2015年12月18日金曜日

二軒茶屋・石橋跡

江戸時代から奈良街道の往来はいよいよ盛んになり、この街道の基点であった玉造に「つるや」「ますや」という二軒の茶屋が建てられた。旅人たちの休息の場として繁盛した。ここに茶屋が二軒あったことから「二軒茶屋」といわれ世に広く知れ渡った。この二軒の傍らを流れていた猫間川に宝永8年(1711)(一説には慶安3年(1650)幕府の命により橋が架けられたのが「石橋」だ。正式には黒門橋という。この辺りにあった大阪城の黒い門があったことからこの名前がつけられた。当時、大阪では珍しいいしずく理だったので、「石橋」とも呼ばれている。
所在地:大阪府大阪市城東区小橋1-2
最寄駅:JR大阪環状線「玉造駅」


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