2015年9月2日水曜日

梶原1里塚跡

この地は、旧梶原村の東端に位置し、かつて、榎を植えた1里塚が設けられていた。1里塚とは、1里(約4㎞)ごとに街道の道のりの目印としたもので、高槻市外では、旧芥川宿との2箇所にあり、今も芥川1里塚は現存する。文化元(1804)年発行の「浪華講定宿帳」には、「1里塚前、茶屋兵七」の名がみえ、当地周辺に旅籠があったものと見られる。なお堂内の地蔵尊は、かつて淀川沿いの中村にあり、度重なる水害から守り継がれてきたもので、「水あがりの地蔵さん」とも呼ばれ親しまれている。
所在地:大阪府高槻市梶原


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