○寺院・諸堂来歴
慶長5年(1600)、関ヶ原合戦の年に開創。慶長4年(1599)に禅牛上人が開山との記録もあるが、詳細は不明。大阪冬の陣に際して、現在地に移転した。移転前は魚市場「ざこば(雑魚場)」の近隣にあり、名残として現在も外壁の瓦にざこば講の銘がある。水産、漁業に縁の深い塩竃大明神、海龍王を祀ることからも寺の由緒がしのばれる。大阪大空襲の戦災に遭い、山門以外の堂宇を焼失。昭和41年(1966)に本堂を再建した。明治期浄土宗の高僧吉川大順師が住持していた寺としても知られる。
所在地:大阪市中央区上本町西5丁目1番2号
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