生野区勝山北4丁目に西俊徳地蔵堂があり、等身大の座像石仏が祀られている。説明板には、俊徳丸が四天王寺へ参る際、清い流れの平野川のほとりで休憩したとある。この地蔵堂横には四天王寺南門からほぼ真東へ延びる俊徳街道の道標が二基ある。街道を東へ進むと東俊徳地蔵堂があり、尊像は堂内奥に安置されており、立派なお姿は拝めないが、彫刻様式から室町末期の作と思われ、地元の人々の手により手厚く祀られている。歴史的街道の街角スポットに佇む地蔵堂は、地域のシンボル的な存在であり、道標2基の存在とも相まって、景観資源としての価値は高い。地元住民により維持管理されていることも評価できる。
所在地:大阪府大阪市生野区勝山北4丁目10番
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