井於神社は大阪府茨木市にある神社。延喜式神名帳に記されている摂津国嶋下郡の式内社。三所明神とも云われる。
○歴史
初め宇野辺に鎮座し、享徳年中(1452年 - 1454年)に現在地に遷したといわれる。「続日本紀」天平神護2年(765年)4月に井於連(いのへのむらじ)が見え、氏神を祭ったものか。天児屋根命は永正年中(1504年 - 1520年)に三宅出羽守の勧請。明治5年(1872年)に郷社に列し、明治40年(1907年)神饌幣帛料供進社に指定される。明治43年(1910年)9月宇野辺堂の前の八幡神社、丑寅の後同皇大神社、鶴野の西川皇大神社と小社水神社を合祀。
○祭神
現在「建速素盞鳴尊」「天児屋根命」「菅原道真」の3柱を祀る。
○境内社
八幡神社:須賀八耳命・八幡大神・天照皇大神・豊受大神
厳島神社:市杵嶋姫命
水神社:波爾彌須比古大神・美都波能賣大神
皇大神社:天照皇大神・豊受大神
大国神社:事代主命・大国主命
○所在地
茨木市蔵垣内3-5-15
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