河合寺とは大阪府河内長野市にある真言宗御室派の寺院。山号は宝珠峰山。本尊は千手観音菩薩。
○歴史
河合寺縁起によれば、当時、この地の山々に五色の雲が何日にもわたり棚引いていた。天皇の命により蘇我入鹿が調査すると、光がさしている松の大木から千手観音菩薩の像があらわれたという。驚いた天皇の命により皇極天皇2年(643年)、蘇我入鹿が当寺を創建したといわれる。 承平(931~937年)の頃、河南の三大名刹の一つとして知られていたが、その後、足利氏に攻め入られ大伽藍を焼失したり、織田信長による寺領の没収などにより衰退した。[1]
○交通アクセス
南海高野線・河内長野駅より南海バス・「小吹台行き」に乗車、「河合寺」停留所で下車すぐ。しかし、普段は山門が閉められており、境内に立ち入ることはできない。長野公園(河合寺地区)に入り、そこで河合寺 奥之院を柵越に見ることはできる。
○所在地
大阪府河内長野市河合寺876
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