この古墳は、直径約13mの円墳と思われ、古墳時代後期に造られたものです。この時代の古墳は、丘陵上に多くの小古墳を固めて造る「群集墳」の形態をとるのが普通で、単独で平野部に古墳が造られるのはむしろ珍しい。昭和43年に確認のための調査を行い、石室は花崗岩の自然石を使用した横穴式石室で、長さ6m、幅約1.5mで、南を入り口としていることがわかりました。出土遺物は、石室内部の調査を行っていないので、封土から須恵器が出土している以外不明です。なお、現在は古墳の上に盛土して、以降を保存している。
所在地:兵庫県尼崎市武庫之荘3-425(大井戸公園内)
最寄駅:阪急神戸線武庫之荘駅
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