2015年5月30日土曜日

生田神社千燈祭(大祓式)2015

生田神社で大祓式と千燈祭が執り行われます。大祓式は人間が知らず知らずの内に犯してしまった罪や穢れを清める神事で、人間を模った人形(ひとがた)に名前と年齢を書き込み、これをお祓いして川に流します。大祓式の後に千燈祭が営まれ、ろうそくに火を灯して無病息災を願います。
所在地:〒650-0011兵庫県神戸市中央区下山手通1-2-1
開催期間:2015年7月15日大祓式/17:00~、千燈祭/17:40~
交通アクセス:JR神戸線「三ノ宮駅」西口または阪神・阪急・地下鉄「三宮駅」から徒歩10分
料金:見学無料
問合せ先:生田神社078-321-3851
http://www.ikutajinja.or.jp/

笑魂祭2015

千葉の成田山新勝寺の大阪別院にあたる成田山不動尊では、毎年8月15日に「笑魂祭」が行われます。“笑いの道”を発展させるために尽くした人々の冥福を祈り、芸道の発展を祈る行事です。境内の「笑魂塚」前で、柴灯大護摩供が行われるほか、駐車場の中央に高さ4mのやぐらが設置され、盆踊り用に開放されます。周りを多くの夜店が囲み、人々で賑わいます。
所在地:〒572-8528大阪府寝屋川市成田西町10-1
開催期間:2015年8月15日柴灯大護摩供/18:00~、盆踊り/19:00~22:00
交通アクセス:京阪本線「香里園駅」から徒歩15分またはバス約5分「成田山不動尊前」下車
問合せ先:成田山不動尊072-833-8881
http://www.osaka-naritasan.or.jp

京都五山送り火2015

京都の夏を代表する、全国的にも有名な行事「五山送り火」が行われます。東山如意ヶ嶽を最初に次々と五山に点火され、お盆の精霊を送ります。当日は市内のビルも照明をおとし、闇に浮かび上がる大の字を市内各所から見ることができます。毎年全国から多くの人が集まります。※点火時間は大文字20時、妙法20時5分、船形20時10分、左大文字20時15分、鳥居形20時20分。
開催期間:2015年8月16日点火/20:00~※雨天・強風時は点火時刻の変更などあり
開催場所:京都市内各所
交通アクセス:JR「京都駅」から市内各所へ
問合せ先:京都総合観光案内所075-343-0548
http://www.gozan-okuribi.com/

2015年5月28日木曜日

ゆ祭2015

樫井川の恵みに感謝し、無病息災を祈願する「ゆ祭」が日根神社で開催されます。別名を「大井関明神」と言われ、慶長5年に豊臣秀頼が再建したと伝わります。神事と五社音頭奉納が行われ、境内にはたくさんの夜店が並びます。
所在地:〒598-0021大阪府泉佐野市日根町631
開催期間:2015年7月18日19:30~22:00※小雨決行
交通アクセス:JR阪和線「日根野駅」またはJR南海本線「泉佐野駅」から南海バス「東上」~徒歩1分
主催:日根神社
問合せ先:日根神社072-467-1162
http://www.rinku.zaq.ne.jp/hine-jinja

八尾地蔵盆踊り2015

八尾地蔵として地元では厚い信仰が寄せられる常光寺で、毎年8月23日と24日の2日間にわたり地蔵盆会が行われます。夜には「八尾地蔵盆踊り」が盛大に催されます。常光寺の盆踊りは「流し音頭」で、河内最古の音頭であることから“河内音頭”の原型とされ、多くの人々が音頭にあわせて踊ります。平成8年に環境庁の「残したい、日本の音風景100選」に選定されています。
所在地:〒581-0003大阪府八尾市本町5-8-1
開催期間:2015年8月23日~24日八尾地蔵盆踊り/両日とも19:00~23:00
交通アクセス:JR大和路線「八尾駅」から徒歩20分または近鉄バス「近鉄八尾駅前」~徒歩5分
主催:常光寺
問合せ先:常光寺072-922-7749
http://jyokouji.com/

がんがら火祭り大一文字点灯・大文字献灯2015

大阪を代表する伝統の火祭りが、毎年8月24日に池田市中心部で行われます。正保元年(1644年)から続く、家内安全と火難厄除けを願うお祭りで、五月山に「大一文字」と「大文字」が灯され、重さ100kg長さ4mの大松明が2本1組で繰り出して、市役所周辺などを練り歩きます。
所在地:〒563-8666大阪府池田市城南1-1-1
開催期間:2015年8月24日19:30~22:00(予定)
開催場所:大阪府池田市五月山中腹~池田市役所周辺
交通アクセス:阪急宝塚線「池田駅」からすぐ
主催:池田五月山大文字・がんがら火保存会連合会
問合せ先:池田市観光・ふれあい課072-754-6244
http://www.gangara.gr.jp

2015年5月27日水曜日

柳原蛭子神社夏越祭2015

“柳原のえべっさん”の愛称で親しまれる柳原蛭子神社で、「夏越祭」が開催されます。古式により、家族の安泰と健康を祈願する「茅の輪くぐり・大祓式」が斎行されます。和歌を詠いながら茅の輪をくぐりぬけ、祓除を行います。
所在地:〒652-0806兵庫県神戸市兵庫区西柳原5-20
開催期間:2015年7月10日~11日【10日】18:00~斎行※見学のみ可【11日】16:30~19:30
交通アクセス:JR神戸線「兵庫駅」から徒歩5分
主催:蛭子神社
問合せ先:柳原蛭子神社078-651-0183
http://www.hyogo-ebisu.com/gyoji/nagoshi/index.html


北御堂盆おどり2015

本願寺津村別院(北御堂)で毎年8月下旬に盆おどりが開催されます。たくさんの提灯で彩られた境内に櫓が設けられ、音頭の声が響き渡るなか、幾重にも連なるゆかた姿の踊り手たちの輪が広がります。夜店も出て、子ども連れや仕事帰りの大人も楽しむことができる夏の風物詩となっています。
所在地:〒541-0053大阪府大阪市中央区本町4-1-3
開催期間:2015年8月20日~21日両日とも/18:00~21:30(予定)※雨天の場合は規模を縮小して開催
交通アクセス:地下鉄御堂筋線「本町駅」2号出口からすぐ
主催:本願寺津村別院
問合せ先:本願寺津村別院(北御堂)06-6261-6796
http://www.kitamido.or.jp

星田妙見宮星降り祭2015

弘法大師が獅子窟寺に籠もった際、七曜の星光が降り注いだとされる7月23日に、「星降り祭」が星田妙見宮で開催されます。式典をはじめ、大護摩供養や居合術、湯立て神楽、太鼓奉納が行われるほか、冷しあめの無料接待もあります。屋台もたくさん出店し、だんじり保存会によるイベントも催されます。
所在地:〒576-0016大阪府交野市星田9-60-1
開催期間:2015年7月23日式典/11:00~、午後の祈祷/14:00~、大護摩供養/16:00~、湯立て神事/18:00~
交通アクセス:JR学研都市線「星田駅」から南東へ徒歩20分または京阪バス「妙見坂七丁目」下車
主催:星田妙見宮
問合せ先:星田妙見宮072-891-2003
http://www1a.biglobe.ne.jp/hoshida/

夏季大祭(大幣神事)2015

石切劔箭神社の夏祭りは、別名を「大幣(おおへいしんじ)神事」とも言われます。江戸時代初期に始まった疫病の災厄を祓うためのお祭りです。長さが7mもある3本の大幣が、神輿渡御の先頭に立って町中を練り歩き、災厄を祓い清めます。
所在地:〒579-8011大阪府東大阪市東石切町1-1-1
開催期間:2015年8月3日~4日神輿渡御/3日9:00、宵宮祭/3日20:00、例大祭/4日11:00
交通アクセス:近鉄けいはんな線「新石切駅」から徒歩7分、または近鉄奈良線「石切駅」から徒歩15分
主催:石切劔箭神社
問合せ先:石切劔箭神社072-982-3621
http://www.ishikiri.or.jp

