2015年5月8日金曜日

洗心洞跡と「知行合一」

平八郎の私塾・洗心洞跡です。講堂と塾舎があり、塾生は40 ~50 人いたといいます。ここで平八郎は「知行合一」(知って行わないのは知らないのと同じ)を説く行動的な陽明学を講義しました。禁欲的な平八郎は与力時代には午前2 時に起床して潔斎と武芸に励み、朝食後の5 時に門弟に講義。その後に出勤して夕方には就寝・・・といった生活を送っていました。友人の頼山陽(1780 ~1832 )は平八郎を「小陽明」と称賛しつつも「君に祈る。刀を善(ぬぐ)い、時に之を蔵せよ」と、平八郎の直情的な性格を諌めています。
所在地:大阪府大阪市北区天満1丁目25(造幣局官舎内)





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