2015年10月31日土曜日

正伝寺の紅葉2015

本堂(方丈)が重要文化財に指定されている正伝寺では、例年11月下旬になるとモミジが赤く色づきます。土塀の向こうに遠く比叡山を望むことができ、京都市の代表的な借景庭園として、市の名勝に指定されています。静かな山裾で趣のある紅葉を堪能できます。※駐車場があります。
所在地:〒603-8847京都府京都市北区西賀茂北鎮守菴町72
開催期間:2015年11月下旬~12月上旬
交通アクセス:JR「京都駅」から9系統の市バス約45分「神光院前」~徒歩15分
問合せ先:正伝寺075-491-3259

赤山禅院の紅葉2015

赤山禅院は古来から「紅葉寺」として親しまれ、例年11月中旬になると山門から社殿へ続く参道は、まるで紅葉のトンネルのように彩られます。11月23日には「珠数供養」があり、全国から寄せられた珠数がお焚き上げで供養されます。
所在地:〒606-8036京都府京都市左京区修学院開根坊町18
開催期間:2015年11月中旬~12月上旬9:00~16:30珠数供養/11月23日
交通アクセス:JR「京都駅」から市バス「修学院離宮道駅」~徒歩20分、または叡山電車「修学院駅」から徒歩20分
問合せ先:赤山禅院075-701-5181
http://www.sekizanzenin.com/


青蓮院門跡の紅葉2015

天台宗の京都五箇室門跡のひとつ「青蓮院門跡」で、紅葉が見ごろを迎えます。極楽浄土の世界を表した池泉回遊式庭園に、深紅に色づいた木々が華やかな彩りを添えます。10月30日から12月6日までの「夜の特別拝観」ではライトアップも行われ、青く幻想的な灯りに包まれて、昼間とは趣の違った風雅な様子が楽しめます。
所在地:〒605-0035京都府京都市東山区粟田口三条坊町
開催期間:2015年11月下旬~12月上旬開門時間/9:00~17:00(受付は16:30まで)
交通アクセス:地下鉄東西線「東山駅」から徒歩5分、または京阪「三条駅」から徒歩15分、またはJR「京都駅」から5系統の市バス「神宮道」~徒歩3分
料金:大人500円、高中生400円、小学生200円(小学生は父兄同伴の場合は無料)
問合せ先:青蓮院075-561-2345
http://www.shorenin.com/

善峯寺の紅葉2015

桂昌院ゆかりの寺で、西山の中腹に建立された善峯寺は、境内の至るところで、味わい深い紅葉の風景が楽しめます。歴史ある建物と紅葉が調和した、山寺ならではの情趣溢れる景色を堪能できます。
所在地:〒610-1133京都府京都市西京区大原野小塩町1372
開催期間:2015年11月中旬~12月上旬8:00~17:00(受付は16:45まで)
交通アクセス:JR京都線「向日町駅」から阪急バス約30分「善峯寺」~徒歩8分
料金:入山料/大人500円、高校生300円、中小生200円
問合せ先:善峯寺075-331-0020
http://www.yoshiminedera.com/


真如堂(真正極楽寺)の紅葉2015

通称を真如堂と呼ばれる真正極楽寺は、紅葉の美しい寺としても知られます。サクラやモミジ、カエデやイチョウなどが植栽されており、例年11月下旬になると境内は燃えるような赤や黄色、橙色に包まれます。12月上旬の散紅葉の時期には、一面、色鮮やかな落ち葉に覆われた紅葉のじゅうたんを楽しめます。
所在地:〒606-8414京都府京都市左京区浄土寺真如町82
開催期間:2015年11月中旬~12月上旬拝観時間/9:00~16:00
交通アクセス:JR「京都駅」中央口から5系統のバス約40分「真如堂前」または「錦林車庫前」~徒歩8分、またはJR琵琶湖線「山科駅」から地下鉄東西線「蹴上駅」~徒歩20分
料金:庭園拝観料/大人500円、高校生300円、中学生200円、小学生無料 境内・本堂参拝自由
問合せ先:真如堂(真正極楽寺)075-771-0915
http://shin-nyo-do.jp/

常照寺の紅葉2015

名妓・吉野太夫の由緒で知られる常照寺には、多くのカエデが植栽されており、例年11月中旬から色鮮やかな紅葉のトンネルが楽しめます。期間中には、特別宝物展も開催され、多くの観光客で賑わいます。
所在地:〒603-8468京都府京都市北区鷹峯北鷹峯町1
開催期間:2015年11月中旬~12月上旬拝観時間/8:30~17:00
交通アクセス:地下鉄烏丸線「北大路駅」から北1系統の市バス「鷹峯源光庵前」~徒歩3分
料金:拝観料/大人400円、小人200円※11月2日~12月6日の金額
問合せ先:常照寺075-492-6775

常寂光寺の紅葉2015

百人一首で知られる小倉山は紅葉の名所でもあり、その中腹にある常寂光寺では、赤や黄色に色づいたイロハカエデやオオモミジが楽しめます。ピーク時には、境内に見事な紅葉のトンネルができ、一見の価値があります。国の重要文化財に指定されている多宝塔と紅葉の取り合わせも絶景です。
所在地:〒616-8397京都府京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3
開催期間:2015年11月中旬~12月上旬開門時間/9:00~17:00(閉門は16:30)
交通アクセス:JR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」から徒歩15分
料金:拝観料/大人400円、小学生200円
問合せ先:常寂光寺075-861-0435
http://www.jojakko-ji.or.jp/

2015年10月29日木曜日

霊鑑寺秋の特別公開2015

歴代の皇女が入寺されたことから「谷の御所」と呼ばれる尼門跡寺院の霊鑑寺は通常非公開ですが、紅葉の見頃にあわせて秋の特別拝観が行われます。尼宮たちの雅な暮らしを偲ばせる御所人形など貴重な寺宝が残されているほか、後西天皇の院御所の御殿を移築した書院には、狩野派の作と伝わる「四季花鳥図」などの華麗な障壁画があります。江戸幕府11代将軍・徳川家斉が寄進したとされる本堂には、如意輪観音像が安置されています。山裾に広がる回遊式庭園には、樹齢350年を超えるタカオカエデなどが植栽されており、色鮮やかな美しい紅葉で彩られる様を観賞できます。
所在地:〒606-8422京都府京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町12
開催期間:2015年11月21日~12月6日拝観時間/10:00~16:00(受付終了)※法要などにより拝観できない日や時間帯が生じる場合あり
交通アクセス:JR「京都駅」から5系統の市バス「真如堂前」~徒歩7分または100系統の市バス「宮ノ前町」~徒歩5分、または阪急「河原町駅」から32系統の市バス「上宮ノ前町」~徒歩3分、または京阪「神宮丸太町駅」から93・204系統の市バス「真如堂前」~徒歩7分
主催:公益社団法人京都市観光協会
料金:拝観料/大人600円、小学生300円
問合せ先:公益社団法人京都市観光協会075-752-7070(9:00~17:00)
http://www.kyokanko.or.jp/

