2017年5月22日月曜日

近代製紙業発祥の地

この地は江戸時代熊本藩蔵屋敷であったが、明治になって後藤象二郎が経営する蓬莱社が払い下げをうけ 同八年(1875)二月にイギリス製の機械を用いて洋紙の製造をはじめた。これが日本の洋紙製造業の発祥という
(説明板)
近代製紙業発祥の地
この地は,明治八年(1875)に日本ではじめて洋紙がつくられた場所です。明治四年(1871)、大阪の商人平野屋五兵衛(ひらのやごへえ)がイギリスから洋紙をつくる機械を買ったことがきっかけとなりました。その機械を,高知出身の政治家、後藤象二郎が大阪の商人たちとつくった,蓬莱社という会社が譲りうけました。もとは熊本藩の蔵屋敷(くらやしき)であったこの土地に、製紙工場を建てて洋紙をはじめてつくったのです。その後、何回か会社の名前がかわりましたが、第二次世界大戦のころまで、この地に工場がありました。
大阪市教育委員会
所在地:大阪府大阪市北区中之島5-3-51


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