2015年8月30日日曜日

本澄寺

本澄寺は大阪府高槻市上牧にある日蓮宗の仏教寺院。山号は法華山。旧本山は京都本満寺。莚師法縁。塔頭として真如院、本立院がある。
○歴史
文明3年(1471年)烏丸大納言資任の猶子権大僧都日順の開創になる。 当寺に祀る祖師像は日蓮の自作と伝え、世に上牧の高祖といわれる。 この像は、相模国鎌倉で刻まれ、弟子日澄が総州滝山妙階寺に移し、その後由良光寛が丹後に移した後、元亀元年(1570年)当地の豪士富松兼重(牧蒸兼重)に伝わり一堂を立てて安置した。 江戸時代初期に東福門院が祈願して以来多数の信仰を集め、往時は塔頭11坊を擁した大寺であった。
○境内
・三好達治記念館
三好達治は第41世三好龍紳の兄で、明治33年(1900)に大阪で生まれ、萩原朔太郎に師事。 「測量船」や「一点鐘」等の清新な詩集を出して活躍した昭和期の詩人。 同館には、自筆の原稿や写真、著書、愛用の品々などが保存・展示されている。
・三好達治の墓
領界石 「烏丸殿領鵜殿神田」と刻む。
・旧末寺
日蓮宗は昭和16年に本末を解体したため、現在では、旧本山、旧末寺と呼びならわしている。
本立院(高槻市上牧町)塔頭
真如院(高槻市上牧町)塔頭
御殿山欣求寺(枚方市小倉町)
妙広山境智院(東大阪市日下町)
梅龍山勧成院(東大阪市東豊浦町)
○交通アクセス
阪急京都本線上牧駅徒歩10分
○所在地
大阪府高槻市上牧町2丁目6-31






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