龍安寺の紅葉2015

平成6年(1994年)、ユネスコの世界文化遺産に登録された龍安寺は、紅葉の名所としても名高く、例年11月下旬にはピークを迎えます。枯山水の石庭の周囲や、鏡容池の周りをモミジの色鮮やかな赤が取り囲み、一層、情趣溢れる景色を堪能できます。※駐車場があります。
所在地:〒616-8001京都府京都市右京区龍安寺御陵下町13
開催期間:2015年11月中旬~12月上旬 拝観時間/8:00~17:00(3月1日~11月30日)、8:30~16:30(12月1日~2月末日)
交通アクセス:JR嵯峨野線「円町駅」から(西ノ京円町バス停)市バス「立命館大学前」~徒歩7分、またはJR「京都駅」からJRバス「竜安寺」~徒歩1分
料金:拝観料/大人(高校生以上)500円、中小生300円
問合せ先:龍安寺075-463-2216
http://www.ryoanji.jp/

宝筐院の紅葉2015

嵯峨野にある宝筐院は紅葉の美しさに定評があり、大勢の観光客が訪れます。境内の至る所が真紅や黄金色に色づき、格別に美しい錦秋を楽しめます。※境内の環境保全のため、三脚、一脚の持ち込み不可。
所在地:〒616-8424京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂門前南中院町9-1
開催期間:2015年11月下旬~12月上旬開門時間/9:00~16:00、11月/~16:30
交通アクセス:JR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」から徒歩15分
料金:拝観料/大人500円、中小生200円
問合せ先:宝筐院075-861-0610
http://www.houkyouin.jp/

渡月橋からの紅葉2015

桂川に架かる嵐山の名物、全長155mの渡月橋からは、例年11月中旬になると赤や黄色の錦に染まる山々が望め、紅葉の名所となっています。11月8日は「嵐山もみじ祭」が行われ、今様歌舞船、嵯峨大念仏狂言船、平安管弦船などが浮かび、平安絵巻が繰り広げられます。午後からは島原太夫のお点前と道中もあります。紅葉が川面に映る美しい景観も必見です。
開催期間:2015年11月中旬~12月上旬
開催場所:嵐山・渡月橋
交通アクセス:JR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」から徒歩10分
問合せ先:嵐山保勝会075-861-0012
http://www.arashiyamahoshokai.com/


長岡京もみじめぐり2015

柳谷観音(楊谷寺)、光明寺、長岡天満宮で、樹木が色づき始める例年11月中旬から「長岡京もみじめぐり」が開催されます。風情ある景観の中、光明寺で特別拝観が行われるほか、長岡天満宮では紅葉に染まる庭園のライトアップが予定されています。※光明寺まで/JR京都線長岡京駅からタクシー約15分、長岡天満宮まで/JR京都線長岡京駅から徒歩20分
所在地:〒617-0855京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2
開催期間:2015年11月中旬~12月上旬
開催場所:柳谷観音(楊谷寺)、光明寺、長岡天満宮
交通アクセス:JR京都線「長岡京駅」から車約15分
主催:長岡京市観光協会
問合せ先:長岡京市観光協会075-951-4500
http://www.nagaokakyo-kankou.jp

地蔵院の紅葉2015

一休さんゆかりのお寺として知られる地蔵院では、例年11月中旬になると100mほどの参道両脇のモミジが色づき始めます。竹林で囲まれているため、通称を「竹の寺」とも呼ばれ、紅葉の時季には、赤と緑のコントラストを楽しむことができます。
所在地:〒615-8285京都府京都市西京区山田北ノ町23
開催期間:2015年11月中旬~12月上旬拝観時間/9:30~16:30(最終入山16:15)
交通アクセス:阪急嵐山線「上桂駅」から徒歩12分、またはJR「京都駅」から73系統の京都バス「苔寺・すず虫寺」~徒歩3分
料金:拝観料/500円
問合せ先:地蔵院075-381-3417
http://takenotera-jizoin.jp

住蓮山安楽寺の紅葉2015

浄土宗の開祖・法然上人が弟子、住蓮房・安楽房を弔うために建立された安楽寺では、例年11月下旬に紅葉が見ごろを迎えます。山門から階段にかけての一帯が、鮮やかな紅葉と落ち葉に包まれた様子は、一見の価値があります。
所在地:〒606-8422京都府京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町21
開催期間:2015年11月下旬~12月上旬拝観時間/9:30~16:30、11月の土日祝・12月上旬の土日
交通アクセス:JR「京都駅」から5系統「岩倉操車場行」の市バス「真如堂前」~徒歩10分、またはJR「京都駅」から17系統「錦林車庫行」の市バス「錦林車庫前」~徒歩約7分
料金:拝観料/500円、中学生以下無料
問合せ先:住蓮山安楽寺075-771-5360
http://anrakuji-kyoto.com/


将軍塚青龍殿の紅葉2015

平成26年に落成した青龍殿のある将軍塚は、紅葉の名所としても知られ、東山山頂に位置していることから、上空より東山一帯の紅葉が観賞できます。境内の大舞台に出ると眼下には京都市内のパノラマが広がり、一風変わった紅葉狩りが楽しめます。10月30日から12月6日までは夜の特別拝観とライトアップも行われ、夜景とともに、灯りに照らし出された幻想的な紅葉が観賞できます。※10月31日~12月6日は、京阪「清水五条駅」から将軍塚青龍殿行への循環路線バス運行(京阪バス)あり
所在地:〒607-8456京都府京都市山科区厨子奥花鳥町28
開催期間:2015年11月下旬~12月上旬開門時間/9:00~17:00(受付は16:30まで)
交通アクセス:地下鉄東西線「蹴上駅」から車約5分
料金:大人500円、高中生400円、小学生200円(小学生は父兄同伴の場合は無料)
問合せ先:将軍塚青龍殿075-771-0390
http://www.shorenin.com/


詩仙堂の紅葉2015

石川丈山ゆかりの詩仙堂は名園で知られ、例年11月下旬になると美しい紅葉で彩られます。狩野探幽による中国の詩人36人の肖像と詩があることから「詩仙堂」と呼ばれ、詩仙の間や至楽巣から眺める紅葉が特に見事です。
所在地:〒606-8154京都府京都市左京区一乗寺門口町27
開催期間:2015年11月下旬~12月上旬拝観時間/9:00~17:00(受付は16:45まで)
交通アクセス:JR「京都駅」から5系統の市バス「一乗寺下り松町」~徒歩7分、または叡山電車「一乗寺駅」から徒歩15分
料金:拝観料/大人500円、高校生400円、小中生200円
問合せ先:詩仙堂075-781-2954
http://www.kyoto-shisendo.com/Ja.html


こつま南瓜祭り2015

冬至の日に無病息災を祈願し、生根神社の境内で、中風除けや莫気(ボケ)払いによいとされる蒸しカボチャが振る舞われます(有料/なくなり次第終了)。「こつま南瓜祭り」の“こつま”とは、神社のある玉出の古名を勝間(こつま)村といったことに由来します。勝間村の名産のひとつに「勝間南瓜」があり、江戸時代の飢饉の際、人々がこの南瓜により飢えをしのぎ、命を救ってもらったお礼に南瓜を奉った「こつま南瓜塚」が、今も境内に残ります。※駐車場はありません。
所在地:〒557-0045大阪府大阪市西成区玉出西2-1-10
開催期間:2015年12月22日9:00~14:30頃迄(カボチャがなくなり次第終了)
交通アクセス:地下鉄四ツ橋線「玉出駅」から徒歩3分、または南海本線「岸里玉出駅」から徒歩3分
主催:生根神社
料金:蒸しカボチャ初穂料/800円
問合せ先:生根神社06-6659-2821
http://ikune.net/

