合せ先:街の駅クレアホール・ふせ06-6618-0216

2016年11月18日金曜日

相楽園

相楽園は兵庫県神戸市中央区にある広さ20,000m2の都市公園・日本庭園。日本の文化財保護法に基づく登録記念物の最初の登録物件である。ツツジの名所として知られる。
○概要
三田藩士・小寺泰次郎が幕末から明治維新の混乱で困窮する三田藩の財政を立て直すべく、九鬼隆義、白洲退蔵(白洲次郎の祖父)らとともに神戸で事業を起こし実業家として成功を収め、小寺の私邸として建設されたもので、1885年頃から築造を始め1911年に完成させた広大な庭園と邸宅である。当初「蘇鉄園」と呼ばれていたが1941年に神戸市が譲り受け、名称を中国易経にある「和悦相楽」より取った「相楽園」と変えて一般公開されるようになった。庭園の形式は池泉回遊式を基本としているが、西洋文化の影響をうけて広場が設けられている。戦前までは園内に小寺家本邸をはじめとする多数の建造物があった。しかし西洋風の旧小寺家厩舎(重要文化財)以外は全て1945年6月の神戸大空襲により焼失した。現存する大楠や蘇鉄林、大灯篭、塀、門などから失われた邸宅の雄大さをうかがうことができる。第二次大戦後になって神戸市生田区(現・中央区)北野町から旧ハッサム住宅(重要文化財)が移築保存され、神戸市の迎賓館施設として相楽園会館、茶室「浣心亭」が建設され、さらに神戸市垂水区から船屋形(重要文化財)が移設されて現在の景観に至る。
○施設
船屋形(1682年~1704年間に建造、神戸市垂水区から移設、1953年8月国の重要文化財に指定)
旧ハッサム住宅 (1902年築、神戸市生田区(現・中央区)北野町から移築、1961年6月国の重要文化財に指定)
旧小寺家厩舎 (1908年築、1970年6月国の重要文化財に指定)
相楽園会館
茶室「浣心亭」
池泉回遊式日本庭園
○利用情報
開園時間-午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)
休園日-毎週木曜日(祝日の場合は開園、翌日休園)、年末年始、菊花展期間は無休
○所在地
〒650-0004兵庫県神戸市中央区中山手通5-3-1
○交通アクセス
神戸市営地下鉄西神・山手線県庁前駅徒歩5分
阪急神戸高速線花隈駅徒歩10分
阪神本線元町駅徒歩10分
JR神戸線元町駅徒歩10分














「旧小寺家厩舎」
旧小寺家厩舎は兵庫県神戸市中央区の相楽園内にある西洋スタイルの厩舎建築。建築家河合浩蔵の設計で1910年に竣工したもの。1970年に国の重要文化財に指定されている。この建物は相楽園を築いた実業家小寺泰次郎の息子である元神戸市長・小寺謙吉が園内の一角に建てたもの。相楽園に残っている戦前の数少ない遺構の一つである。建物平面はL字型、 1階は左側が馬車庫で右側が馬房、2階は厩務員宿舎という用途で、1階が煉瓦造、2階が木骨煉瓦造という構造である。外観は円型塔屋や急勾配の屋根・屋根窓と切妻飾り等々、ドイツ民家風の重厚な意匠に飾られている。
○建築概要
設計―河合浩蔵
竣工―1910年頃
構造―煉瓦造2階建て(2階部分は木骨煉瓦造)、一部吹抜、塔屋付、スレート葺
建築面積―188.1m2
所在地―〒650-0004兵庫県神戸市中央区中山手通5-3-1相楽園内






