2012年3月8日木曜日

聖天山古墳

大阪市阿倍野区に聖天山古墳と言う古墳があるのをご存知ですか。大阪市内にある古墳と言えば御勝山古墳や茶臼山古墳や帝塚山古墳が有名ですが聖天山古墳と言う古墳もあるんですよ(ここ以外にも余り知られていない古墳があるらしいですが)。
聖天山古墳は直径10数メートル、高さ約3メートルの6世紀築造の古墳である。昭和26年には石室と埴輪・土器・馬具などの副葬品が出土している。ここにある正円寺(天慶2年(939年)僧光道の創建、「天下茶屋の聖天さん」で親しまれている)の丘陵自体も、西向きの前方後円墳の可能性があると言う。また、天狗塚・柘榴塚とよばれる小古墳があった。当時の「大聖喜天」石表の台石は、柘榴塚出土の石室の1部と見られ、かつてこの近くに隠棲した兼行法師の試用した藁打ち石との伝えがあり、その碑が立っている。
大阪市阿倍野区松虫通3丁目聖天山公園内


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