西宮砲台は、兵庫県西宮市香櫨園浜にある江戸時代末期の砲台跡。国の史跡に指定されている。
○概要
幕末の文久3年(1863年)、将軍徳川家茂の時代に大坂湾の海防のために、和田岬砲台、舞子砲台などと共に建設された。竣工は慶応2年(1866年)。外郭は御影石による三層構造、内部構造は木造と見られている。内部には砲身冷却用の井戸も設置されていた。1884年(明治17年)火災により木造構造物を焼失しており、内部に入ることはできない。1922年国の史跡に指定され、「史蹟西宮砲台」の標柱設置。1978年内部を鉄骨で補強、天井を設置するなどの改修作業実施。
○交通アクセス
阪神西宮駅からバス、西波止場町バス停下車。
所在地:兵庫県西宮市西波止町1
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。