金福寺の紅葉2015

与謝蕪村の墓があることで知られる金福寺は、例年11月中旬から赤やオレンジに色づいた木々に包まれます。色鮮やかな紅葉の中、芭蕉庵などが静かに佇む様子はとても風情があります。
所在地:〒606-8157京都府京都市左京区一乗寺才形町20
開催期間:2015年11月中旬~12月上旬拝観時間/9:00~17:00
交通アクセス:JR「京都駅」から5系統の市バス約41分「一乗寺下り松町」~徒歩6分、または叡山電車「一乗寺駅」から徒歩20分
料金:拝観料/400円
問合せ先:金福寺075-791-1666

祇王寺の紅葉2015

「平家物語」悲恋の尼寺として知られる祇王寺では、例年11月下旬に紅葉のピークを迎えます。苔のじゅうたんに覆われた庭に、散り落ちた色鮮やかなモミジが広がる様子は、まるで絵画のように美しく、見る人を楽しませます。
所在地:〒616-8435京都府京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町32
開催期間:2015年11月下旬~12月上旬拝観時間/9:00~16:30(受付終了)
交通アクセス:JR「京都駅」から28系統の市バス約50分「嵯峨釈迦堂前」~徒歩15分
料金:拝観料が必要
問合せ先:祇王寺075-861-3574

下鴨神社の紅葉2015

ユネスコの世界遺産にも登録されている下鴨神社が、例年12月上旬になると、美しい紅葉に包まれます。約12万4000平方mもある広大な「糺の森」には、イチョウやモミジなどさまざまな落葉樹の原生林があり、特に紅葉橋付近では、その名通りの錦繍の景観が堪能できます。平安時代より歌に詠まれるなど、古くから紅葉狩りの名所として知られます。
所在地:〒606-0807京都府京都市左京区下鴨泉川町59
開催期間:2015年12月上旬開門時間/6:00~18:00、冬季/6:30~17:00
交通アクセス:京阪「出町柳駅」から徒歩10分、またはJR「京都駅」もしくは地下鉄烏丸線「北大路駅」から市バス「下鴨神社前」すぐ
問合せ先:下鴨神社075-781-0010

あだし野念仏寺の紅葉2015

あだし野念仏寺の境内には、多数の石仏や石塔があり、賽の河原を模した「西院の河原」などで美しい紅葉を見ることができます。寺伝によると約1200年前、弘法大師により開創、建立された五智山如来寺が起源とされます。
所在地:〒616-8436京都府京都市右京区嵯峨鳥居本化野町17
開催期間:2015年11月中旬~12月上旬拝観受付/9:00~16:30(季節により変動)※11月3日休観(宗教式典のため)
交通アクセス:JR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」から北西へ徒歩20分、またはJR「京都駅」中央口から「清滝行」の京都バス約48分「鳥居本」すぐ
料金:拝観料が必要
問合せ先:あだし野念仏寺075-861-2221
http://www.nenbutsuji.jp


2015年10月25日日曜日

秋季堺文化財特別公開2015

南宗寺や大安寺などで、堺の歴史や文化を物語る貴重な文化財などが特別公開されます。2015年秋季は「夏の陣ゆかりの堺 復興から400年、そして未来へ」をテーマに行われ、期間中はボランティアガイドによる無料ガイドが楽しめます。
開催期間:2015年11月13日~15日、20日~23日※公開箇所により公開日が異なります。
開催場所:旧市街地(南宗寺・大安寺)ほか
交通アクセス:南宗寺・大安寺まで/JR「天王寺駅」から阪堺線「御陵前駅」~徒歩5分
主催:おいでよ堺21実行委員会(堺市、(公社)堺観光コンベンション協会、堺商工会議所、堺ホテル協会)
料金:1箇所400円(文化財有料公開箇所)
問合せ先:おいでよ堺21実行委員会事務局(堺市観光部内)072-228-7493
http://www.sakai-tcb.or.jp/sakaibunkazai


殿岡神社古墳

殿岡神社古墳は墳丘の西側が殿岡神社社殿の建築に伴い削平されてしまっていいるため、墳丘の形状や規模については良く判っていません。埋葬施設は横穴式石室です。開口しているのですが、開口部に柵が立てられ、かつ狭すぎるので石室内に入ることは出来ません。石室内の調査も測量も行われていないようで、詳しいことがあまりわからない古墳です。

所在地:大阪府高槻市奈佐原元町17-15(殿岡神社境内)


殿岡神社

宇賀御魂神を祭神とするが、創建は不詳で、かつては稲荷神社だった。奈佐原の四ヶ村が干ばつで苦しんだ時、「みこし」を阿武山の山頂、殿岡の峰に埋めて降雨を祈願したことに由来する。神社本殿左側には立派な石室を持つ古墳がある。
住所:高槻市奈佐原元町17




高槻市立しろあと歴史館

高槻市立しろあと歴史館は、大阪府高槻市にある市立博物館。
○概要
高槻城三の丸跡に建ち、江戸時代の高槻の歴史資料を、多彩な資料や映像・模型のほかマンガによる解説も加えて、わかりやすく紹介する。
○施設
常設展示 「高槻城と人」「城下町のくらし」「西国街道と芥川宿」「淀川と舟運」「人々のなりわいといとなみ」 大阪府指定無形民俗文化財「淀川三十石船船唄」(平成14年1月29日指定)の歌声
企画展示
体験学習室
○利用情報
開館 10時-17時(入館は16時半まで)
休館 月曜(祝日は開館)・祝日の翌日・12月28日 - 1月3日 月曜日が祝日の場合は火曜日、土曜日が祝日の場合は日曜日が休館。
入館料 無料(特別展は有料)
○所在地
〒569-0075
大阪府高槻市城内町1番7号
○交通アクセス
阪急京都本線 高槻市駅より南へ徒歩約10分
JR京都線 高槻駅より南東へ徒歩約15分


光松寺

光松寺は大阪府高槻市にある西山浄土宗の仏教寺院。山号は霊瑞山。本尊は阿弥陀如来。
○歴史
創建年月は不詳だが、寺伝によると良元が結んだ草庵が始まりと伝えられている。当初は高槻城内にあったとされるが、永禄年間(1558~1569年)の高山右近の高槻城改築にあたりこの地を賜り移転したとされる。そのときに光明寺から顕空登順上人を迎え開山としたと伝えられる。顕空登順上人が本堂を創建し、後に、庫裡、観音堂、鐘楼堂、客殿、玄関、土蔵などを増築した。1995年(平成7年)の阪神大震災により被災し、本堂は1998年(平成10年)に修復されている。
○行事
1月1日-修正会
1月25日-御忌会
2月15日-涅槃会
3月-彼岸会
4月8日-降誕会
7月15日-盂蘭盆会
8月24日-地蔵盆
9月-彼岸会
10月6日~10月15日-十夜会
12月8日-成道会
12月31日-除夜の鐘
○所在地・交通アクセス
〒569-0078 大阪府高槻市大手町2-47
JR高槻駅より徒歩15分
阪急高槻市駅より徒歩5分

