2015年3月27日金曜日

農業用水門

都島本通交差点周辺は、「かすがえ」(滓上江または澤上江)と呼ばれて、淀川の水利に恵まれた田園地帯でした。農業用水門は当時の田園風景を象徴するものとして、その名残りを長くとどめるために再現されたものです。大正14(1925)年、市域における大阪市土地区画整理事業第1号として都島土地区画整理組合が設立され、以後昭和12(1937)年にかけて道路や公園など、市街地の基盤形成のための事業が進められました。現在、都島公園内には当時の関市長が記した土地区画整理記念碑文が残っています。
所在地:大阪府大阪市都島区都島北通1-1

渡辺綱・駒つなぎの樟

周辺はかつて善源寺荘と呼ばれ、大江山の鬼退治で有名な源頼光が支配する荘園でした。長徳年間(995~998)、頼光は一族の武神「八幡大神」を祀り、この地に産土(うぶすな)神社を創建しましたが、そのとき、頼光自らが、この樟(くす)を植えたといわれています。頼光の四天王の1人で、この荘園の管理をまかされていた渡辺綱が、この神社に詣でるとき、いつも馬をこの樟につないだため、この呼称がついたと伝えられています。樹齢900年と推定される樟は、昭和のはじめに大阪府の天然記念物第1号に指定されましたが、残念なことに戦災にあい、現在は枯死しています。
所在地:大阪府大阪市都島区善源寺町1-11

大阪市水道局発祥の地

明治28年11月13日、大阪市最初の上下水道がここから送水された。それまで飲料水は、淀川に水か井戸水に頼っていたためこれらなどが流行し、酸鼻を極めた。そこで当時の市年間予算の3倍強の経費と3年余りの歳月をかけ、61万人の給水能力を持つ施設が整備されました。大阪市の上水道敷設70周年を記念して、1965(昭和40)年に建てられたもので、取水口の一部が保存されている。完成当時、この取水口から取り入れた水は、浄化された後、送水ポンプで大阪城内の配水池に運び上げられ、市内に給水されたという。しかし、急増する水道の需要に対応できず、1909(明治842)年に柴島浄水場が完成すると、取水口は。1915(大正4)年9月に閉鎖された。
所在地:大阪府大阪市都島区中野5丁目-13(都島橋東詰南側、毛馬桜之宮公園内)

母恩寺

浄土宗の寺。寺伝によると仁安3年(1168)後白河法王が高野山参詣の途中、当地の風光明媚に感じ、母待賢門院を偲んで建立したという。一時期広大な寺域を誇っていて、住職は代々皇女がつとめる尼寺であった。今次の戦災にあい見る影もない。
所在地:大阪府大阪市都島区都島本通1-20




青湾の碑

豊臣秀吉は、このあたりの淀川の水が特に清澄であることから、小湾を設け「青湾」と名づけ、好んで茶の湯に用いたといわれています。桜宮付近の川水は味がよく、明治に至るまで、飲料水として市中に販売され、網島には水問屋が軒を並べていました。青湾の碑は、文久2年(1862年)、煎茶を普及させた売茶翁、柴山元昭の百年忌にあたって開催された青湾茶会に際し、当時、湾の近くに寓居していた南画界の高峰、田能村直入(たのむらちょくにゅう)らが建立したもので、裏面に「「コノ湾ノ水甘香ニシテ茶ニ適ス汲ミテ尽キズ青霞ヲ吸ウニマサル」と刻されています。
所在地:大阪府大阪市都島区中野町1-10毛馬桜之宮公園内

桜宮

祭神は天照大神で創建不承。この付近は淀川の洪水被害を受ける地域であった。社もそのたびたび移った。当地への遷座は宝暦6年(1756)と伝え地名にあやかり桜が多く植えられたので名所となった。しかし明治18年の記録的な淀川の大洪水で全て枯死した。その記念碑も境内にある。
所在地:大阪府大阪市都島区中野1丁目12




ぬえ塚

平安京御所で近衛天皇(1150頃)が毎夜怪物「ぬえ」に悩まされる事件があった。それを源頼政(源平合戦、宇治で奮戦自殺)が射たおして解決した。人々はその怪物の姿に恐れ、船に乗せて淀川に流したところ当地に漂着したので、里人が葬ったその跡という。ここも母恩寺の境内であったという。
所在地:大阪府大阪市都島区都島本通3-18



淀川神社

かつて、毛馬村は八幡大神宮(現在毛馬4丁目善福寺北東側)を、友渕村では十五神社(現在地)をそれぞれ鎮守の社として祀っていましたが、明治40年、政府の命により八幡神社は櫻宮へ、十五神社は旭区の大宮神社へ合祀されました。両地域の人々の間では神社復興の声が高く、昭和28(1953)年、当時の毛馬町・友渕町・大東町など付近の住民の熱心な請願により、旧十五神社の社殿と境内地をそのまま利用し、同地域の鎮守として淀川神社が創建されました。
所在地:大阪府大阪市都島区毛馬町1-2



