加茂遺跡は旧石器時代から平安時代に掛けての集落遺跡です。明治44年(1911年)、銅鐸が偶然見つかった事により遺跡の存在が明らかになり、その後の発掘調査で今から約2000年前の弥生時代中期には、東西800m、南北400mにっも及ぶ、畿内有数の大集落であった事が判明しました。遺跡には板塀で囲われた大型建物・竪穴住居・墓地、そして集落中心域の周りを幾重もの環濠(濠)が取り囲んでいたなどの冬至の集落の様子が分かってきています。平成12年(2000年)には全国的にも大変貴重な遺跡である事から、鴨神社(加茂遺跡内に鎮座)の敬大地とその周辺の一部が国の指定を受けています。
所在地:兵庫県川西市加茂1-4-2(鴨神社内)
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