「旧ハッサム住宅」
旧ハッサム住宅は兵庫県神戸市中央区にある異人館。設計はシュエケ邸や門邸など数々の異人館を手がけたA.N.ハンセル(Alexander N. Hansell)といわれている。竣工は1902年。広大な日本庭園を望む南側ベランダは、1階がアーケード式、2階がコロネード式で、邸の外観上の特徴になっている。明治時代の異人館の特徴を伝える名建築として評価され、1961年6月7日に国の重要文化財に指定されている。
○歴史
1902年に神戸市中央区北野町2丁目の旧ドレウェル邸(ラインの館)北側にインド系イギリス人貿易商J.K.ハッサム(J.K.Hassam)の邸宅として建てられた。1961年に当時の所有者である神戸回教寺院が神戸市に寄贈し、1963年に元町の山手にある相楽園内に移築保存された。1995年の阪神・淡路大震災では、煉瓦積の煙突が室内配膳室に落下するなどの被害があったが修復され、現在に至る。落下した煙突は震災の記録として前庭の一角に展示されている。前庭に建つ2本のガス灯は1874年頃に旧居留地の街灯として設置された、現存する日本最古級のガス灯である。
○利用情報
相楽園閉園日―毎週木曜日定休、祝祭日にあたる場合は開園、翌日休
邸内公開時期4月20日~ 5月31日(毎週木曜日定休、祝祭日にあたる場合は開園、翌日休)10月20日~11月23日(期間中無休)
公開時間午前9時~午後4時30分
○建築概要
建築主―J.K.ハッサム
設計―A.N.ハンセル (推定)
竣工―1902年(明治35年)
構造―木造2階建、寄棟造、桟瓦葺、外壁下見板張、ベイウインドウ、鎧戸、ペジメント
延床面積―397.58m2(1階173.61m2、2階179.73m2、地階5.42m2、附属棟29.18m2、倉庫9.64m2)
所在地―〒650-0004兵庫県神戸市中央区中山手通5-3-1相楽園内
「船屋形」
船屋形は、兵庫県神戸市中央区の相楽園内にある歴史的建造物"川御座船"である。御座船とは江戸時代に大名が参勤交代や遊覧に使用した船を言い、今日まで残っているものは数件である。なかでもこの船屋形は川御座船としては唯一現存するもので、その希少性と歴史的文化的価値の高さから1953年(昭和28年)に国の重要文化財に指定されている。この建物は江戸時代、姫路藩(姫路市)で使用されていた川御座船の屋形部分にあたる。建造年については、飾り金具の本多氏家紋の痕跡から1682年から1704年の間とされている。幕末は飾磨港(現在の姫路港)にあったが、明治になって移築する際に船体部分が破棄され屋形部分も大幅に改変された。昭和14年、垂水区舞子に復元移築され、1980年(昭和55年)には現在の相楽園に移築された。
○建築概要
建造年-天和2年(1682年)から宝永元年(1704年)の間(推定)
構造-木造2階建、桁行五間、梁間一間、一重二階、切妻造段違、檜皮葺
建築面積-43.74m2
所在地-〒650-0004兵庫県神戸市中央区中山手通5-3-1相楽園内
重文指定年月日-1953年(昭和28年)8月29日





本願寺神戸別院

願寺神戸別院は、兵庫県神戸市中央区下山手通にある浄土真宗本願寺派の寺院である。同派本山の西本願寺(京都市)直属の別院である。「モダン寺」の愛称でも呼ばれている。その昔、摂津国八部郡二つ茶屋村に寺舎が築かれ、寛永十六年(一六三九)年に第十三代良如宗主より寺号を授与された善福寺を前身としている。1917年の本堂焼失後、大谷光瑞、大谷尊由らの手により復興が進められる。尖塔や壁面彫刻などインド様式を取り入れた斬新な建築様式で知られ、異国情緒豊かな5つの尖塔とステンドグラスが非常に美しい。本堂の前には親鸞聖人のブロンズ像が建立されている。1995年改築後は、ホールや会議室などを備えた多目的施設も備えており、仏前結婚式も行われる。本堂は、別院では珍しく内陣に畳を用いず、椅子席規範に準拠した門主席、新門・前門席、礼盤及び内陣となっている。インド様式を取り入れた寺院は、同じ西本願寺の別院である本願寺名古屋別院、直轄寺院である築地本願寺がある。
○略年表
1639年(寛永16年)-摂津国八部郡二つ茶屋村、善福寺に第十三代良如宗主より寺号を授与され創建
1917年 (大正6年)-木造の本殿が焼失
1929年(昭和4年)-6月、印度式、鐡筋コンクリート造の大寺院が落成
1995年 (平成7年)-老朽化に伴い改築され、現在の建物が完成
○所在地
兵庫県神戸市中央区下山手通8-1-1