2015年5月26日火曜日

祇園祭高砂神社2015

夏を清々しく健康で元気に過ごすため、無病息災、疫病退散を祈願し、7日間にわたり祇園祭が開催されます。海運や漁業、そのほか海事に関する安全祈願も行われます。大提灯や子どもたちの手による「あんどん献灯」200灯も奉納されます。「和太鼓の奉納演奏」、すみれ会による「新舞踊」、「ハワイアンバンド&フラダンス」、「マジックショー」、「ちびっ子のど自慢大会」、「奉納相撲大会」なども催され、夜店も出て大勢の人で賑わいます。
所在地:〒676-0043兵庫県高砂市高砂町東宮町190
開催期間:2015年7月7日~13日 和太鼓の奉納演奏/8日19:30~20:30、すみれ会「新舞踊」/8日19:30~、ハワイアンバンド&フラダンス/9日19:30~、マッジックショー/10日19:30~、ちびっ子のど自慢大会/11日18:30~21:00、奉納相撲大会/12日10:00~、がたろうを語ろう会スタンプラリー/13日19:30~
交通アクセス:山陽電鉄「高砂駅」から徒歩6分、またはJR神戸線「加古川駅」から「高砂行」のバス「高砂神社前」すぐ
料金:見物無料
問合せ先:高砂神社079-442-0160
http://takasagojinja.takara-bune.net/

貴布禰神社例大祭(だんじり祭)2015

貴布禰神社の例大祭(だんじり祭)が、毎年8月1日~2日に斎行されます。1日目は、パレードや宮入りをはじめ太鼓演技などが行われます。2日目は、地車どうしをぶつけ合う「山合わせ」が迫力満点で必見です。
所在地:〒660-0874兵庫県尼崎市西本町6-246
開催期間:2015年8月1日~2日【1日】パレード、宮入り、太鼓演技【2日】地車山合わせ
交通アクセス:阪神「出屋敷駅」から南東へ徒歩10分
問合せ先:貴布禰神社06-6411-0170
http://kifunehozonkai.blog.fc2.com/

みたらし祭り奉納手筒花火2015

罪や穢れ、災厄などを祓う「みたらし祭」の奉納花火が行われます。大、中、小の手筒花火が琵琶湖の湖上で打ち上げられます。奉納花火は随時執り行われ、打上げ後には花火の筒が墨書のお札とともに返されます。
所在地:〒520-0106滋賀県大津市唐崎1-7-1
開催期間:2015年7月28日20:00~、祭り/28日~29日9:00~21:00頃
開催場所:唐崎神社
交通アクセス:JR湖西線「唐崎駅」から徒歩10分
主催:日吉大社
料金:有料観覧席なし 花火奉納者には観覧席あり
問合せ先:日吉大社077-578-0009
http://hiyoshitaisha.jp/event/mitarashi/

弁天夜店2015

洲本市の中央に鎮座し、通称「弁天さん」と親しまれる厳島神社では、毎年6月の3のつく日に境内に夜店が立ちます。街の恒例行事となっており、子どもたちは6月が来るのを楽しみにしています。
所在地:〒656-0025兵庫県洲本市本町4-1-27
開催期間:2015年6月3日、13日、23日
交通アクセス:JR神戸線「舞子駅」からバス「洲本高速バスセンター」下車、またはJR神戸線「三ノ宮駅」からバス「洲本高速バスセンター」下車
問合せ先:厳島神社0799-22-0049

しがらき火まつり2015

陶器を焼く際に使う“火”や日常生活で使う“火”、そのほかさまざまなな場面で使われる“火”に感謝し、松明を奉納する「しがらき火まつり」が甲賀市内で開催されます。約2.2kmにわたり奉納提灯、沿道の足灯り、イルミネーションなど、趣向を凝らした松明奉納が行われます。奉納花火も打ち上げられます。
所在地:〒529-1851滋賀県信楽町長野
開催期間:2015年7月25日松明奉納/19:45~、奉納花火/20:50~(予定)
開催場所:新宮神社~愛宕山神社~信楽地域市民センター駐車場(予定)
交通アクセス:JR草津線「貴生川駅」から信楽高原鐡道「信楽駅」下車、またはJR琵琶湖線「石山駅」から「信楽行」の帝産バス約1時間
主催:陶都・信楽まつり実行委員会
問合せ先:陶都・信楽まつり実行委員会0748-82-0873
http://www.shigaraki.or.jp/fire_fes/

2015年5月23日土曜日

星田妙見宮七夕祭2015

弘法大師が修行をし、七曜の星が降りたという伝説が残る星田妙見宮で、七夕祭が行われます。歴史は古く、元禄2年(1689年)の貝原益軒の「南遊紀行」にも記載されています。境内のあちこちに笹が飾られ、神事が執り行われます。20時30分からは笹が焚き上げられるほか、冷やしあめの無料接待もあります。
所在地:〒576-0016大阪府交野市星田9-60-1
開催期間:2015年7月7日11:00~21:00※祭典/11:00、午後の星まつり祈祷/14:00、湯立て神楽/15:30、お火焚祭(登龍の瀧大護摩供)/16:00、ビンゴゲーム/18:00、古伝居合術無双直伝英信流(交野七星会)の奉納/19:00、七夕飾り焚き上げ祭/20:30
交通アクセス:JR学研都市線「星田駅」から南東へ徒歩20分または京阪バス「妙見坂七丁目」下車
主催:星田妙見宮
問合せ先:星田妙見宮072-891-2003
http://www1a.biglobe.ne.jp/hoshida/

安倍晴明神社七夕祭2015

平安時代に活躍したとされる安倍晴明をお祀りする神社で七夕祭が行われます。境内に七夕笹や薬玉が飾られ、手芸や文芸の上達を祈る参拝客が訪れます。14時から祭典が行われ、15時からは阿部王子神社で漫才や落語の公演、くじ引き大会が催されます。
所在地:〒545-0034大阪府大阪市阿倍野区阿倍野元町5-16
開催期間:2015年7月7日祭典/14:00~14:30
交通アクセス:阪堺電気軌道「東天下茶屋駅」から東南へ徒歩5分、またはJR大阪環状線「天王寺駅」から市バス「王子町」(王子神社前)~徒歩1分
主催:阿倍王子神社
問合せ先:阿倍王子神社06-6622-2565
http://abeouji.tonosama.jp/abeseimeijinja/

粉河祭2015

粉河祭は紀州三大祭のひとつ、粉河寺鎮守「粉河産土神社(こかわうぶすなじんじゃ)」の祭礼で、粉河駅から粉河寺大門前までの粉河とんまか通りにだんじりが並びます。宵祭には、きらびやかに飾られたそれぞれのだんじりの提燈に火が灯り、粉河とんまか通りを勇壮に運行します。本祭では、子供だんじりや餅投げ、地元中学校吹奏楽部による演奏などのイベントも行われます。
所在地:〒649-6531和歌山県紀の川市粉河地内
開催期間:2015年7月25日~26日【1日目】宵祭/19:00~23:00だんじり運行飾付、だんじり囃子奉納【2日目】本祭/14:00~19:00
開催場所:和歌山県紀の川市粉河地内、粉河とんまか通り周辺(粉河駅~粉河寺大門橋)
交通アクセス:JR和歌山線「粉河駅」すぐ
主催:粉河祭保存会
問合せ先:粉河祭保存会(紀の川市役所農林商工部商工観光課)0736-77-2511
http://www.city.kinokawa.lg.jp/

風鎮大祭2015

天武天皇(675年)の御代に始まったと伝わり、1300年の歴史を誇る「風鎮大祭」が龍田大社で斎行されます。「暴風洪水がおこらない様に」との祈りを込めて、午前中に祭典、午後からは神賑行事が行われます。神社の神職の人々による手筒花火の奉納もあります。
所在地:〒636-0822奈良県三郷町立野南1-29-1
開催期間:2015年7月5日奉納手筒花火/21:00~22:00、神事/10:30~12:00、各奉納行事/14:00~22:00(花火は雨天中止)
交通アクセス:JR大和路線「三郷駅」から徒歩7分
問合せ先:龍田大社0745-73-1138

