2015年5月1日金曜日

正念寺

○寺院・諸堂来歴
寛永20年(1643)廊誉岸光上人が創建した。兵火により堂宇を焼失するが、天明年間(1781~1789)に再建。昭和20年(1945)大阪大空襲で山門・観音堂を残し、他の堂宇を焼失。昭和37年(1962)、本堂・庫裏を再建した。戦火を免れた観音堂には5尺に余る観世音菩薩・毘沙門天(いずれも平安時代後期の作)及び地蔵尊があったが、現在は三体ともに本堂内陣に安置されている。
ー文豪谷崎潤一郎が昭和9年(1936)、離れで『文章読本』を書き上げた谷崎ゆかりの寺としても知られる。山門は天明年間の建立。総けやき造りの貴重なものである。
所在地:大阪市天王寺区上本町5丁目3番23号




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