2012年12月23日日曜日

伴林氏神社

伴林氏神社は、大阪府藤井寺市林(かつての河内国志紀郡拝志郷)に鎮座する神社である。
○祭神
高皇産霊神を主祭神とし、大伴氏の祖神である道臣命(みちのおみのみこと)・天押日命(あめのおしひのみこと)を配祀する。社名から、大伴氏の支族である伴林氏が祖神を祀ったものとみられる。高皇産霊神の5代目の子孫が天押日命であり、天押日命の3代目の子孫が道臣命である。
○歴史
創建年は不詳である。戦国時代に社殿が焼失し、伴林一族が途絶えてからは地元の産土神として祀られてきた。明治5年(1872年)に村社に列格した。昭和7年(1932年)、軍人勅諭下賜50年を記念した調査により、当社が、軍事を司どった大伴氏の祖神である道臣命を祀る日本唯一の神社であることがわかり、「西の靖国神社」と称され注目されるようになった。これ以降、境内の整備・拡充が行われ、昭和15年(1940年)に新社殿が完成して遷座が行われた。このとき、靖国神社から手水舎が寄贈された。昭和17年(1942年)2月10日、府社に昇格した。
○所在地
大阪府藤井寺市林3-6-30
○例祭
10月9日

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