那智の扇祭り(熊野那智大社例大祭)2015

豪壮な松明の燃えさかる御火の神事から「那智の火祭」とも称される熊野那智大社の例大祭が、毎年7月14日に斎行されます。正式には「扇会式」または「扇祭り」といい、当日の14時頃に、飛瀧神社参道域で御火神事が行われます。その際に用いられる大松明は、桧の割板を桶のように輪じめにしたもので、重さは約50kg程もあり、12体奉製されます。祭の主体である扇神輿は、熊野那智大社に祀られている滝の神が、年に一度滝本の飛瀧神社へ里帰りを行うためのもので、十二体の神々を御滝の姿で表しています。幅1m、長さ6m程の細長い框(かまち)に赤緞子を張り、それに、金地に朱の日の丸を描いた扇を組み合わせたもの(9か所、扇計32本)と、白銅鏡八面を取り付け、さらに「光」「蝶の鬚」「縁松」「桧扇の花」などを飾り付けた、大変珍しい形をした神輿です。
所在地:〒649-5301和歌山県那智勝浦町那智山
開催期間:2015年7月14日10:00~
交通アクセス:JRきのくに線「紀伊勝浦駅」から熊野交通バス約30分「那智山」~徒歩15分
問合せ先:熊野那智大社0735-55-0321
http://www.kumanonachitaisha.or.jp

大仏殿万灯供養会2015

東大寺大仏殿に灯籠を供え、諸霊を供養するお盆の行事「万灯供養会」が行われます。大仏殿の参道や回廊に多数の灯籠が並び、荘厳な雰囲気に包まれます。大仏殿の正面の観相窓(かんそうまど)が開けられ、大仏様のお顔を外から拝むことができます。
所在地:〒630-8587奈良県奈良市雑司町406-1
開催期間:2015年8月15日19:00~22:00
開催場所:東大寺大仏殿
交通アクセス:近鉄奈良線「近鉄奈良駅」から徒歩20分、またはJR「奈良駅」もしくは近鉄奈良線「近鉄奈良駅」から市内循環バス「大仏殿春日大社前」~徒歩5分
主催:東大寺
料金:灯籠・祈願の申込をされていない方の入堂は有料
問合せ先:東大寺0742-22-5511
http://www.todaiji.or.jp/index/hoyo/manto.html

三枝祭(ゆりまつり)2015

無病息災を祈る「三枝祭」が率川神社で斎行されます。神前に供える酒樽を、三輪山周辺に咲くササユリで飾ったことから“ゆりまつり”とも呼ばれます。神事では巫女の神楽などがあり、その後、七媛女(ななおとめ)、ゆり姫や稚児の行列が奈良の町中を練り歩きます。この日に限り、縁起物の“ゆり絵馬”が授与されます(有料)。
所在地:〒630-8231奈良県奈良市本子守町18
開催期間:2015年6月17日三枝祭/10:30~七媛女、ゆり姫、稚児市内巡行/13:15~
交通アクセス:JR「奈良駅」中央口から東へ徒歩7分
主催:三輪明神・大神神社
料金:境内散策自由
問合せ先:率川神社0742-22-0832
http://www.isagawa-jinja.jp/izagawa.index.html.html

高良社祭「太鼓まつり」2015

徒然草にも登場する石清水八幡宮の摂社、高良神社の例祭が、7月18日に斎行されます。旧八幡地区の氏神として地元の人々の崇敬を受ける高良神社へ、各地区から神輿が一堂に会する宮入りが有名で、「太鼓まつり」の名でも親しまれています。2015年の宮入りは19日に行われ、各地区の太鼓神輿が勢揃いし、迫力満点の様子を見ることができます。
所在地:〒614-8588京都府八幡市八幡高坊30
開催期間:2015年7月18日~19日例祭/18日10:00頃~、宮入り/19日18:30頃~
開催場所:石清水八幡宮 高良神社
交通アクセス:京阪電車「八幡市駅」から男山ケーブル約3分「男山山上駅」~徒歩5分
主催:石清水八幡宮、太鼓まつり実行委員会
料金:見学無料
問合せ先:石清水八幡宮075-981-3001
http://www.iwashimizu.or.jp/event/

本宮祭2015

伏見稲荷大社で2日間にわたり、本宮祭が行われます。宵宮祭には、稲荷山をはじめ境内一円に点在する石灯篭や、数千におよぶ提灯に火を点ずる万灯神事が行われます。両日にわたり外拝殿周辺で、日本画家などの奉納による行灯画(あんどんが)が並び、多くの参拝者で賑わいます。※境内駐車場は使用できません。
所在地:〒612-0882京都府京都市伏見区深草薮之内町68 
開催期間:2015年7月19日~20日宵宮祭/19日18:00本殿祭、本宮祭/20日9:00本殿祭
交通アクセス:JR奈良線「稲荷駅」からすぐ、または京阪「伏見稲荷駅」から徒歩5分、またはJR「京都駅」から南5系統の市バス「稲荷大社前」~徒歩7分
問合せ先:伏見稲荷大社075-641-7331
http://inari.jp/

観蓮会2015

名勝に指定されている法金剛院の回遊式庭園のハスが、例年7月上旬から8月上旬に花開きます。極楽浄土を再現した庭園には、大賀ハスや王子ハスをはじめとした約90種120鉢が、青、黄、赤、白色など色とりどりに咲き競います。
所在地:〒616-8044京都府京都市右京区花園扇野町49
開催期間:2015年7月11日~8月2日  7:00~15:30受付終了(閉門は16:00)
交通アクセス:JR嵯峨野線「花園駅」から徒歩3分
料金:拝観料が必要/大人500円
問合せ先:法金剛院075-461-9428

河内祭(御舟祭)2015

島全体が御神体とされる河内神社(河内島)で、御舟祭が執り行われます。その中で行われる「水上渡御」は、源平の戦いに出陣し、勝利を納めた熊野水軍の凱旋の姿を伝えるものとされます。清流古座川にホラ貝や舟唄が響き渡るなか、3隻の御舟が「河内様」と呼ばれる川の中の小島(清暑島)を回ります。毎年7月24日の午後からの宵宮で渡御や櫂伝馬競漕が行われ、翌25日早朝から本祭りで渡御、獅子舞、櫂伝馬競漕が行われます。※古座橋は通行止めになることがあります。
所在地:〒649-4115和歌山県串本町古座
開催期間:2015年7月24日~25日
開催場所:古座川一帯
交通アクセス:JRきのくに線「古座駅」から徒歩20分
主催:古座区ほか
問合せ先:串本町産業課0735-62-0557、古座観光協会0735-72-0645
http://kokoza.com/

2015年5月15日金曜日

長田神社夏越祭2015

疫病が蔓延しやすいこの時期に、古来から続く「夏越祭」が長田神社で斎行されます。蘇民将来の物語にあやかり、茅のような青々と伸びる生命力を授かることを願って、社殿前に作られた茅の輪をくぐり、人形に罪穢を託します。両日に氏子地区内小学生の奉納あんどん展があるほか、無病息災を祈り、詩吟と琵琶や民謡踊りが奉納されます。境内には夜店がでて、夕涼みの参拝者で賑わいます。
所在地:〒653-0812兵庫県神戸市長田区長田町3-1-1
開催期間:2015年7月17日~18日16:00~
交通アクセス:地下鉄「長田(長田神社前)駅」または阪神鉄道神戸高速線「高速長田駅」から徒歩5分、またはJR神戸線「兵庫駅」から4系統「大日丘住宅前行」のバス約10分「長田神社前」すぐ
料金:境内散策自由
問合せ先:長田神社078-691-0333
http://nagatajinja.jp/html/