http://www5f.biglobe.ne.jp/~koushouji_gikuu/index.html





本行寺

本行寺は大阪府高槻市にある日蓮宗の仏教寺院。山号は常智山。本尊は題目宝塔、釈迦多宝二仏。旧本山は、京都本満寺。
○歴史
創建年月は不詳だが、この地より2kmほど北にある大蔵司村付近の丘陵に、文武天皇の時代の豪族の氏寺として創建されたとされる岡本寺という寺があったと伝えられており、その寺跡に日蓮宗に属する寺院として創建されたという。当初は本照寺という寺名であった。戦国時代になり、三好元長、細川晴元の崇敬が厚く隆盛を極めたと伝えられるが、法華一揆とそれに続く天文法華の乱により堂宇は焼け落ち焦土となった。その後三好長慶により毘沙門堂として再興されるものの、高山右近の時代に諸堂宇は焼き討ちされ、日蓮聖人像(祖師像)のみが住職により備前国(岡山県)に逃れたとされている。その後高槻に復帰がかなうものの、創建の地への復帰、元の寺号の呼称が許されず、慶長元年(1596年)に、後に久遠寺の第二十世法主となる一如院日重上人の手により現在の地に再建され、そのときに寺号を常智山本行寺と改めた。慶安4年(1651年)に、高槻城主の永井直清が平癒祈願をし、見事かなったことから本堂を建立し、それ以来高槻城主の祈願所となり、「病を除く寺」として有名になったとされる。現在境内には、本堂のほか、妙見堂、大黒殿、客殿、鐘楼などがある。この寺の山門は高槻城にあった門が移築されたもので、本瓦茸の高麗門といった様式になっている。
○周辺情報
本行寺の建っている地は高槻城の鬼門に当たる位置にあるため寺院が多く、近くには、光松寺、理安寺といった寺があり、少し離れたところには高槻城主だった永井家を祀る永井神社を境内社にしている野見神社が建っている。
・思案石
本行寺の近くの歩道には、いわくつきの謎の石があり、歩道の真ん中に鎮座して黄色く塗られたこの石は、通称「思案石」と呼ばれている。名前の由来は、高槻城のお堀へ身を投げて死のうとした人たちが、死ぬ間際にこの石に座って、いろいろと思案したことにあるとされる。この石を撤去しようとしたところ怪我人が続出したなどと言われており、取り除かれずにそのままにされているとされる。黄色い色については、歩道の真ん中にあることからつまずく人が絶えず、市職員が目立つように色を塗ったようである。なお、思案石は2012年3月8日に撤去されており、現在は同市城内町の『しろあと歴史館』に移され、文化財として展示されている。
○所在地・交通アクセス
〒569-0078 大阪府高槻市大手町2-43
JR高槻駅より徒歩15分
阪急高槻市駅より徒歩5分







関西大学博物館

関西大学博物館は、関西大学が設置・運営している博物館。
○概要
1994年4月に開館。考古学を中心に約1万5千点の資料を収蔵している。附属施設として「大阪都市遺産研究センター 」及び「高松塚古墳壁画再現展示室」がある。資料の中心は、元毎日新聞社主の本山彦一のコレクションや、博物館収集の資料、関西大学考古学研究室の調査した出土資料など。本山コレクションには、本山自身の収集品のほか、幕末から明治時代の学者神田孝平の収集品も含まれている。これら所蔵品は、考古学者で関西大学教授も務めた末永雅雄が学内に開設した考古学研究室に一部陳列されていたが、大学博物館として開館したのは前述のように1994年であった。毎年春には特別展、秋には博物館実習の受講生による展示会がある。博物館の入居する建物「簡文館」は、2007年に登録有形文化財に登録された。
○関連人物
末永雅雄
網干善教(初代館長)
上井久義(元館長)
○所蔵文化財
重要文化財河内国府遺跡(こういせき)出土品 大阪府藤井寺市惣社出土、縄文時代 石製けつ状耳飾 6箇(「けつ」の漢字は王偏に「決」の旁)
石製丸玉 1箇
鉢形土器 1箇
高坏形土器 1箇
籠形土器 1箇
銅鏃 5箇
附:土器残欠6箇
石枕 奈良県天理市渋谷町出土
○来館案内
入館料:無料
開館時間:10:00~16:00
休館日:土曜日・日曜日、夏季・冬季休業中、その他大学の定めた休館日
交通:阪急千里線関大前駅から徒歩10分
○所在地
〒564-8680大阪府吹田市山手町3-3-35

http://www.kansai-u.ac.jp/Museum/index.html


2015年10月22日木曜日

法隆寺慈恩会2015

法隆寺では「慈恩会」が毎年11月13日に大講堂で行われます。慈恩会とは、法相宗の高祖・慈恩大師基(窺基)の追悼と宗学の振興を祈る法会です。
所在地:〒636-0115奈良県斑鳩町法隆寺山内1-1
開催期間:2015年11月13日13:00~
開催場所:法隆寺大講堂
交通アクセス:JR大和路線「法隆寺駅」から徒歩20分または奈良交通バス「法隆寺門前」すぐ
問合せ先:法隆寺0745-75-2555
http://www.horyuji.or.jp/

平城宮跡菊花大会2015

日本の都として栄えた古都奈良の秋を彩る「平城宮跡菊花大会」が開催されます。日本の菊は、遣唐使などによって奈良時代中期以後に、中国の長安の都からもたらされたとされます。丹精込めて育てられた菊の花々が展示されます。
所在地:〒630-8580奈良県奈良市二条大路南1-1-1
開催期間:2015年10月21日~11月20日※土日祝除く8:30~17:00、最終日/~15:00
開催場所:奈良市庁舎玄関前及び玄関ホール
交通アクセス:近鉄「新大宮駅」から徒歩10分、またはJR「奈良駅」からバス「奈良市庁前」すぐ
主催:奈良市、奈良県菊花連盟
料金:無料
問合せ先:奈良市観光経済部観光振興課0742-34-5135
http://www.city.nara.lg.jp/


長谷寺もみじまつり2015

美しく見応えのある紅葉で彩られた長谷寺で、もみじまつりが行われます。期間中には、豊山太鼓の奉納演奏と、もみじ茶会(先着500人無料接待)が催されます。10mを超える十一面観音様のほか、国宝や重文の寺宝もあり、見どころ多数です。
所在地:〒633-0112奈良県桜井市初瀬731-1
開催期間:2015年10月17日~12月6日9:00~16:30※幽玄のつどい豊山太鼓奉納演奏/11月7日13:00~、もみじ茶会/11月28日9:30~(歓喜院)
交通アクセス:近鉄大阪線「長谷寺駅」から徒歩15分
料金:無料※入山料が必要/大人500円、小学生250円
問合せ先:総本山長谷寺0744-47-7001
http://www.hasedera.or.jp/

長岳寺の紅葉2015

日本最古の鐘楼門など、国指定重要文化財の建物が点在する長岳寺では、例年11月になると紅葉が見頃を迎えます。境内の建造物と見事に調和した美しい紅葉は、「日本紅葉の名所100選」にも選ばれています。1万2000坪の境内には、平戸つつじをはじめさまざまな花が植えられ、四季折々に違った顔を見せます。
所在地:〒632-0052奈良県天理市柳本町508
開催期間:2015年11月中旬~下旬大地獄絵展示と住職による絵解き/10月23日~11月30日(時間は問合せが必要)
交通アクセス:JR桜井線・近鉄「桜井駅」から「天理方面行」のバス「長岳寺前」~徒歩7分、またはJR桜井線・近鉄「天理駅」から「桜井方面行」のバス「長岳寺前」~徒歩7分
料金:大人350円、大高生300円、中学生250円、小学生200円
問合せ先:長岳寺0743-66-1051
http://www.chogakuji.or.jp/

