2013年11月24日日曜日

国府遺跡

石川と大和川の合流地点の西側、羽曳野丘陵の北端に位置する遺跡。旧石器時代から中世に至る集落遺跡の一部が公園として整備されている。大正6年(1917)、京都帝国大学(当時)の浜田耕作教授による発掘調査で、縄文・弥生式土器のほか、縄文時代の人骨3体が確認。人骨は手足を折り曲げて埋葬されていたことから、世界的にも珍しい例として新聞に報道され、一躍、注目された。以来、30数次の発掘調査が行われ、縄文・弥生時代の人骨計90体のほか、讃岐石(サヌカイト)を使った旧石器も発掘。飛鳥時代に創建された衣縫廃寺の発見でも知られている。遺跡の重要部は国指定史跡。国府の名は奈良・平安時代に河内国府があったことに由来する。
所在地:〒583-0005大阪府藤井寺市惣社2丁目 
交通アクセス:近鉄南大阪線「土師の里駅」下車 北東へ徒歩10分
その他:駐車場(なし)
お問合わせ:0729-38-2297

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