多井畑厄除八幡宮夏越祭2015

盛夏を迎えるにあたり、半年間の罪穢を祓って夏の暑さを無事に過ごせるようにとの願いが込められた「夏越祭」が、多井畑厄除八幡宮で斎行されます。前半年の穢れを人形(ひとかた)に託し、祓いの神事を行い、茅の輪(茅草で作られた大きな輪)をくぐることにより、疫病や罪穢を祓うとされます。
所在地:〒654-0133兵庫県神戸市須磨区多井畑字宮脇1
開催期間:2015年7月18日
交通アクセス:JR神戸線「須磨駅」からバス約15分「多井畑」すぐ、または地下鉄「名谷駅」から市バス「多井畑厄神」下車
問合せ先:多井畑厄除八幡宮078-741-0827(078-734-0640)
http://www.tainohatayakuyokehachimangu.or.jp/

祇園まつり(祇園神社夏祭)2015

疫病退散、水難除け、厄除けの御神徳があるとされる祇園神社で、毎年7月13日から20日まで「祇園まつり」が行われます。初日の朝11時の神事を皮切りに、8日間にわたる夏祭が始まります。毎晩18時から21時までは神楽が奉納され、笛や太鼓の音でいにしえの世界に導かれます。疫病や水難から逃れ、厳しい夏を無事過ごせるよう祈願する8万人を超える人々が参拝します。境内やその周辺道路には150軒近くの露店が所狭しと軒を並べ、大変賑わいます。
所在地:〒652-0008兵庫県神戸市兵庫区上祇園町12-1
開催期間:2015年7月13日~20日中国二胡の神前奉納演奏/18日20:00~
交通アクセス:JR神戸線「三ノ宮駅」から7系統「神戸駅行」の市バス約15分「平野」~徒歩5分
主催:祇園神社奉賛会
問合せ先:祇園神社078-361-3450
http://www.kobe-gionjinjya.com/

海神社夏祭り2015

底津綿津見、中津綿津見、上津綿津見の三神をお祀りし、「延喜式」(法令集)に神社名が出ている格式高い海神社で、茅の輪をくぐり、罪穢や疫気を祓い清めて無病息災を祈る行事が執り行われます。境内には露店も多数立ち並びます。
所在地:〒655-0028兵庫県神戸市垂水区宮本町5-1
開催期間:2015年7月18日~20日
交通アクセス:JR神戸線・山陽電鉄「垂水駅」から南側すぐ
主催:海神社
問合せ先:海神社078-707-0188

2015年5月13日水曜日

露天神社(お初天神)例大祭(夏祭)2015

梅田の繁華街で、“お初天神”の名で親しまれる露天神社の夏祭が行われます。宵宮には、拝殿横の特設舞台で地車囃子が奉奏され、境内に舞獅子や傘踊りが入って、役太鼓の宵宮打ちが披露されます。本宮では、神事の後に、役太鼓、舞獅子、地車囃子が御祓いを受けて宮出しされ、大阪駅周辺のディアモール、ハービス大阪、ヒルトンプラザなどを含め、21時頃まで梅田・曽根崎各地を巡行します。21時30分頃には、舞獅子と傘踊りが宮入し、お囃子隊の笛、地車囃子の鉦や太鼓、囃し唄が一つに溶け合い、お祭りは最高潮に達します。
所在地:〒530-0057大阪府大阪市北区曽根崎2-5-4(大阪駅前第3ビル東向い)
開催期間:2015年7月17日~18日【17日】宵宮/19:00頃【18日】本宮/11:00~神事、12:30~(役太鼓・舞獅子・地車囃子)
交通アクセス:JR東西線「北新地駅」から徒歩5分、またはJR「大阪駅」から徒歩8分
主催:露天神社、露天神社奉賛会
問合せ先:露天神社06-6311-0895
http://www.tuyutenjin.com/

瓢箪山稲荷神社夏祭り2015

辻占(つじうら)の総本社として知られる瓢箪山稲荷神社で、夏祭りが斎行されます。名物の「瓢箪山音頭・河内音頭大会」は19時頃から始まり、踊りを楽しむ大勢の人で賑わいます。夜店も数多く並びます。当日は交通規制(18時~23時)があります。※箪は、たけかんむりの下に「ツ」ではなく「口口」が正字です。
所在地:〒579-8051大阪府東大阪市瓢箪山町8-1
開催期間:2015年7月17日~18日【1日目】宵宮祭/17:00~【2日目】例大祭/11:00~
交通アクセス:近鉄奈良線「瓢箪山駅」から南へ徒歩3分
問合せ先:瓢箪山稲荷神社072-981-2153

高津宮夏祭2015

荘厳かつ賑わいがあり、浪速の夏の風物詩となっている夏祭が高津宮で斎行されます。古伝に基づき、神饌には境内地に自生する「ごさいば」と「氷室」が供えられ、この両日のみ夏の邪気を払う獅子頭のついた笹が授与されます。黒門市場より「子供御輿」が渡御するほか、境内の仮設舞台でさまざまな演芸が奉納され、絵馬殿では「だんじり囃子」にあわせて龍おどりが行われます。両日とも22時頃までたくさんの露店が軒を連ね、多くの人々で賑わいます。
所在地:〒542-0072大阪府大阪市中央区高津1-1-29
開催期間:2015年7月17日~18日【1日目】宵宮【2日目】本宮
交通アクセス:地下鉄谷町線・千日前線「谷町九丁目駅」から徒歩5分
料金:落語会/2000円、そのほか無料
問合せ先:高津宮社務所06-6762-1122(9:00~16:00)
http://www.kouzu.or.jp/

杭全神社夏祭2015

旧平野郷にあたる9つの町が、それぞれのだんじりを曳行する勇壮な祭りが、杭全神社で斎行されます。11日および14日は太鼓台の巡行、12日と13日はだんじりの曳行、14日には神輿の御渡りが行われます。
所在地:〒547-0046大阪府大阪市平野区平野宮町2-1-67
開催期間:2015年7月11日~14日ふれ太鼓/11日6:00頃~、だんじり曳行/12日~13日昼頃~、宮入り/13日20:00~24:00頃、神輿渡御/14日16:00~20:00頃
交通アクセス:JR大和路線「平野駅」南出口から南東へ徒歩5分
主催:夏まつり実行委員会
料金:見物無料
問合せ先:杭全神社06-6791-0208
http://www.kumata.jp/

こどもえびす祭2015

子どもが主役のえびす祭が今宮戎神社で開催されます。雪でできた特大スロープやえびすゲレンデなどが登場し、真夏の雪遊びを楽しめるほか、子どもたちが描いた絵行灯などが展示されます。恒例の「今宮戎漫才新人コンクール」をはじめとしたステージイベントも行われます。
所在地:〒556-0003大阪府大阪市浪速区恵美須西1-6-10
開催期間:2015年7月22日~23日17:00~21:00
交通アクセス:南海高野線「今宮戎駅」からすぐ
料金:見物無料
問合せ先:今宮戎神社06-6643-0150
http://www.imamiya-ebisu.jp/

2015年5月10日日曜日

家島天神祭2015

菅原道真公ゆかりの家島神社で、毎年7月24日と25日に「家島天神祭」が斎行されます。家島諸島の代表的な夏祭りで、海上安全と五穀豊穣を祈願して神事が奉納されます。25日の昼宮には、龍頭のだんじり船が海上を渡り、幟(のぼり)を立てた2隻の船上で、笛や太鼓によるお囃子の演奏にあわせて勇壮かつ華麗な獅子舞が演じられます。
所在地:〒672-0102兵庫県姫路市家島町宮(家島本島)
開催期間:2015年7月24日~25日
開催場所:家島神社(家島町 家島本島)
交通アクセス:JR神戸線「姫路駅」から「姫路港行」の神姫バス「姫路港」~「家島本島行」の船約25分「宮桟橋」~徒歩10分
問合せ先:家島観光事業組合079-325-8777

