2015年12月18日金曜日

四代目桂米團治顕彰碑

四代目桂米團治は道頓堀の生まれで、三代目桂米團治に入門。昭和11年(1936)に5代目笑福亭松鶴の主催する「落語荘」に参加して「上方はなし」の同人となり、「中濱靜圃」の筆名で編集・執筆に携わった。その一方で、昭和13年(1938)に代書人(現在の司法書士)の資格を取得し、東成区役所近隣(現在の区役所敷地内)の自宅にて「中濱代書事務所」を開き、その経験から落語「代書」を操作k、牛田。文化勲章受章者・人間国宝の桂米朝の師匠としても知られ、他にも三代目桂米之助、桂米治朗、2代目桂べかこ、といった弟子がいる。顕彰碑に刻み込まれた「儲かった日も代書家の同じ顔」は四代目作の川柳で、この碑のために五代目桂米團治が書いたものだ。
所在地:大阪府大阪市東成区大今里西2-8-4(東成区役所前)


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