○寺院・諸堂来歴
開山の謂われ、年月日などは不詳だが、江戸初期の創建と推測される。古書から少なくとも明暦3年(1659)には現在地に存立していたことがうかがえる。安政2年(1855)刊の『浪華の賑ひ』は往時、庭園を含む広大な寺域を有し、人々の憩いの場でもあったことを記している。昭和20年(1945)大阪大空襲でほとんどの堂宇を焼失した。昭和20年代後半、第二十六世の眞定和尚が復興を遂げる。外観、内外陣ともに奈良仏教の様式を備えた、優美かつ荘厳な姿を今日に残している。
所在地:大阪市天王寺区城南寺町7番10号
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