2015年5月9日土曜日

祇園祭神幸祭・還幸祭2015

祇園祭の神事のひとつ、17日の神幸祭では、八坂神社の3基の神輿がそれぞれ所定のコースに従って氏子区域内を巡行し、午後10時ごろまでに四条御旅所に着きます。24日の還幸祭では、午後5時頃より順に、四条御旅所を3基の神輿が出発します。所定のコースを経て三条又旅社(御供社)に至り、祭典が行われ、午後9時から11時頃八坂神社に還幸します。その後、御神霊を神輿より本社に還す祭典があります。中御座神輿に伴い、宮本組神宝奉持列の巡行も行われます。
開催期間:2015年7月17日、24日神幸祭/17日、還幸祭/24日
開催場所:八坂神社、氏子区域
交通アクセス:八坂神社まで/京阪「祇園四条駅」または阪急「河原町駅」下車、各山鉾町まで/地下鉄烏丸線「四条駅」または阪急「河原町」または「烏丸駅」下車
料金:見物無料
問合せ先:八坂神社075-561-6155
http://www.yasaka-jinja.or.jp/

祇園祭山鉾建と山鉾曳き初め2015

祇園祭の鉾の組立が前祭は7月10日から、後祭は17日から各鉾町で始まります。釘を1本も使わず、全て縄がらみの伝統技法で鉾が組み立てられます。山鉾の組立が完了すると、祇園囃子を奏でながら曳網を曳き、町内の試し曳きが始まります。舁山(橋弁慶山のみ)も町内の人々によりかつがれます。山鉾によっては一般の人も自由に参加できます。
開催期間:2015年7月10日~14日、17日~21日山鉾建/前祭10日~14日、曳き初め/前祭12日~13日、後祭/17日~21日、後祭20日~21日
交通アクセス:八坂神社まで/京阪「祇園四条駅」または阪急「河原町駅」下車、各山鉾町まで/地下鉄烏丸線「四条駅」または阪急「河原町」または「烏丸駅」下車

祇園祭花傘巡行2015

祇園祭の見どころのひとつ花傘巡行は、昭和41年に前祭(さきまつり)と後祭(あとまつり)の山鉾が統合され、7月17日に山鉾巡行が行われることとなったため、7月24日の後祭を補う形で興されました。山鉾の原初的な形態である花傘を中心に、獅子舞、祇園太鼓、馬長稚児、児武者などが風流を競います。24日午前10時に石段下を出発し、四条通を本社に還り、舞殿にてそれぞれ芸能を奉納します。京都織物卸商業組合による織商鉾や花傘娘をはじめ、山鉾連合会による祇園囃子、花街の芸妓衆による舞踊、祇園太鼓、獅子舞、久世六斎・万灯おどりなど、雅な行列と芸能奉納で後祭を彩ります。
開催期間:2015年7月24日八坂神社出発10:00~四条御旅所~寺町~御池~河原町~神幸通~八坂神社着12:00頃
交通アクセス:京阪「祇園四条駅」から徒歩7分、または地下鉄東西線「東山駅」から徒歩10分
料金:見学無料
問合せ先:八坂神社075-561-6155
http://www.yasaka-jinja.or.jp/

祇園祭2015

日本三大祭りに数えられる、豪華絢爛な八坂神社の祭礼です。1日の「吉符入」にはじまり、31日の境内摂社「疫神社夏越祭」で幕を閉じるまで、1か月にわたって各種の神事と行事が催されます。特に、各山鉾町で山鉾が飾られ、祇園囃子が奏でられる「宵山」や、前祭の17日に23基、後祭の24日に10基の山と鉾が京都の町を巡行する「山鉾巡行」には世界中から見物客が訪れます。2014年から、49年ぶりに後祭の山鉾巡行が復活しました。
開催期間:2015年7月1日~31日【宵山】14日~16日、21日~23日【山鉾巡行】前祭17日、後祭24日
交通アクセス
地下鉄烏丸線「四条駅」または阪急「河原町」または「烏丸駅」下車
料金:見物無料
問合せ先:公益社団法人京都市観光協会075-752-7070
http://www.yasaka-jinja.or.jp/

精大明神祭・七夕祭2015

蹴鞠の神様である精大明神の例祭が、毎年7月7日に白峯神宮で執り行われます。蹴鞠保存会による蹴鞠をはじめ、山城舞楽、小町踊りの奉納が行われます。大和朝廷時代に中国から伝わった球技である蹴鞠が当時の風景そのままに再現されるほか、体験することもできます。
所在地:〒602-0054京都府京都市上京区今出川通堀川東入ル飛鳥井町261
開催期間:2015年7月7日精大明神祭/13:30、梶鞠式・蹴鞠奉納/14:30、小町踊り奉告祭/16:00
開催場所:白峯神宮
交通アクセス:地下鉄烏丸線「今出川駅」から西へ徒歩8分、またはJR「京都駅」から9系統の市バス「堀川今出川」すぐ
問合せ先:白峯神宮075-441-3810
http://shiraminejingu.or.jp/event/tanabata/

嵐山若鮎祭2015

保津川の鮎の解禁にちなみ、毎年6月第2木曜に「嵐山若鮎祭」が嵐山中之島公園内で行われます。新緑の中で若鮎炭焼の試食会が催されます。※希望者は5月20日までに往復はがき(1枚につき1人)に住所と氏名を記載し、嵐山保勝会にお送りください。応募が多数の場合は抽選となります。
開催期間:2015年6月11日10:30~12:30
開催場所:嵐山中之島公園
交通アクセス:阪急嵐山線「嵐山駅」・京福電鉄「嵐山駅」から徒歩10分、またはJR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」から徒歩15分
主催:嵐山保勝会
問合せ先:嵐山保勝会075-861-0012

2015年5月8日金曜日

住友銅吹所跡

住友家は伊予の国(現愛媛県)の別子銅山の開発にかかわり、住友銅吹所は、長堀通の埋立前にあった長堀川に面して、その南川岸の浜側に、1636(寛永13)年から1876(明治9)年まで操業していた。住友銅吹所は当時、日本の銅精練業の中心で、世界でも最大級の規模であった。1690(元禄3)年以降には、隣接して住友本家の住宅と本店が存在していた。住友銅吹所閉鎖後の跡地は、住友本家の邸宅と庭園になった。江戸時代を通じて、大阪は銅精練業の中心地で、銅は国内で通用する原料であると同時に、長崎からの主要な輸出品であった。そのため、生産は江戸時代の強い統制のもとで行われた。住友銅吹所の西側に隣接するビルの北側壁面には、銅吹所で行われた精練作業についての絵図の展示がある。ここで用いられていた何番武器と言う高度な技術が、長崎から江戸への道中、大阪を訪れたオランダ商館長たちを驚かせた様子が分かる。現在の敷地には南端に銅精練の窯跡が、東端には大正時代のビリヤード上が保存され、市民の憩いの場になっている。
所在地:大阪府大阪市中央区島之内1-6
最寄駅:大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線長堀橋駅・松屋町駅徒歩5分





心学明誠舎跡

江戸時代、「心学」は「石門心学」とも呼ばれ、石田梅岩が京都で唱えた。日常生活や商人道徳をわかりやすく講義したので、非常に人気を集めた。大阪では、梅岩の孫弟子に当たる井上宗甫(三木屋太兵衛)が、天明5年(1785)、心斎橋筋の居宅の一部を開放して「心学明誠舎」を創立した。大阪の中心に位置していたため、商家の主人たちから支持され、金田町(現博労町)に新校舎を建てるまでになった。明治維新後、校舎を小学校に提供したため、拠点を失ったが、明治14年(1881)、現在石碑が建っている長堀マシ筋に新拠点が開設された。やがて社団法人となり、山田俊卿が発展させた。校舎は大阪大空襲で消失した。
所在地:大阪府大阪市中央区島之内1-21-20
最寄駅:大阪市営地下鉄堺筋線/長堀鶴見緑地線長堀橋駅


日本フリーメソジスト教団大阪日本橋キリスト教会

明治36年(1903)に設立されたこの教会は大正4年(1915)、現在地に教会堂を立て、「大阪自由メソジスト教会」と称した。大正12年(1923)には放火により消失するが、少年が「役立ててください」とお金を持ってきたほど愛されていた教会は、アメリカからの献金もあり、2年後、現在の建物に生まれ変わる。戦時中は信者が献身的に教会を守り、焼け残った。平成13年(2001)には会堂の大改修が完了。内部には車椅子が通れるようにスロープが付き、段差のないバリアフリーでエレベーターも完備している。礼拝堂は昭和初期の面影が色濃く残り、落ち着いた雰囲気である。建築物としての特徴は、玄関部の尖塔アーチ窓などゴシック氏タイルを記帳としているが、堺筋沿いの景観に溶け込むように考慮され、正面ファサードが概ね平板に作られている。礼拝は日曜日の午前2回、午後1回。第2の礼拝では韓国語の同時通訳も行われている。
所在地:大阪府大阪市中央区日本橋1-20-4
最寄駅:大阪市営地下鉄堺筋線/千日前線日本橋駅、近鉄線近鉄日本橋駅






