○寺院・諸堂来歴
天正11年(1583)3月5日、天誉滴翠上人が大坂松江町に創建した。元和2年(1616)太政官命により現在地に移転した。享保9年(1724)、寛政4年(1792)、天保8年(1837)の三度、火災により伽藍を失うが、逐次再建された。昭和20年(1945)6月の大阪大空襲により山門以外の堂宇を焼失。昭和50年(1975)開宗八百年を期して本堂を再建、本堂塔屋に「三心(さんじん)の鐘」を設置した。承応2年(1653)に徳川二代将軍秀忠の御霊屋(おたまや、位牌堂)が建立されて以来、歴代将軍の位牌を安置してきた。当寺はその位牌に大阪城代が毎年代参されるという寺歴をほこる。元祖円光大師大坂巡拝二十五カ所第6番札所でもある。
所在地:大阪市北区同心1丁目1番5号
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