明治36年(1903)に設立されたこの教会は大正4年(1915)、現在地に教会堂を立て、「大阪自由メソジスト教会」と称した。大正12年(1923)には放火により消失するが、少年が「役立ててください」とお金を持ってきたほど愛されていた教会は、アメリカからの献金もあり、2年後、現在の建物に生まれ変わる。戦時中は信者が献身的に教会を守り、焼け残った。平成13年(2001)には会堂の大改修が完了。内部には車椅子が通れるようにスロープが付き、段差のないバリアフリーでエレベーターも完備している。礼拝堂は昭和初期の面影が色濃く残り、落ち着いた雰囲気である。建築物としての特徴は、玄関部の尖塔アーチ窓などゴシック氏タイルを記帳としているが、堺筋沿いの景観に溶け込むように考慮され、正面ファサードが概ね平板に作られている。礼拝は日曜日の午前2回、午後1回。第2の礼拝では韓国語の同時通訳も行われている。
所在地:大阪府大阪市中央区日本橋1-20-4
最寄駅:大阪市営地下鉄堺筋線/千日前線日本橋駅、近鉄線近鉄日本橋駅
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