2015年3月26日木曜日

のざきまいり2015

元禄時代から伝わる「のざきまいり」は、人が生きていく上で、知らず知らずにお世話になった有縁、無縁のすべてのものに感謝のお経をささげる行事です。野崎観音の境内にある舞台では、大道芸、歌舞伎、津軽三味線などが奉納されます。駅からの参道には300軒あまりの露店が並び、多くの参拝客で賑わいます。
所在地:〒574-0015大阪府大東市野崎2-7-1
開催期間:2015年5月1日~8日境内特設舞台/10:30~16:00、露店/9:00~17:00頃
交通アクセス:JR学研都市線「野崎駅」から東へ徒歩10分
主催:野崎観音
料金:境内参拝自由
問合せ先:野崎観音(慈眼寺)072-876-2324
http://www.nozakikannon.or.jp/

2015年3月23日月曜日

吉田酒造

池田は、江戸時代は諸街道が集り物資の中継地として賑わいました。特に酒造業は、明暦3(1657)年に42件の酒造家が確認され、北摂地域の中心地として繁栄しました。吉田酒造は、元禄期(1688~1703)に酒造家として史料に記される「加茂屋平兵衛」につながる造酒屋です。主屋は明治10(1877)年の火災後に再建されたものです。本瓦葺木造2階建てで、軒高のある2階壁面と虫籠窓の窓枠と格子は黒漆喰とし、袖卯建を設けるなど江戸時代と差異がなく、大型酒造業の種屋型式を近代に伝えるとともに、技術・材質にも優れた外観を形成しています。さらに、主屋に付属する蔵・仕舞屋風を形成する高壁も含めた佇まいは、近代初期の酒造屋と近世以来の名醸地池田の繁栄を今日に伝えています。
所在地:大阪府池田市栄本町7-10
http://www15.ocn.ne.jp/~midori-1/





粽祭2015

神功皇后が方違の祓をされた故事により、毎年5月31日に行われる方違神社の例大祭で、一年間授与する粽(ちまき)を神前に奉ります。菰(こも)の葉で埴土(はにつち)を包んだ粽を受けると、方位から来る災いから免れることができるとされ、この粽が転居や旅行などの悪方位を祓うものとして古くから信じられています。祭りの当日、まずその年に授与する粽をお供えし、次に「湯神楽」を奉納して無病息災を祈願します。続いて稚児による「お砂持神事」が執り行われ、清めの砂を天秤棒で運ぶ姿が参拝者の目を楽しませます。祭典の後、粽は参拝者に無料授与されます(数量限定)。
所在地:〒590-0021大阪府堺市堺区北三国ヶ丘町2-2-1
開催期間:2015年5月31日例大祭神事/13:00、湯神楽神事/13:30、お砂持神事/14:00
交通アクセス:JR阪和線「堺市駅」から徒歩15分またはバス約5分「方違神社前」下車
主催:方違神社
問合せ先:方違神社072-232-1216
http://www.hochigai-jinja.or.jp/

北御堂花まつり2015

お釈迦さまの誕生を祝う「北御堂花まつり」が、本願寺津村別院(北御堂)で開催されます。院内には花御堂が設置され、子どもたちによる献灯献華のほか、「花まつりのうた」のお勤めや甘茶の接待、屋台コーナーなどが行われます。キャラクターショーなどの家族で楽しめるイベントも催されます。
所在地:〒541-0053大阪府大阪市中央区本町4-1-3
開催期間:2015年4月4日10:30~15:30
交通アクセス:地下鉄御堂筋線「本町駅」2号出口からすぐ
主催:本願寺津村別院(北御堂)
料金:無料
問合せ先:本願寺津村別院(北御堂)06-6261-6796
http://www.kitamido.or.jp

2015年3月14日土曜日

流鏑馬神事2015

葵祭の最初の儀式として「流鏑馬神事」が下鴨神社で執り行われます。祓い清めの祈願成就を込めて斎行され、公家装束を纏った射手が古式ゆかしく馬上から、3か所のひし形の的に鏑矢を射ます。
所在地:〒606-0807京都府京都市左京区下鴨泉川町59
開催期間:2015年5月3日13:00~15:30
交通アクセス:京阪「出町柳駅」から徒歩10分、またはJR「京都駅」もしくは地下鉄烏丸線「北大路駅」から市バス「下鴨神社前」すぐ
問合せ先:下鴨神社075-781-0010
http://www.shimogamo-jinja.or.jp/

