交野天神社は大阪府枚方市楠葉にある神社である。名前は「かたのあまつかみのやしろ」とも読まれる。
○由緒
『続日本紀』及び『岩清水神宮 縁起』によると、桓武天皇が延暦6年(787年)、交野に父光仁天皇を祀るための郊祀壇を設けたとあり、ここがその地とされている。
○社殿
本殿は1402年(応永9年)建立の一間社流造で檜皮葺。隣接して末社八幡神社本殿が並んで建つ。本殿と同じ頃の建立と推定され、本殿よりやや小振りでほぼ同じ造りをしている。本殿、末社八幡神社本殿ともに1917年(大正6年)に国の重要文化財に指定された。
○境内
原生林が生い茂っている。本殿の北東に貴船神社の末社がある。この場所は継体天皇の樟葉宮跡と伝えられている。神社の境内一帯は1984年に枚方市から「枚方八景」の一つ「樟葉宮跡の杜」に指定された。
○交通
最寄駅:京阪樟葉駅より北東へ2km。樟葉駅発着のくずは丘コミュニティバス終点の市民の森バス停より徒歩5分。
○例祭
10月16日
○所在地
大阪府枚方市楠葉丘2-19-1
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