2012年4月29日日曜日

ぼろ塚

『徒然草』第百十五段に「宿河原といふところにて、・・」で始まるぼろ(虚無僧(こむそう))奇談の話があります。 師の仇討ちをしようと旅をしていたぼろがこの宿河原で敵のぼろと出合い、立ち会った場所です。二人のぼろは未来に遺恨を残こすまじと片方は首をつき、もう片方は腹を刺しぬいて果てたといわれています。こうした命に執着しないぼろの精神を、吉田兼好は、徒然草のなかで語っています。
所在地:茨木市南清水町
阪急バス豊川一丁目バス停より徒歩5分


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