原田産業ビル大阪本社ビル

昭和3(1928)年竣工。大きな四角い窓とアーチ型の入り口の対比がはっきりしたデザインが特徴的。窓からは吹き抜けの階段が臨める。貿易商社原田産業の本社社屋として設計建築され、現在も同社の本社ビルとして使い続けられれいる。
所在地:大阪府大阪市中央区南船場2-10-14
最寄駅:地下鉄長堀鶴見緑地線/堺筋線長堀橋駅


大阪カテドラル聖マリア大聖堂

大阪カテドラル聖マリア大聖堂は、大阪府大阪市中央区にあるカトリック玉造教会の大聖堂である。カトリック大阪大司教区の司教座聖堂(カテドラル)であることから「大阪カテドラル」と呼ばれる。教会の記念する聖人は「無原罪の聖母(聖マリア)」。
○概要
創立は1894年(明治27年)。創立時に建てられた「聖アグネス聖堂」は1945年(昭和20年)の大阪大空襲により滅失。現在の大聖堂は1963年(昭和38年)に落成した。敷地が細川大名家の屋敷跡という由縁もあって、大聖堂内内陣左側には細川ガラシャを描いた画が掲げられている。その「最後の日のガラシア夫人」および聖堂正面の壁画「栄光の聖母マリア」、右側の「高山右近」は堂本印象の筆、大小100の窓に施されたステンドグラスは羽淵紅州の作、十字架や聖像はオーストリアの彫刻家ルンガルチエの作と、当時一流の芸術家を集めて造られた。パイプ数2400の巨大なパイプオルガンでも知られる。近代建築家・長谷部鋭吉の遺作ともいえる建築作品である。通常司教座聖堂に併設される大司教館(大司教公邸)は長らく兵庫県西宮市甲陽園に所在していたが(戦災で玉造教会が焼失してから再建までの間、カトリック夙川教会に臨時に司教座が置かれていたこともある。)、阪神・淡路大震災で損傷したため、現在は移転され玉造教会(司教座聖堂)の敷地内に所在する。現在の大阪大司教はトマス・アクィナス前田万葉。
○所在地
〒540-0004 大阪府大阪市中央区玉造2-24-22
○交通
大阪市営地下鉄鶴見緑地線 玉造駅
大阪市営地下鉄中央線 森ノ宮駅
JR大阪環状線 森ノ宮駅




与力役門

江戸時代の大阪東町奉行所配下の天満与力・中嶋家の役宅門です。当時この一帯は、与力たちの邸宅が並ぶ場所でしたが、唯一この、門だけが現在に残ります。
所在地:大阪府大阪市北区天満一丁目25-6造幣局官舎内
市バス「東天満」下車東約150m







洗心洞跡と「知行合一」

平八郎の私塾・洗心洞跡です。講堂と塾舎があり、塾生は40 ~50 人いたといいます。ここで平八郎は「知行合一」(知って行わないのは知らないのと同じ)を説く行動的な陽明学を講義しました。禁欲的な平八郎は与力時代には午前2 時に起床して潔斎と武芸に励み、朝食後の5 時に門弟に講義。その後に出勤して夕方には就寝・・・といった生活を送っていました。友人の頼山陽(1780 ~1832 )は平八郎を「小陽明」と称賛しつつも「君に祈る。刀を善(ぬぐ)い、時に之を蔵せよ」と、平八郎の直情的な性格を諌めています。
所在地:大阪府大阪市北区天満1丁目25(造幣局官舎内)





大阪通商会社・為替会社跡

明治二年8月設立されたが、当時は銀目廃止や新政府御用金の負担、大名貸しの焦げ付きなどで豪商が次々と没落したときであった。そこで政府は商業進行のための為替会社を作らせた。この時は東京・京都その他開港港場など8箇所に設置された。しかし発足しても良い商倍があるわけでもなく、明治6年には営業一切を為替会社に譲渡した。このように短命に終わったが、その他の会社企業の勃興の要因になった。一方、為替会社は通商会社以外の書会社にも貸付を行い、又為替札として金・銀券を発行したがこれに対する信用が創造され広く流通した。明治4年、廃藩置県が断行されるなどの影響で、明治7年には利益を上げることなく横浜以外の為替会社は全て解散した。しかしながら当社は近代的銀行の性格を持ち、両替商から国立銀行(明治6年設立)への橋渡し的役割を果たしたといえる。
所在地:大阪府大阪市北区中ノ島1丁目(中央公会堂南側)


三光神社中風除け大祭2015

真田幸村の「抜け穴」で有名な三光神社で、毎年6月1日から1週間、中風除けの大祭が執り行われます。中風除けの神を祀る全国でも唯一の神社として知られ、中風を防ぐための祈祷と茅の輪くぐりが行われます。
所在地:〒543-0013大阪府大阪市天王寺区玉造本町14-90
開催期間:2015年6月1日~7日受付時間/9:00~16:00
交通アクセス:地下鉄長堀鶴見緑地線「玉造駅」2番出口から徒歩2分、またはJR大阪環状線「玉造駅」から西南に徒歩5分
主催:三光神社
問合せ先:三光神社06-6761-0372
http://sankojj.blog100.fc2.com/


2015年5月3日日曜日

大神神社夏越の大祓2015

半年間のうちに知らず知らずに身についた罪と穢れを人形に移して、茅の輪をくぐり心身ともに祓い清める「夏越の大祓」が、大神神社の祈祷殿前斎庭で執り行われます。斎主をはじめ祭員、参列した人々とともに、八の字になるように「茅の輪」をくぐります。
所在地:〒633-8538奈良県桜井市三輪1422
開催期間:2015年6月30日15:00~
交通アクセス:JR桜井線「三輪駅」から東へ徒歩5分、または近鉄大阪線「桜井駅」からバス「三輪明神参道口」~徒歩10分
料金:境内散策自由
問合せ先:大神神社0744-42-6633
http://www.oomiwa.or.jp/

三光神社夏祭り2015

真田幸村の冬の陣で有名な“真田丸”があった真田山の三光神社で、夏祭りが斎行されます。21日には宵宮と夏祭り祭典、子供神輿渡御が行われ、子ども50人、大人150人の総勢200人以上が練り歩きます。22日には本宮が執り行われます。
開催期間:2015年7月21日~22日【21日】宵宮、夏祭り祭典および子供神輿渡御【22日】本宮
交通アクセス
地下鉄長堀鶴見緑地線「玉造駅」2番出口から徒歩2分、またはJR大阪環状線「玉造駅」から西南に徒歩5分
問合せ先:三光神社06-6761-0372
http://sankojj.blog100.fc2.com/

2015年5月2日土曜日

弘法大師誕生青葉まつり2015

6月15日の弘法大師の誕生日にちなみ、御生誕を祝う祭りが中山寺で行われます。緑のきれいな6月に行われるため、「青葉まつり」とも呼ばれます。中山寺は聖徳太子が建立したと伝わる古刹で、西国三十三所の第二十四番札所としても知られます。
所在地:〒665-8588兵庫県宝塚市中山寺2-11-1
開催期間:2015年6月15日10:00~
交通アクセス:阪急宝塚線「中山観音駅」から徒歩1分、またはJR宝塚線「中山寺駅」から徒歩10分
料金:境内散策自由
問合せ先:中山寺寺務所0797-87-0024
http://www.nakayamadera.or.jp/

