2015年5月1日金曜日

浄國寺

○寺院・諸堂来歴
永禄3年(1560)寂蓮社円誉上人が創建した。明治期にいたるまでの大坂の名所旧跡・時事・風俗などを記した『浪華百事談』に「順慶町通りより御堂筋の西を浄國寺町と呼べり」と述べることからして、もとは西区新町に所在したと推測される。昭和20年(1945)の大阪大空襲に際して寺域に焼夷弾を受けるものの、本尊や伽藍に甚大な被害はなかった。境内に不運を幸運に導くという「まんなおし地蔵」、雨を止ませる「雨止(あめやみ)地蔵」があり近隣の崇敬を集めてきた。
所在地:大阪市天王寺区下寺町1丁目2番36号



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