北野工房のまち

北野工房のまちは、神戸市中央区にある「神戸ブランドに出会う体験型工房」である。「校舎の面影を極力残す事」をコンセプトに、旧北野小学校の校舎をリニューアルして1998年にオープンした。館内には神戸フランツ、神戸南京町皇蘭、亀井堂、といった神戸ブランドの著名店が20余り入居しており、販売を行っているほか、各店で革小物やアクセサリー、豚まん、パン等の製作を体験できる。
○施設
テナント数19
講堂405m2
ギャラリー80m2
○建物概要
敷地面積:5,135m2
延床面積:1,950m2
所在地:〒650-0004兵庫県神戸市中央区中山手通3丁目17-1

○ショップ
1階
亀井堂
神戸南京町 皇蘭
神戸紅茶
神戸フランツ
Ju-c-100%
ユーカリプティース
灘の酒蔵通り
神戸北野旭屋精肉店
2階
和ろうそくkobe松本商店
マッチ棒
北野カフェ
神戸靴工場
神戸クリスタル80
ぱーるA&S
ファーストピクチャ
リトルクラフト神戸
和雑貨のお店 桜色
花ギャラリー&スクール フロージェ
帽子工房イフティアート
○交通アクセス
JR元町駅徒歩10分
阪神元町駅徒歩10分
神戸市営地下鉄西神・山手線県庁前駅徒歩10分
神戸市営地下鉄海岸線旧居留地・大丸前駅徒歩10分
山陽新幹線新神戸駅徒歩15分
阪急神戸三宮駅徒歩15分

http://www.kitanokoubou.jp/



日本基督教団神戸教会

日本基督教団 神戸教会は、兵庫県神戸市中央区花隈町にある、日本基督教団兵庫教区神戸地区の教会。1874年4月に、現在の神戸市中央区元町5丁目にて設立された摂津第一公会を起源とする、日本最古級のプロテスタント教会である。宗教団体法に伴う日本基督教団の成立により、日本組合基督教会から1941年に日本基督教団第三部に加入する。太平洋戦争の末期には 会堂が日本軍に接収され、外壁を黒く塗られており その外見は日本の敗戦後もしばらく続く。洋画家小磯良平は、当教会員だったことがある。
○教会堂
1932年に建設されている4代目の会堂で、スクラッチタイル張りの外壁に高い尖塔が聳える。礼拝堂には、パイプ総数1,438本のパイプオルガンを備える。
○行事
主日礼拝-毎週日曜日10:15~11:15
聖書研究会-第2火曜日10:15~12:00
聖書研究・祈祷会-毎週水曜日19:00~20:00
○建築概要
設計-原科建築事務所
竣工-1932年
構造-鉄筋コンクリート造2階建
所在地-〒650-0013神戸市中央区花隈町9-16
○交通アクセス
阪急神戸高速線花隈駅徒歩2分
神戸市営地下鉄山手線県庁前駅徒歩2分
JR神戸線三ノ宮駅徒歩10分




