圓通院は、大阪府大阪市北区兎我野町に位置する曹洞宗の寺院である。山号は補陀落山。本尊は如意輪観音。
〇歴史
1616年(元和2年)に創建。1834年(天保5年)、堂島新地の大火により堂宇を焼失、その後、再建する。圓通院の墓所には赤穂事件で有名な大石良雄の父である大石良昭と大石信清の父である大石信澄の墓がある。他にも大阪に川柳を広めた堂松鱸や儒学者の奥野小山の墓もある。また、墓地には延命地蔵尊が安置されている。大坂三十三観音めぐりの第三番札所である北神明の石碑は当寺の門前に移されている。
〇圓通院墓所
圓通院には、以下の人物が葬られている。
大石良昭-武士。赤穂事件で有名な大石良雄の父。
大石信澄-武士。赤穂事件で有名な大石信清の父。
奥野小山-儒学者。篠崎小竹の四天王のひとり。
堂松鱸-詩人。大阪に川柳を広め定着された人物として知られる。
〇所在地
大阪府大阪市北区兎我野町7-8
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