玉造稲荷神社夏祭り2015

豊臣家ゆかりの由緒ある玉造稲荷神社の夏祭りは、毎年7月15日と16日に開催されます。浪花名産の一つとされる玉造黒門越(白)瓜の食味祭は15日に行われます。玉造出身の上方笑いの父、秋田實(1905~1977年)の奉納演芸も催されます。
所在地:〒540-0004大阪府大阪市中央区玉造2-3-8
開催期間:2015年7月15日~16日
交通アクセス:JR大阪環状線「玉造駅」またはJR大阪環状線「森ノ宮駅」から徒歩6分
問合せ先:玉造稲荷神社06-6941-3821

恋愛成就七夕祭2015

地主神社の「七夕こけし」お祓いの神事は、良縁達成と恋愛成就を祈願することから、特に若い女性やカップルから厚い信仰を集めています。織姫と彦星に見立てた一組の紙こけしに自分と相手の名を書き、固く結びあわせて本殿両側の「大笹」につるし、恋の願かけを行います。恋愛成就を願う熱い想いで、境内は盛り上がります。
所在地:〒605-0862京都府京都市東山区清水1-317
開催期間:2015年7月7日祭典/14:00~
交通アクセス:JR「京都駅」から100・206系統の市バス「五条坂」~徒歩10分、または京阪「清水五条駅」から徒歩25分
主催:地主神社
料金:参加無料、「七夕こけし」お祓いの神事/1組500円
問合せ先:地主神社075-541-2097

道明寺天満宮天神まつり2015

菅原道真ゆかりの地で、学問の神様として知られる道明寺天満宮で、毎年7月25日に、無病息災や五穀豊穣、家業繁栄を祈願する「天神まつり」が斎行されます。本祭には鳳輦や子供みこし、花車が巡行し、見物人で賑わいます。宵宮含め両日とも、夜は奉納河内音頭が催されます。
所在地:〒583-0012大阪府藤井寺市道明寺1-16-40
開催期間:2015年7月24日~25日【24日】宵宮/民謡おどり19:00~22:00【25日】本祭/みこし・花車巡行14:00~16:30、民謡おどり19:00~22:00
交通アクセス:近鉄道明寺線「道明寺駅」から徒歩3分
問合せ先:道明寺天満宮072-953-2525

住吉大社夏祭り(住吉祭)2015

大阪の数ある夏祭りのなかでも最後を締め括る「住吉祭」は、大阪中をお祓いする「お清め」の意味があることから、古くから別名を「おはらい」とも呼ばれます。7月海の日に住吉公園で行われる「神輿洗神事」に始まり、住吉大社で7月30日に「宵宮祭」、7月31日に「例大祭」と「夏越祓神事」が斎行されます。8月1日には堺へ行列がお渡りする神輿渡御が盛大に行われます。
所在地:〒558-0045大阪府大阪市住吉区住吉2-9-89
開催期間:2015年7月20日、30日~8月1日神輿洗神事/7月20日のみ、夏祭り/7月30日~8月1日(夏越祓神事/7月31日、神輿渡御/8月1日)
交通アクセス:阪堺電気軌道阪堺線「住吉駅」または「住吉鳥居前駅」からすぐ、または南海本線「住吉大社駅」から徒歩3分
主催:住吉大社
問合せ先:住吉大社06-6672-0753
http://www.sumiyoshitaisha.net/

貴船神社七夕笹飾りライトアップ2015

貴船山の中腹の鴨川の水源地に鎮座し、水の神様を祀る貴船神社の本宮で、七夕笹飾りがライトアップされます。夕暮れから午後8時(土日祝は午後9時)まで、社殿と境内の笹かざりが幻想的に照らし出されます。夜風が吹くとざわめく笹の音が、優美な世界に誘います。
所在地:〒601-1112京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
開催期間:2015年7月1日~8月15日夕暮れ~20:00、土日祝/~21:00
交通アクセス:叡山電車「貴船口駅」から徒歩30分もしくは33系統の京都バス「貴船」~徒歩5分、または地下鉄烏丸線「国際会館駅」から52系統の京都バス「貴船口」乗換~33系統の京都バス「貴船」~徒歩5分
料金:見物無料
問合せ先:貴船神社075-741-2016
http://kifunejinja.jp/

大阪新四十八願所・阿弥陀巡礼

江戸時代、西国三十三箇所や四国八十八箇所などの各種巡礼が盛んとなりました。浄土宗でも、江戸中期に「法然上人二十五霊場巡拝」が始まり、今も連綿と続いていますが、それに先立って成立したのが、大阪の48箇寺の浄土宗寺院にお参りする「大坂四十八箇寺阿弥陀巡礼」です。阿弥陀仏の四十八願にちなんだ巡礼といえます。平成23年の法然上人八百年遠忌を記念して、長らく廃絶していたこの巡礼を「大阪新四十八願所阿弥陀巡礼」として再興いたしました。大半のお寺が大阪市内中心部に集まっています。
1. 法住寺(ほうじゅうじ)大阪府吹田市千里山東2丁目19番1号
2. 源光寺(げんこうじ)大阪市北区豊崎2丁目3番23号
3. 蟠龍寺(ばんりゅうじ)大阪市北区野崎町4番1号
4. 冷雲院(れいうんいん)大阪市北区野崎町4番4号
5. 智源寺(ちげんじ)大阪市北区天神橋3丁目3番10号
6. 大鏡寺(だいきょうじ)大阪府吹田市五月が丘南23番1号
7. 大長寺(だいちょうじ)大阪市都島区中野町2丁目1番14号
8. 善導寺(ぜんどうじ)大阪市北区与力町2番5号
9. 運潮寺(うんちょうじ)大阪府柏原市玉手町7番48号
10.專念寺(せんねんじ)大阪市北区同心1丁目1番5号
11.心眼寺(しんがんじ)大阪市天王寺区餌差町2番22号
12.伝長寺(でんちょうじ)大阪市天王寺区餌差町4番7号
13.最勝寺(さいしょうじ)大阪市天王寺区餌差町11番9号
14.慶傳寺(けいでんじ)大阪市天王寺区餌差町6番31号
15.寶樹寺(ほうじゅじ)大阪市天王寺区城南寺町7番10号
16.法藏院(ほうぞういん)大阪市天王寺区城南寺町7番4号
17.大善寺(だいぜんじ)大阪市天王寺区城南寺町8番26号
18.全慶院(ぜんけいいん)大阪市天王寺区城南寺町7番7号
19.慶恩院(けいおんいん)大阪市天王寺区城南寺町5番4号
20.長安寺(ちょうあんじ)大阪市天王寺区城南寺町5番13号
21.龍淵寺(りゅうえんじ)大阪市天王寺区城南寺町6番32号
22.大福寺(だいふくじ)大阪市天王寺区上本町4丁目1番15号
23.天性寺(てんしょうじ)大阪市天王寺区上本町4丁目2番28号
24.正念寺(しょうねんじ)大阪市天王寺区上本町5丁目3番23号
25.西光院(さいこういん)大阪市中央区上本町西5丁目1番2号
26.誓願寺(せいがんじ)大阪市中央区上本町西4丁目1番21号
27.専念寺(せんねんじ)大阪市中央区上本町西4丁目1番15号
28.白雲寺(はくうんじ)大阪市東住吉区北田辺4丁目10番33号
29.大雲寺(だいうんじ)大阪市中央区中寺1丁目3番6号
30.安楽寺(あんらくじ)大阪市天王寺区生玉町3番2号
31.圓通寺(えんつうじ)大阪市天王寺区生玉寺町5番4号
32.増福寺(ぞうふくじ)大阪市天王寺区生玉寺町5番24号
33.光善寺(こうぜんじ)大阪市天王寺区生玉寺町5番34号
34.大寶寺(だいほうじ)大阪市天王寺区生玉寺町7番17号
35.浄運寺(じょううんじ)大阪市天王寺区生玉寺町4番33号
36.大安寺(だいあんじ)大阪市天王寺区生玉寺町7番25号
37.長圓寺(ちょうえんじ)大阪市天王寺区生玉寺町4番29号
38.九應寺(きゅうおうじ)大阪市天王寺区生玉寺町7番32号
39.一心寺(いっしんじ)大阪市天王寺区逢阪2丁目8番69号
40.良運院(りょううんいん)大阪市天王寺区下寺町2丁目2番33号
41.西念寺(さいねんじ)大阪市天王寺区下寺町2丁目2番36号
42.善福寺(ぜんぷくじ)大阪市天王寺区下寺町2丁目1番41号
43.西徃寺(さいおうじ)大阪市天王寺区下寺町1丁目3番56号
44.宗念寺(そうねんじ)大阪市天王寺区下寺町1丁目3番66号
45.源聖寺(げんしょうじ)大阪市天王寺区下寺町1丁目2番25号
46.浄國寺(じょうこくじ)大阪市天王寺区下寺町1丁目2番36号
47.稱念寺(しょうねんじ)大阪市天王寺区下寺町1丁目1番19号
48.法善寺(ほうぜんじ)大阪市中央区難波1丁目2番16号

