大阪府下でも古い部類に当たる樹齢1300歳を数えるという楠があり、幹周は11m、樹高は25mあり、平成17年(2005)1月に大阪市保存樹に指定された。明治18年(1885)の淀川大洪水で、この地域一帯が水没した差異、当時の今里村民40数名は、この楠に櫓を組んで、3日ほど耐え忍び、難を逃れたと伝えられている。この場所は、西今里村の氏神で八釼神社といったが、明治42年(1909)に八王子神社に合祀されて御旅所となる。隣に西今里の地車小屋もあり、地元では、楠神社と呼ばれ、親しまれている。
所在地:大阪府大阪市東成区大今里1-17-10(八王子神社御旅所)
最寄駅:大阪市営地下鉄千日前線・今里線「今里駅」
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