高槻市にある浄土真宗の寺である。東本願寺大谷派に属し、1476(文明8)年に本願寺8世蓮如が創建したという。当時は富田道場と呼ばれ、本照寺と並び一向宗の北摂不況の拠点となった。その後、蓮如の子蓮芸が入山してから、寺は発展した。1532(天文元)年、細川晴元と一向一揆により、京都の山科本願寺と共に富田道場も焼き払われた。その後、細川氏と本願寺が和睦、1536年に富田道場最高が認められた。富田道場は教行寺と解消されたが、その由来は、蓮如が当寺で親鸞の著書「教行信証」を書写したことによるとされる。
所在地:大阪府高槻市富田町6-10-1
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