南京町

南京町は、神戸市中央区の元町通と栄町通にまたがるエリアの通称で、正式な地名ではない。南京町商店街振興組合の登録商標でもあり、中国風の意匠を特徴とするチャイナタウンである。
○概要
横浜中華街、長崎新地中華街とともに日本三大チャイナタウンの一つに数えられ、東西約200m、南北110mの範囲に100あまりの店舗が軒を連ねる。店頭の路上で点心、スイーツ、食材、記念品などを売る店も多く、休日は地元の買い物客や観光客で賑わう。「南京町」という用語はかつて中国人街を指す一般名称であった。しかし、そのほとんどは戦後に改称したため、現在では事実上神戸のこの地区のみを指す固有名詞となっている。南京町の中央通りは、十字路になっていて中央の広場には「あずまや」、東は「長安門」、西は「西安門」、南は「南楼門」という名前の門があり、北は元町商店街につながる。午前10時頃から開店ではあるが、車両通行禁止になる午前11時までは納品車両が行き交うので歩行には注意が必要である。日が暮れて夜になると「長安門」や「あずまや」はライトアップされる。現在在住の華僑の人々は横浜華僑6000人に対して神戸華僑はその倍近い1万人を超えているといわれる。しかし、横浜中華街と比べると神戸南京町は規模が随分と小ぶりである。実際に生活の場でもある横浜中華街と違い、神戸の南京町には居住者は少なく、ほぼ純然たる商業地となっているためである。関帝廟や神戸中華同文学校などの華僑関連施設は山手に点在している。実際の神戸華僑の居住地は、鯉川筋、トアロード、北野町などであり、神戸の有名な中華料理店の大半も南京町ではなく三宮など市内中心部に拠点を置いている。これは、神戸では南京町が居留地ではなく雑居地に開かれた結果ではあるが、また同時に神戸華僑の人々が他の地域に比べて日本人社会と良好な関係を築いてきた証拠ともいえる。神戸では、古くは呉錦堂に代表されるように事業に成功した者が多く、華僑といえば「商売上手で裕福な人が多い」と認識されてきた為、民族的対立も比較的少なく前述の通り日本人社会との良好な関係を築いてきたといえる。それゆえ、戦前の一時期南京さん等の言葉が侮蔑的に用いられた事はあったものの、南京町という名称は既に世間に広く認知されているとして戦後も名称を変更する動きもなかった(横浜と長崎では、中華街に改称している)。近年、春節祭(旧正月)などの主要な行事に、多くの日本人も参加している。当日には多くの市民や観光客が集まり、南京町のみならず神戸の重要な行事にもなっており、関西地方の地域ニュースでも毎年おなじみの光景である。また、最近では、経済発展著しい中国への関心の高まりで華僑子弟の多くが通う神戸中華同文学校に入学を希望する日本人子弟も急増している。
○歴史
1868年に神戸港が開港し、外国人用の居留地が設けられた。当時、清国との間には通商条約を結んでいなかったため、華僑は居留地内に住むことを許可されずに、西隣に住み始めたのが南京町の始まりとされる。1945年の神戸大空襲で全焼。戦後は主に進駐軍相手の歓楽街として復興したが、その名残もあって退廃化が進み、1970年代までは路地の舗装もされず、周辺には船員向けのバーが立ち並び、夜になれば街娼が立つようなエリアとなっていた。1981年(昭和56年)の「南京町復興環境整備事業実施計画」以降は広場や楼門の建造などの環境整備が行われ、一気に観光地化が進んだ。現在では南京町と呼ばれる区画も当時の二倍に広がり、新興や他地区から移転してきた中華料理店が続々と立ち並んでいる。阪神・淡路大震災においても被害を受けたが復興を果たしている。特に、罹災直後から行われた店頭での軽食販売は好評を博し、現在も継続されて南京町の名物となっている。
○行事
春節祭
興隆春風祭
中秋節
○交通アクセス
西日本旅客鉄道(JR西日本)・阪神電気鉄道 元町駅
神戸市営地下鉄海岸線旧居留地・大丸前駅みなと元町駅
http://www.nankinmachi.or.jp/





神戸郵船ビル

神戸郵船ビルは兵庫県神戸市中央区海岸通にある歴史的建造物。
○概要
メリケン波止場のすぐ北の初代米国領事館の跡地に1918年、曾禰達蔵・中條精一郎の設計により旧日本郵船神戸支店として建設された近代ビル。 当初は銅葺きの屋根と円形ドームを戴いていたが、1945年の神戸大空襲で焼失した。1994年に日本設計設計、大林組・藤木工務店施工により施された耐震補強工事によって、1995年の阪神・淡路大震災を軽微な被害で乗り越えた。このリフォームは、第5回BELCA賞を受賞している。現在は1階は商業施設になっており、2階以上が貸事務所となっているが、非常時以外は2階以上には建物の西側にある通用口からのみ入るようになっている。夜間は日没から22時までライトアップされる。
○交通アクセス
神戸市営地下鉄海岸線・旧居留地・大丸前駅徒歩8分
阪神本線・元町駅徒歩10分
JR神戸線・元町駅徒歩10分
○所在地
〒650-0024神戸市中央区海岸通1-1-1