2012年10月21日日曜日

白河街道

白河街道は、陸奥国の会津若松と同国の白河を結ぶ街道である。会津若松と奥州街道を結んでいた。
○概要
現在の福島県会津地方と中通り地方南部を結ぶ。また、現代の交通路では、国道294号に相当する。新潟などの地域と江戸を結ぶ街道としても利用され、脇街道にもあげられる。道中には滝沢本陣があった。越後街道などと並び、新発田藩と村上藩の参勤交代に利用された。
○歴史
1545年、蘆名氏によって勢至堂峠経由の街道が開かれる。その後、加藤嘉明は従前の背炙山を経由する街道を滝沢峠経由に改修した。豊臣秀吉が奥州仕置の際に利用したほか、蒲生氏郷も本街道で会津入りをした[2]。
○宿場
会津若松 (福島県会津若松市)
金堀宿 (福島県会津若松市)
赤井宿 (福島県会津若松市)
原宿 (福島県会津若松市)
赤津宿 (福島県郡山市)
福良宿 (福島県郡山市)
三代宿 (福島県郡山市)
勢至堂宿 (福島県須賀川市)
長沼宿 (福島県須賀川市)
江花宿 (福島県須賀川市)
牧の内宿 (福島県岩瀬郡天栄村)
上小屋宿 (福島県白河市)
飯土用宿 (福島県白河市)
白河 (福島県白河市)
○その他
沓掛峠付近までは、二本松街道の上街道と経路を共有していた。
○主な峠
滝沢峠
沓掛峠
黒森峠
勢至堂峠

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