生野銀山は大同2年(807年)に開坑され、室町年間の天文11年(1542年)には山名祐豊(すけとよ)が銀鉱脈を発見、本格的な採掘が始まりました。
その後織田信長・豊臣秀吉の直轄時代を経て、江戸時代には徳川家康が「銀山奉行」を設置。佐渡金山、石見(いわみ)銀山と並び徳川幕府の財源的な存在でした。
そして「生野代官」が置かれ、やがて生野銀山は第三代将軍・家光の頃に最盛期を迎え、月産150貫(約562kg)の銀を産出しました。
明治元年、政府直轄鉱山となった生野銀山にフランス人技師ジャン・フランソワ・コワニエが着任し、軌道や巻揚機の新設など数々の先進的施策を挙行し目覚ましい近代化を成し遂げました。
明治22年に宮内省御料局の所管に移され皇室財産に。
次いで明治29年には三菱合資会社に払い下げられ、以後国内有数の大鉱山として稼行してきましたが昭和48年に閉山、1200年の長い歴史に幕を閉じました。
その間掘り進んだ坑道の総延長は350km以上、深さは880mの深部にまで達しており採掘した鉱石の種類は70種にも及んでいます。
営業時間 4月~10月; 午前9:00~午後5:30
11月 ; 午前9:00~午後5:00
12月~2月; 午前9:30~午後4:30
3月 ; 午前9:30~午後5:00
※観光坑道には閉館40分前にはご入場ください。
●休館日 年末年始 12月29日~ 1月2日
定休日 12月~ 2月の毎週火曜日
(但し、火曜日が祝祭日の場合、翌日に振替)
株式会社 シルバー生野
〒679-3324
兵庫県朝来市生野町小野33-5
TEL; 079-679-2010
FAX; 079-679-2755
e-mail; ginzan@poem.ocn.ne.jp
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