木瓜を神紋とする生野神社の古名は、牛頭天王宮という神号を用い、明治5(1872)年村社、明治42(1909)年素盞嗚尊神社を経て、戦後の昭和22(1947)年に生野神社と改称。 神社の鳥居は小振りながら宝永7(1710)年の刻銘があり、区内では最も古い貴重なもので、鳥居より背の高い大きな歌碑と榎・いちょうの古木が景観を添えています。また、拝殿前の一対の狛犬は天保4(1833)年のもので、お伊勢参りが大流行した江戸期の貴重な記念物です。これは村の氏神さんへの崇敬を疎かにしなかった証拠品となっています。
所在地:大阪府大阪市生野区舎利寺1丁目2番27号
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