http://www.osaka-amida48.net/

源聖寺

○寺院・諸堂来歴
慶長元年(1596)12月、遠誉荷公上人が創建。後に徳川家康の都市計画により現在地に移転した。大阪大空襲の戦災を免れた江戸初期建築の本堂は昭和48年(1973)の不審火により焼失した。寺の名を冠した源聖寺坂は「なにわ七坂」のひとつとして著名である。
所在地:大阪市天王寺区下寺町1丁目2番25号




2015年5月1日金曜日

寶樹寺

○寺院・諸堂来歴
開山の謂われ、年月日などは不詳だが、江戸初期の創建と推測される。古書から少なくとも明暦3年(1659)には現在地に存立していたことがうかがえる。安政2年(1855)刊の『浪華の賑ひ』は往時、庭園を含む広大な寺域を有し、人々の憩いの場でもあったことを記している。昭和20年(1945)大阪大空襲でほとんどの堂宇を焼失した。昭和20年代後半、第二十六世の眞定和尚が復興を遂げる。外観、内外陣ともに奈良仏教の様式を備えた、優美かつ荘厳な姿を今日に残している。
所在地:大阪市天王寺区城南寺町7番10号




良運院

○寺院・諸堂来歴
慶長年間(1596~1615)良運上人の創建と伝わるが、詳細は不明である。元和年間(1615~1624)幕府の都市計画により北船場西縁の浄国寺町から現在地に移転した。昭和20年(1945)大阪大空襲で堂宇の大半を焼失。昭和40年代から50年代にかけて本堂ほか、?枳尼天(だきにてん)社・大黒天社といった諸堂を再建した。境内を入って正面に4メートルほどの大きな日限(ひぎり)地蔵尊を祀る。現在の像は大正5年(1916)造立であるが、江戸時代には宝永5年(1708)に成立したとされる「地蔵四十八カ所巡礼」の札所(ふだしょ)として永く信仰を集めてきた。
所在地:大阪市天王寺区下寺町2丁目2番33号





法藏院

○寺院・諸堂来歴
天正5年(1577)常蓮社住誉慶公上人が創建。明和2年(1765)に庫裏、文久2年(1862)に本堂・庫裏・玄関・書院・弁天堂などを建立、再建するが、昭和20年(1945)の空襲により山門と書院の一部を除き、伽藍の大半を焼失した。平成19年(2007)に庫裏を再建。その他の諸堂は現在復興中である。戦火を免れた山門には、その上部に龍瓦があり、代々「龍之門」と呼称、親しまれてきた。男龍・女龍の瓦は名工瓦師・鬼辰鬼又の作と伝えられる。龍之門をくぐると病苦がやわらぐという伝承もある。
所在地:大阪市天王寺区城南寺町7番4号
http://houzouin.net/






法住寺

○寺院・諸堂来歴
慶長4年(1599)寶誉了風上人が創建。元和3年(1618)西寺町(にしでらまち:現在の兎我野町)に伽藍を建立した。天保5年(1835)天満火災で堂宇のすべてを焼失。同8年に再建。昭和20年(1945)大阪大空襲で再び伽藍を焼失する。昭和46年(1971)現在地に移転して本堂・庫裏(くり)・地蔵堂を建立。##開山上人が霊夢で感得し難波の砂中から発見したという日限地蔵尊が長く尊信を集めてきた。戦災による焼失のあと、黒谷金戒光明寺から木造極彩色の等身大地蔵菩薩が下賜され新たな「ひぎりさん」として崇敬される。「大坂三十三カ所観音巡り」の第四番札所でもあった。その由緒から平成22年(2010)10尺の石造聖(しょう)観音菩薩像を建立した。
所在地:大阪府吹田市千里山東2丁目19番1号


白雲寺

○寺院・諸堂来歴
永禄3年(1560)光蓮社雲誉登故上人が創建した。開山の当初は北天満に所在したが、上本町を経て、現在地東住吉区田辺に移転した。本堂・庫裏等の他、納骨堂である正徳堂がある。本堂は本尊・善導大師像・法然上人像の他、聖(しょう)観音立像を安置する。
所在地:大阪市東住吉区北田辺4丁目10番33号

伝長寺

○寺院・諸堂来歴
慶長11年(1606)鎮蓮社笈誉上人が創建した。昭和20年(1945)の大阪大空襲ですべての堂宇を焼失。昭和58年(1983)に本堂を建立、平成7年(1995)庫裏を落慶した。開山笈誉上人の夢想・発意により奉安された撫で地蔵尊は空襲の被害を免れ、撫でたところの疾病に効験あらたかな地蔵として、創建から今日まで近隣の信仰を集めている。
所在地:大阪市天王寺区餌差町4番7号




天性寺

○寺院・諸堂来歴
天正3年(1575)5月、大和當麻寺の僧眼誉道三上人が創建。慶長年間の寺町編成に際して北河内から現在地に移転したと伝わる。現在も北河内に多くの檀家を擁し、かつて遠路参拝の信徒が境内の大松を目当てに歩いたところから、「松の寺」と呼ばれた。文化3年(1806)火災で堂宇を焼失、同5年再建。昭和20年(1945)大阪大空襲で大松ともども、山門以外の堂宇を焼失。昭和40年(1965)近代建築の粋を結集した現在の本堂・庫裏を再建した。
所在地:大阪市天王寺区上本町4丁目2番28号





長圓寺

○寺院・諸堂来歴
長圓寺は慶長11年(1606)、巌蓮社照誉上人により開山される。昭和20年(1945)3月13日の大阪大空襲にて伽藍を焼失。当時の住職が庫裏を建て本堂建立に尽力するものの、思うように再建成らず、縁ある寺院に助力を依頼したところ、生玉組大宝寺住職の紹介により千日前法善寺と縁を結ぶこととなった。昭和30年(1955)頃のこととされる。千日前法善寺も空襲により伽藍を焼失しており、金毘羅堂・庫裡等は再建できていたが、本堂は未着手であったため、長圓寺境内を法善寺の飛び地境内と位置づけ、昭和35年(1960)頃、そこに本堂を建立。以上のような経緯を経て、長圓寺は法善寺別院としてその法灯をつぐこととなった。
所在地:大阪市天王寺区生玉寺町4番29号


長安寺

○寺院・諸堂来歴
天正年間(1573~1592)法誉上人が創建した。昭和20年(1945)3月の大阪大空襲で観音堂他一棟を焼失。ついで6月の大空襲で、山門以外のすべての堂宇を焼失した。昭和47年11月に本堂を再建。曽根崎心中で有名な大坂観音三十三カ所霊場第十四番札所にも数えられている。
所在地:大阪市天王寺区城南寺町5番13号




智源寺

○寺院・諸堂来歴
慶長9年(1604)三誉智源上人が創建。昭和20年(1945)大阪大空襲ですべての堂宇を焼失する。昭和37年(1962)、都心の町並みに調和するモダンな外観の本堂・庫裏を再建した。境内の北向(きたむき)地蔵尊が、罪を救済する守り仏として、古来絶え間なく参詣の人を集めてきた。戦災で破損したが修復され、大通りから従来と同様の温容を拝することができる。
所在地:大阪市北区天神橋3丁目3番10号