誓文祭2015

1年間お守り頂いたえびす様に感謝する「誓文祭」が西宮神社で執り行われます。新年を迎えるにあたり、えびす様に商売繁盛を祈願する「十日えびす」に対するお祭りで、毎年11月20日に開催されます。祭典後、招待者が案内される直会では、落語や神前くじが行われます。
所在地:〒662-0974兵庫県西宮市社家町1-17
開催期間:2015年11月20日
交通アクセス:阪神「西宮駅」から徒歩5分、またはJR神戸線「さくら夙川駅」から徒歩10分、またはJR神戸線「西宮駅」南出口から南西へ徒歩15分
主催:西宮神社
問合せ先:西宮神社0798-33-0321
http://nishinomiya-ebisu.com


醸造安全祈願祭(酒まつり)2015

「酒の神様」「醸造の祖神」として知られる大神神社で、新酒の醸造安全を祈願するお祭りが斎行されます。灘、伏見をはじめ、全国の醸造家や杜氏、酒造関係者が参列し、神楽「うま酒みわの舞」の奉奏や、参拝者へのふるまい酒が行われます。
所在地:〒633-8538奈良県桜井市三輪1422
開催期間:2015年11月14日10:30~
交通アクセス:JR桜井線「三輪駅」から東へ徒歩10分、または近鉄大阪線「桜井駅」からバス「三輪明神参道口」~徒歩10分
主催:大神神社
問合せ先:大神神社0744-42-6633
http://www.oomiwa.or.jp/

春日若宮おん祭お渡り式2015

平安時代の末に五穀豊穣を祈って始められたお祭りです。15日の大宿所祭、16日の宵宮祭を経て、17日正午からのお渡り式では、平安から江戸までの時代装束を身につけた時代行列が見られます。その後、お旅所で神楽や舞楽、細男、田楽、猿楽など古典芸能の奉納が行われます。18日には後宴能も催されます。
所在地:〒630-8212奈良県奈良市春日野町160
開催期間:2015年12月17日12:00~14:30頃※雨天の場合は問合わせのこと
開催場所:春日大社一之鳥居・三条通り周辺
交通アクセス:JR「奈良駅」・近鉄「近鉄奈良駅」から「春日大社本殿行」の奈良交通バス「終点」下車、またはJR「奈良駅」・近鉄「近鉄奈良駅」から市内循環外回りの奈良交通バス「春日大社表参道」~徒歩10分
主催:春日大社
料金:拝観無料
問合せ先:春日大社0742-22-7788
http://www.kasugataisha.or.jp/

龍田大社の紅葉2015

竜田神、竜田風神とも称される祭神を祀る龍田大社を、例年11月になると紅葉が飾ります。境内のモミジなどが色づき、静かに佇む社殿や参道で色鮮やかな秋の景観を堪能できます。五穀豊穣、航海安全の神として古くから崇敬を集め、歴代の朝廷も深く信仰した由緒ある神社です。
所在地:〒636-0822奈良県三郷町立野南1-29-1
開催期間:2015年11月上旬~中旬
開催場所:龍田大社
交通アクセス:JR大和路線「三郷駅」から徒歩7分
問合せ先:龍田大社0745-73-1138

夢殿秘仏秋季救世観音特別開扉2015

明治初年までの数百年間、法隆寺で白布にくるまったまま秘仏とされてきた救世観音像の特別開扉が行われます。聖徳太子の御等身の像と伝えられ護持されてきた仏様で、春と秋の特別な期間のみ開扉されます。
所在地:〒636-0115奈良県斑鳩町法隆寺山内1-1
開催期間:2015年10月22日~11月22日8:00~16:45、11月4日以降/8:00~16:15
交通アクセス:JR大和路線「法隆寺駅」から徒歩20分または奈良交通バス「法隆寺門前」すぐ
主催:法隆寺
料金:東院伽藍のみ/中学生以上300円、小学生150円
問合せ先:法隆寺0745-75-2555
http://www.horyuji.or.jp/

談山神社例大祭2015

談山神社で、御祭神の藤原鎌足公の命日にあたる11月17日に例大祭が行われます。談山神社にとって最も意義深いお祭りで、当日は南都楽所(なんとがくそ)による、本殿石の間で舞楽が奉納されます。楼門(重要文化財)、本殿(重要文化財)、権殿(重要文化財)をはじめとする朱塗りの美しい社殿は一見の価値があります。
所在地:〒633-0032奈良県桜井市多武峰319
開催期間:2015年11月17日
交通アクセス:JR桜井線「桜井駅」から「談山神社行」のバス約25分「談山神社」~徒歩3分
問合せ先:談山神社0744-49-0001
http://tanzan.or.jp/

足利氏ゆかりの石龕寺もみじ祭2015

丹波屈指のもみじの名所、足利氏ゆかりの地としても知られる石龕寺で「もみじ祭」が行われます。鎧や兜に身を包んだ地元の人々が、尊氏や義詮に扮し、山伏の先導で石龕寺まで練り歩きます。石龕寺では、山伏による護摩供養や火渡りが行われるほか、さまざまな催し物やバザー、特産品の販売などがあります。※武者行列の参加者募集中(当日の朝8時集合、4km程度の歩行が可能な方限定、参加費不要、お茶・お弁当支給あり)、問い合わせはもみじ祭実行委員会まで。
所在地:〒669-3141兵庫県丹波市山南町岩屋2
開催期間:2015年11月15日10:00~15:00
開催場所:石龕寺
交通アクセス:JR福知山線「谷川駅」から「坂尻行」の神姫バス「山南農協」~徒歩50分、または舞鶴若狭自動車道「丹南篠山口IC」・中国自動車道「滝野IC」から車約30分
主催:足利氏ゆかりの石龕寺もみじ祭実行委員会
料金:入山無料(当日のみ)
問合せ先:足利氏ゆかりの石龕寺もみじ祭実行委員会(小川地域づくりセンター内)0795-77-0044

春日若宮おん祭2015

春日大社の摂社である若宮神社で「春日若宮おん祭」が催されます。880余年にわたり途切れることなく、五穀豊穣と万民安楽を祈り、大和一国を挙げて盛大に執り行われてきました。現在では7月から行事が始まり、中心となる神事は12月15日~18日に行われます。長承年間、長年にわたる大雨や洪水により、飢饉が相次ぎ疫病が蔓延したため、時の関白藤原忠通公が、万民救済のため若宮の御霊威にすがり、若宮神社本殿と同じ規模の壮麗な仮御殿を造営しました。若宮の御神助を願い、翌年(1136年)旧暦9月17日、春日野に御神霊をお迎えして丁重なる祭礼を奉仕したのが「おん祭」の始まりです。
所在地:〒630-8212奈良県奈良市春日野町160
開催期間:2015年12月15日~18日行事により異なる
開催場所:若宮神社(春日大社摂社)
交通アクセス:JR「奈良駅」もしくは近鉄「近鉄奈良駅」から「春日大社本殿行」のバス「春日大社本殿」すぐまたは市内循環外回りのバス「春日大社表参道」~徒歩10分
問合せ先:春日大社0742-22-7788
http://www.kasugataisha.or.jp/

