今西家屋敷は、大阪府豊中市浜にある屋敷である。屋敷自体は江戸時代中期に建設されたもので、現在は大阪府史跡に指定されている。
今西家は中世の時代に春日大社領垂水西牧の南郷目代を務めていた神官である。今西家には中世に書かれた古文章の土地台帳「太田文」、江戸時代に書かれた「今西家文章」など、大変貴重な書物が現存している。今西家の古文章によると、古くは家の周辺が約5.4m?7.2mの堀で囲まれている事が分かっており、さらにその周囲約216m四方にも及ぶ外堀が存在していた。現在は外堀は埋められ、内堀に囲まれた部分のみ屋敷地として現存している。屋敷内にある春日社本殿は奈良県にある春日大社から旧社殿を移築したものとされている。
所在地:大阪府豊中市浜1-8-23
今現在は内部の一般公開はされておらず見学が出来ない。
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