2014年12月28日日曜日

昼神車塚古墳

天神山(ひるがみ山)丘陵の南端、天満宮とは府道を跨いで残る前方後円墳。古くから天満宮境内であったが、府道建設で分断されている。6世紀中頃の造営と推測されており、規模は全長60メートル、前方部幅40メートル、後円部径35メートル。古墳からは多数の埴輪も出土した。当地は埴輪技術集団である土師氏の拠点であることに加え、この古墳の埴輪が近くの巨大古墳・太田茶臼山古墳と今城塚古墳の埴輪と同じ窯で焼成されたと分かっており、当地氏族の両古墳への関与が明らかとなっている。
所在地:大阪府高槻市天神町一丁目




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