慈恩会2015

法相宗の宗祖・慈恩大師を偲び、毎年11月13日に法要が営まれます。薬師寺、興福寺が交代で会場となり、両寺の僧侶合同で行われます。大師の画像が堂内中央に掲げられ、ろうそくの明かりの中、厳かに執り行われます。
所在地:〒630-8213奈良県奈良市登大路町48
開催期間:2015年11月13日慈恩会法要/19:00~
交通アクセス:近鉄奈良線「近鉄奈良駅」から徒歩10分
料金:慈恩会法要(19:00以降)無料
問合せ先:興福寺0742-22-7755
http://www.kohfukuji.com/

2015年10月21日水曜日

紅葉まつり2015

奈良県でも有数の紅葉の名所である談山神社で「紅葉まつり」が行われます。赤く染まる山々を背景に、毎年10月第2日曜には「嘉吉祭」、11月3日には「けまり祭」、17日には「例大祭」(ともに見物無料)が斎行されます。
所在地:〒633-0032奈良県桜井市多武峰319
開催期間:2015年10月11日~12月13日8:30~16:30※嘉吉祭/10月11日、けまり祭/11月3日、例大祭/11月17日
交通アクセス:JR桜井線「桜井駅」から「談山神社行」のバス約25分「談山神社」~徒歩3分
料金:大人500円、小学生250円
問合せ先:談山神社0744-49-0001
http://tanzan.or.jp/

駒宇佐八幡神社百石踊り2015

駒宇佐八幡神社の百石踊りは約500年もの歴史がある雨乞い行事で、兵庫県の無形文化財に指定されています。毎年11月23日の新嘗祭で行われ、午後の宮入のあと約20分間、この踊りが奉納されます。文亀3年(1503年)の大干ばつの際、雨乞いをした僧・元信の夢が元とされ、女装をした青年の歌にあせて子どもたちが太鼓を激しく打ち鳴らします。
所在地:〒669-1351兵庫県三田市上本庄1221
開催期間:2015年11月23日13:00~
開催場所:駒宇佐八幡神社
交通アクセス:JR宝塚線「藍本駅」から車約15分
料金:見物無料
問合せ先:三田市総合案内所079-563-0039

開山堂・良弁僧正坐像、俊乗堂・重源上人坐像、法華堂(三月堂)・執金剛神立像秘仏開扉2015

国宝に指定されている、大仏の建立に尽力した良弁僧正(ろうべんそうじょう)の坐像が特別に公開されます。あわせて俊乗堂も開扉され、同じく国宝の重源上人(ちょうげんしょうにん)の坐像も特別に公開されます。法華堂(三月堂)では、金剛杵を振り下ろそうとする一瞬の姿を表現した国宝の執金剛神立像が開扉されます。
所在地:〒630-8587奈良県奈良市雑司町406-1
開催期間:2015年12月16日10:00頃~16:00(予定)
交通アクセス:近鉄奈良線「近鉄奈良駅」から徒歩20分、またはJR「奈良駅」もしくは近鉄奈良線「近鉄奈良駅」から市内循環バス「大仏殿春日大社前」~徒歩5分
料金:開山堂・俊乗堂・法華堂(三月堂)/入堂料が必要
問合せ先:東大寺0742-22-5511
http://www.todaiji.or.jp/

愛染堂大祭2015

愛染明王さまの年1回の大祭で、境内の愛染堂の愛染明王御宝前において採灯護摩供が修法されます。蔵王堂では、愛染明王さまにご祈祷した縁結び御守りが授与されます。
開催期間:2015年11月27日13:00~14:00
開催場所:奈良県吉野郡吉野町金峯山寺蔵王堂境内愛染堂
交通アクセス:近鉄吉野線「吉野駅」からロープウェイ「吉野山駅」~徒歩15分
主催:総本山金峯山寺
問合せ先:金峯山寺0746-32-8371
http://www.kinpusen.or.jp/

四天王寺ワッソ2015

古代東アジアの国際交流を雅やかに再現した大阪ならではのお祭り、「四天王寺ワッソ」が史跡なにわの宮跡公園で開催されます。プレステージで、東アジアの伝統芸術が披露され、恒例のミニ歴史劇に続き、古代衣装を纏った1000人によるパレードが始まります。会場入口に設けられたエントランス広場では、大阪、東北、九州、東アジアの物産展や、ワッソの歴史がわかる写真展が行われるほか、まんぷく屋台広場では、さまざまな東アジアのフードが味わえます。バルーンアート教室など、家族で楽しめるわくわく体験広場もあります。
所在地:〒540-0006大阪府大阪市中央区法円坂1 
開催期間:2015年11月1日10:30~17:00(晴天時)※プレステージ/12:00~、式典/13:00、ミニ歴史物語・巡行催事/13:15~ほか※雨天時は大阪国際交流センター/開場12:30、開演13:00
開催場所:史跡なにわの宮跡公園(※雨天時は大阪国際交流センター/席に限りあり)
交通アクセス:地下鉄「谷町四丁目駅」10号出口から徒歩2分
主催:四天王寺ワッソ実行委員会
料金:入場無料
問合せ先:四天王寺ワッソ実行委員会06-6371-8703
http://www.wasso.net/

たかとり城まつり2015

児童公園をメイン会場に「たかとり城まつり」が開催されます。時代行列をはじめ、火縄銃や居合、殺陣(たて)の実演、フリーマーケットなどが行われます。かごかき競争や自作駕籠による駕籠コンテストも催されます。
開催期間:2015年11月23日10:00~16:00※雨天決行(時代行列など一部のパフォーマンスは中止)
開催場所:奈良県高市郡高取町児童公園(メイン会場)、城下町筋
交通アクセス:近鉄「壺阪山駅」から徒歩15分
主催:たかとり城まつり実行委員会
料金:無料
問合せ先:高取町観光案内所・夢創舘0744-52-1150
http://sightseeing.takatori.info/

2015年10月20日火曜日

陽松庵

観応2年(1351)夢想国師の開基と伝えられている曹洞宗の禅道場。18世紀淡路の稲田九郎兵衛及び地元、木部の牡丹屋下村小兵衛が中興開山の祖として天桂禅師を招き、寺を移転再建されたと伝えられる(現在の土地は小兵衛が寄進)。天桂禅師は有名な「正法眼蔵弁註(江戸時代初の「正法眼蔵」の注釈書)」の出版をした。木部の有力檀家の経済的支援あっての事業であった。
所在地:大阪府池田市吉田町179









京都御所秋季一般公開2015

京都御所で秋の一般公開が行われます。通常、京都御所参観には申込手続が必要ですが、期間中は手続不要で見学できます。参観者は、宜秋門(ぎしゅうもん)から参入し、清所門(せいしょもん)から退出することになります。
所在地:〒602-8611京都府京都市上京区京都御苑3番
開催期間:2015年10月30日~11月3日9:00~15:30(最終退出時刻は16:15)※期間中は事前申込不要
開催場所:京都御所
交通アクセス:地下鉄烏丸線「今出川駅」から徒歩5分
料金:無料
問合せ先:宮内庁京都事務所075-211-1211
http://www.kunaicho.go.jp/event/kyotogosho/kyotogosho.html

