2013年4月25日木曜日

与謝野晶子生家跡

大阪で唯一残る路面電車・阪堺電気軌道の宿院駅から徒歩1分、大道筋沿いに歌集「みだれ髪」などで知られる女流歌人・与謝野晶子の生家跡の碑と歌碑がある。与謝野晶子は明治11年(1878)、堺の老舗菓子屋・駿河屋を営んでいた父・鳳宗七と母・津祢の三女として誕生した。17歳頃から在阪の文学会に入って歌を詠み始め、明治33年(1899)、与謝野寛(鉄幹)と出会い、結婚。上京する翌年までの23年間、ここ堺で過ごしていた。生家跡の石碑の隣には「海恋し潮の遠鳴り数えつつ少女となりし父母の家」と刻まれた歌碑も建てられている。堺市内には、与謝野晶子文芸館をはじめ、ゆかりの歌碑や像が多数点在し、与謝野晶子ファンが全国から訪れる。
所在地:〒590-0950大阪府堺市堺区甲斐町西1-1






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