持明院は大阪府大阪市天王寺区生玉町にある真言宗御室派の仏教寺院。
○歴史
応永年間(1394年~1427年)の紛争で旧記を失い、創立の年月日は不詳。
慶長2年(1597年)宥楽の中興。
宝暦5年(1755年)檀家と協力して10世覚苑が再建。
当寺は田能村竹田が大坂へ来た折の宿坊で、浦上玉堂も暫く同宿し、竹田の名画を多く所蔵していたが戦災で失った。 『摂津名所図会』に「金毘羅権現は京師御室仁和寺宮より御寄附にして当寺の鎮守とす」と、大坂三金毘羅の上の金毘羅を祀っていた。今も石燈籠に金毘羅大権現の名が残っている。
○境内
卯之曰大明神・二十曰大明神・橋姫大明神
子育地蔵尊
○所在地
大阪府大阪市天王寺区生玉町2-15
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