2015年10月18日日曜日

綱敷天満宮新嘗祭2015

祈年祭とともに古くから行われてきた新嘗祭が、綱敷天満宮で執り行われます。春先に行われる祈年祭では五穀豊穰を祈り、秋の新嘗祭では一年の収穫を神々に感謝し、新穀をお供えして、感謝の祝詞を奏上します。
所在地:〒654-0053兵庫県神戸市須磨区天神町2-1-11
開催期間:2015年11月25日
交通アクセス:山陽電鉄「須磨寺駅」から徒歩3分、またはJR神戸線「須磨海浜公園駅」または「須磨駅」から徒歩10分
問合せ先:綱敷天満宮078-734-0640
http://tsunashikitenmangu.or.jp/

2015年10月12日月曜日

地車(だんじり)in大阪城2015

大阪市内の約25基の地車(だんじり)が、大阪城公園に集結する「地車(だんじり)in大阪城2015」が開催されます。公園内をだんじりが勇壮に往来する様は迫力満点で見応えがあります。日本蕎麦と日本酒の博覧会も同時開催されます。日本酒を片手にだんじりを観覧できます。
所在地:〒540-0002大阪府大阪市中央区大阪城3
開催期間:2015年10月31日~11月3日10:00~16:30(最終入場は16:00まで)
開催場所:大阪城公園太陽の広場
交通アクセス:JR大阪環状線「大阪城公園駅」からすぐ、またはJR大阪環状線「森ノ宮駅」から徒歩10分
主催:地車(だんじり)in大阪城2015実行委員会
料金:入場無料
問合せ先:地車(だんじり)in大阪城実行委員会事務局06-6585-0351

赤穂義士祭2015

赤穂義士たちが吉良邸に討ち入りを果たした12月14日に、街をあげて「赤穂義士祭」が開催されます。大名行列や義士行列などの「忠臣蔵パレード」が一番の見どころとなっています。花岳寺での法要や大石神社での祭典のほか、赤穂城跡内の武家屋敷公園では、忠臣蔵ゆかりの市町や近隣市町による「忠臣蔵交流物産市」などが催されます。前日には、花岳寺と大石神社で義士追慕の前夜祭もあります。12月14日までの1週間は「忠臣蔵ウィーク」と題し、赤穂城跡の「光の天守閣」など、関連の催しが続々と行われます。
開催期間:2015年12月14日パレード/10:00~15:00、忠臣蔵交流物産市/10:00~16:00
開催場所:兵庫県赤穂市息継ぎ広場、お城通り周辺
交通アクセス:お城通り周辺まで/JR赤穂線「播州赤穂駅」から南へ徒歩10分
主催:赤穂義士祭奉賛会
料金:見学無料
問合せ先:一般社団法人赤穂観光協会0791-42-2602
http://www.city.ako.lg.jp/kanko/kanko

常勝寺の紅葉2015

四季の情趣に恵まれた丹波の山寺、常勝寺では、秋になると参道の石段の横のモミジが真っ赤に色づきます。境内には、黄色に色づく楷(かい)の木、白や赤、ピンクの花が咲く山茶花もあり、紅葉との見事なコントラストも楽しめます。
所在地:〒669-3131兵庫県丹波市山南町谷川2630
開催期間:2015年11月中旬~12月上旬
交通アクセス:JR福知山線「谷川駅」からタクシー約5分または徒歩20分
問合せ先:常勝寺0795-77-0074

好古園紅葉会2015

紅葉会期間中の好古園では、金土日と祝日の営業時間が20時まで延長され、紅葉した木々などがライトアップされます。昼間とは異なった夜間景観が楽しめるほか、演奏会が催され、15日はフルートとヴィオラの二重奏(フルートは深江亮太、ヴィオラは長谷川縁)、23日は一絃須磨琴(一絃須磨琴保存会)、28日は二胡(二胡倶楽部彩音)、29日は和太鼓と横笛(高野巧)が楽しめます。
所在地:〒670-0012兵庫県姫路市本町68
開催期間:2015年11月13日~30日金土日祝のみ/9:00~20:00(入園は19:30まで)※通常は9:00~17:00(入園は16:30まで)
交通アクセス:JR神戸線・山陽電鉄「姫路駅」から徒歩15分または神姫バス約5分「姫路城・大手門前」下車
主催:姫路市、一般財団法人姫路市まちづくり振興機構
料金:大人300円、小中高生150円
問合せ先:姫路城西御屋敷跡庭園・好古園079-289-4120
http://himeji-machishin.jp/ryokka/kokoen/


高槻城

高槻城は、明治7年(1874年)まで大阪府高槻市にあった日本の城。入江城とも呼ばれる。
○概要
室町時代は入江氏の居城であったが織田信長に滅ぼされ、その後和田惟政、次いで高山右近が城主となった。天正元年(1573年)からは本格的な城塞が築かれた。豊臣氏滅亡後は内藤信正が城主となり、以降高槻藩の藩庁として用いられた。内藤氏の後は土岐氏、松平氏、岡部氏、永井氏とたびたび城主が入れ替わった。明治7年(1874年)に廃城となり、東海道線が敷設される際、石垣や木材などがその資材にあてられた。現在、城域の一部が城跡公園として整備され、復元石垣、高山右近像が建てられている。
○沿革
10世紀の末、990年に近藤忠範が久米路山と呼ばれる小丘に築城したのが高槻城の始まりと言われているが確証はない。高槻城の文献上の初見は、大永7年(1527年)の桂川原の戦いで山崎城に詰めていた薬師寺国長が波多野稙通に攻められ、高槻城に逃亡した記録である。
その後、芥川山城に三好長慶が入城した天文22年(1553年)には高槻城は支城となっていたようで、入江春継が城主となっていた。長慶が永禄7年(1564年)に亡くなると、三好三人衆の1人三好長逸がこの地域一帯をおさめていたが、織田信長が摂津に侵攻、永禄11年(1568年)9月28日に芥川山城を落城させると、高槻城も無血開城に近い形で降伏した。永禄12年(1569年)1月、本圀寺の変で15代将軍足利義昭の住む屋敷を襲撃する時に、三好三人衆と行動を共にしていた入江春継は敗退し、自害して滅んでしまったようである。この時逆に活躍したのが芥川山城主であった和田惟政で、信長より高槻城も与えられ高槻城を本城とした。この時から高槻城は近代城郭として大きく様変わりしていく。
キリスト教の最大の理解者であったのは、その後城主となる高山父子であるが、和田惟政もよき理解者で宣教師を迎え入れたり、城内に教会を建設しようとしたが白井河原の戦いで戦死し頓挫した。その後高山友照・右近父子が城主となって天正4年(1576年)に念願であった教会を建設、天正11年(1583年)には修学寮も建設し、領内には20ヶ所の教会、当時の高槻領人口の60%以上、1万8千人もの人々がキリスト教徒となり、宗教活動を活発にしていたようである。天正10年(1582年)6月に本能寺の変で信長が討たれると、豊臣秀吉は大坂城の築城に着手し、右近は天正13年(1585年)に船上城へ転封、高槻城は秀吉の直轄領となり城主となったが、同年末には亀山城へ移っていた。高槻城は豊臣方の代官数名や新庄直頼が城主となったが関ヶ原の戦い後、今度は徳川氏の直轄地となる。徳川方の代官や青山忠成が城主となり、慶長19年(1614年)の大坂冬の陣、翌年の大坂夏の陣で高槻城は補給基地となって徳川方の勝利に貢献した。元和元年(1615年)6月に内藤信正が城主に、元和3年(1617年)に土岐定義が城主となると、高槻城は完全な近代城郭として改修した。ついで松平家信、岡部宣勝、松平康信と城主が代わり、慶安2年(1649年)に永井直清が城主となる。永井直清は侍屋敷の拡張、城下町の整備、領内では水田開発、各所に碑を建てて文化行政にも力を注いだ。その後永井氏は13代にわたって高槻城主となり幕末に至る。明治4年(1871年)7月、廃藩置県により廃城。明治7年(1874年)には破却が始まり、向日町駅 - 大阪駅間の鉄道敷設用材として石垣などが利用された。明治42年(1909年)から昭和20年(1945年)までは、大日本帝国陸軍工兵第4連隊が駐屯した。昭和22年(1947年)に高槻市立第一中学校、昭和26年(1951年)に大阪府立島上高等学校(現・大阪府立槻の木高等学校)が設置された。本丸跡にあたる槻の木高校内には高槻城跡の石碑が建てられている。
○規模
高槻城は主に4度の大規模な改修が実施されたと思われる。
・高槻城改修の歴史
第1次改修
永禄年間(1558年-1570年)和田氏 一重の堀を巡らしたものではないかと推定される
第2次改修
天正年間(1573年-1592年)高山氏 二重の堀を巡らしたものではないかと推定される
第3次改修
元和年間(1615年-1624年)土岐氏 近代城郭が完成、三重の堀を巡らし、本丸、二の丸、三の丸、出丸が確認できる
第4次改修
寛永年間(1624年-1644年)岡部氏 更に西側に堀を巡らし、西国街道に近い北側に城下町を整備したと思われる
最終的な高槻城の規模は、約南北に630m×東西に600mが推定される。
○城跡へのアクセス
電車でのアクセス JR東海道本線高槻駅-徒歩約10分
阪急電鉄京都線高槻市駅-徒歩約10分
車でのアクセス 名神高速道路茨木IC→国道171号
近隣に駐車場
所在地:高槻市城内町3番10号城跡公園内
 
