打ち放しの外観に、豊富な植栽が良く映える。昭和43年(1968年)に職住一体都市住宅のさきがけとして建築された。緑に被われたファサードは年月を重ねるごとに豊さを増している。日本の現代建築に大きな影響を与えた建築家・西澤文隆による設計。平成19年(2007年)には、NPO法人屋上開発研究会大阪支部が主催する「第1回屋上開発・関西さきがけ賞」の大賞を受賞した。都市型緑化の先駆け。50年以上の年月を経て維持されてきた緑がまちに潤いを与えている。お寺やタワーといったモニュメンタルな性格を備えているものではなく、個人が創ることができる景観資源として重要である。
所在地:大阪府大阪市天王寺区清水谷町7番9号
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