 
 
 
 
 
 
 

 

2015年10月10日土曜日

八丁松原

高槻の城下町に入る六口のひとつで、京口と呼ばれた高槻城から西国街道まで続いた松の並木道。慶安2年(1649年)に、高槻城主・永井直清によって整備され、現在の八丁畷町・松原町に名残をとどめる。
○住所
大阪府高槻市松原町~八丁畷町

○アクセス
阪急高槻市駅より徒歩3分




高槻市立歴史民俗資料館

資料館は城跡公園内にあります。建物は江戸時代中期の商家(笹井家住宅)を移築復元したもの。昭和47年9月に高槻市指定文化財の建造物第1号に指定されました。資料館は展示館と収蔵庫から構成されており、収蔵品の中でも民俗文化財(日常生活の中で、その地域の特徴をもつ風俗・習慣・言語・芸能など:無形のものと、生活用具・生産用具などの民具:有形のもの)を中心とした展示を行なっています。
○営業期間
営業:10:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日:月曜日・祝日の翌日・12月28日~1月3日

○所在地
〒569-0075大阪府高槻市城内町3-10城跡公園内
072-673-6446 
○交通アクセス
(1)阪急「高槻市駅」から徒歩約10分 



2015年10月3日土曜日

神農祭2015

「神農さん」と親しまれる少彦名神社の祭で、大阪では一年の最後に斎行されるため「とめの祭」とも呼ばれます。神社のお守りとされる張子の虎は、疫病が大流行した時に作られた薬とともに神前に供えられ、疫除祈願を込めたお守りとして参詣客に授与したことに始まったといわれます。参拝客が奉納する浪速神楽や、文化講演会(予約が必要)なども行われます。
所在地:〒541-0045大阪府大阪市中央区道修町2-1-8
開催期間:2015年11月22日~23日10:00~20:00
交通アクセス:地下鉄堺筋線または京阪線「北浜駅」から徒歩2分、または地下鉄御堂筋線「淀屋橋駅」11番出口から徒歩7分
主催:少彦名神社
料金:神虎(張り子の虎)2500円
問合せ先:少彦名神社06-6231-6958
http://www.sinnosan.jp/

真田まつり2015

1614年(慶長19年)の大坂冬の陣の際、真田幸村が抜け穴として設けたと伝わる地下の暗道がある三光神社で、「真田まつり」が開催されます。真田幸村の抜け穴が1年に一度公開されるほか、戦勝式典や子供甲冑試着体験が行われます。
所在地:〒543-0013大阪府大阪市天王寺区玉造本町14-90
開催期間:2015年11月1日戦勝式典/10:00~、抜け穴開放/10:30~14:30、子供甲冑試着体験/10:30~
交通アクセス:地下鉄長堀鶴見緑地線「玉造駅」2番出口から徒歩2分、またはJR大阪環状線「玉造駅」から西南に徒歩5分
問合せ先:三光神社06-6761-0372

2015年10月1日木曜日

大仙寺

臨済宗のお寺で、淀屋常安の墓があり、淀屋一族の菩提寺でもある。幕臣である伊庭八郎が、将軍家茂の上洛に伴って、大坂にやって来た際に宿泊している。21歳のとき、元治元年(1864)1月14日の江戸出発から、6月25日に江戸に帰るまで、『征西日記』を著した。幕臣の日常や公務についても記されている。伊庭八郎は心形刀流の宗家の息子で、遊撃隊の隊長になる。剣術に天性の才が有り、「伊庭の小天狗」と言われた。江戸に居た頃の土方歳三の遊び仲間で、土方が吉原田圃で大喧嘩をしたときには、助っ人に来たというエピソードが残されている。箱館戦争にも共に参加し、木古内の戦いで重症を負い、明治2年(1869)5月、五稜郭開城前夜、服毒自殺をする。土方の遺体は伊庭の墓の隣に埋めた…とも言われるが、伊庭の墓そのものが、現在不明である。
所在地:大阪府大阪市中央区谷町9-5-6


英国公使ハリー・パークス宿泊の地正法寺

この寺名日蓮宗の寺である。アーネスト・サトウの宿泊所の向かいにある正法寺に、英国公使ハリー・パークスが宿泊した。
所在地:大阪府大阪市中央区中寺2-4-27



英国外交官アーネスト・サトウ宿泊の地法雲寺、本覚寺跡

アーネスト・サトウが初めて来坂したのは、慶応3年(1867)1月7日。来坂の目的は、将軍徳川慶喜が公使ハリー・パークスとの謁見を控え下見と大坂町民の観察だった。1月9日午後に薩摩藩士・吉井幸輔(のちの友実)が、サトウの宿泊所・本覚寺を訪れた。11日には、再び吉井幸輔が小松帯刀を伴って本覚寺を訪ね、朝食を共に摂った。小松と吉井は、パテ・ド・フォアグラとビールが大いに気に入ったとサトウは書き残している。同年7月、3回目の来坂。パークス・慶喜との大坂城での謁見当日の早朝、7月27日、薩摩藩士・西郷吉之助が本覚寺にいるアーネスト・サトウを訪ね会談を行った。5回目の来坂は、慶応4年(1868)2月。本覚寺ではなく法雲寺に宿泊。この来坂中に「堺事件」が勃発している。
所在地:大阪府大阪市中央区中寺2-1-56(正法寺の向)