豊太閤花見行列2015

醍醐寺の「豊太閤花見行列」は、豊臣秀吉が行った「醍醐の花見」にちなむ催しです。秀吉や淀殿に扮した約200人が三宝院を出て、境内に咲き誇る約1000本の桜の木の下を練り歩き、その豪華絢爛な様子が見どころとなっています。
開催期間:2015年4月12日13:00~15:00
交通アクセス:地下鉄東西線「醍醐駅」から徒歩10分、またはJR琵琶湖線「山科駅」または京阪「六地蔵駅」から京阪バス「醍醐寺前」すぐ
主催:醍醐寺
料金:見物無料(有料区域あり)
問合せ先:醍醐寺075-571-0002
http://www.daigoji.or.jp/events/events_detail2.html

葵祭2015

京都三大祭りの一つ「葵祭」は、賀茂御祖神社(下鴨神社)と賀茂別雷神社(上賀茂神社)の例祭です。平安貴族の衣装を纏った全長700mの行列が京都の町を巡行します。王朝行列は、総勢500余人、馬36頭、牛4頭、牛車2台、輿1台からなり、京都御所を出発し、下鴨神社を経て上賀茂神社へ向かいます。上、下両社それぞれの社頭で、勅使が御祭文を奏上し、御幣物を奉納する「社頭の儀」が行われ、雅な雰囲気の中で、神馬の引き回しや、舞人による「あずまあそび」の舞が披露されます。
所在地:〒603-8047京都府京都市北区、左京区
開催期間:2015年5月15日10:30~17:00頃
開催場所:上賀茂神社、下鴨神社
交通アクセス:上賀茂神社まで/地下鉄「北山駅」から市バス「上賀茂神社前」下車、またはJR「京都駅」から4系統のバス約40分「上賀茂御薗橋」~徒歩5分、下鴨神社まで/京阪「出町柳駅」から徒歩10分、またはJR「京都駅」から市バス「下鴨神社前」すぐ、またはJR「京都駅」もしくは地下鉄「北大路駅」から市バス「下鴨神社前」すぐ
料金:行列見物無料(上賀茂神社内の祭事は有料)
問合せ先:下鴨神社075-781-0010、上賀茂神社075-781-0011
http://www.shimogamo-jinja.or.jp/

亀岡光秀まつり2015

天生年間、亀山城主であった明智光秀公の遺徳を偲び、市民をあげて顕彰する市内最大規模のまつりです。当日は、光秀公の勇壮な武者行列を再現する「明智光秀公武者行列」が城下町周辺を練り歩きます。巡行コース界隈でのにぎわい茶屋、駅近くの南郷公園などさまざまなイベントが行われます。※旧城下町まで/JR亀岡駅から徒歩15分、南郷公園まで/JR亀岡駅から徒歩5分
開催期間:2015年5月3日
開催場所:京都府亀岡市旧城下町周辺、南郷公園ほか
交通アクセス:JR嵯峨野線「亀岡駅」から各所へ
主催:亀岡光秀まつり実行委員会
問合せ先:JR亀岡駅観光案内所0771-22-0691
http://www.kameoka.info/

ツツジ、シャクナゲ園の開園2015

三室戸寺は別名を「つつじ寺」とも呼ばれる関西有数のツツジの名所で、例年4月下旬から5月中旬にかけて平戸つつじを始め、霧島つつじや久留米つつじなどが咲き誇ります。あわせて約1000株のシャクナゲが、三重塔を望む山の北斜面を赤ピンクや白の花で彩ります。
所在地:〒611-0013京都府宇治市菟道滋賀谷21
開催期間:2015年4月25日~5月17日拝観時間/8:30~16:00
開催場所:三室戸寺
交通アクセス:京阪「三室戸駅」から徒歩15分、またはJR奈良線「宇治駅」から徒歩30分
料金:大人500円、小人300円
問合せ先:三室戸寺0774-21-2067
http://www.mimurotoji.com/

2015年3月8日日曜日

田村祭2015

征夷大将軍坂上田村麻呂の孫、当道により、素盞嗚尊(スサノオノミコト)を氏神として創建された杭全神社で、坂上田村麻呂公の命日である5月23日に「田村祭」が行われます。神前には特殊神饌「剣菱(けんびし)」が供えられ、参列者にもふるまわれます。
所在地:〒547-0046大阪府大阪市平野区平野宮町2-1-67
開催期間:2015年5月23日
交通アクセス:JR大和路線「平野駅」南出口から南東へ徒歩5分
主催:坂上家七名
料金:無料
問合せ先:杭全神社06-6791-0208
http://www.kumata.jp

第十六回いけだ薪能

新緑美しい池田城跡公園の夕暮れ、池田城を背景にかがり火で照らし出された特設能舞台で「いけだ薪能」が開催されます。演目は、夫婦の情愛や平家敗戦の悲劇を表した美しい能「清経」、妻乞いする男の滑稽話を描いた狂言「二九十八」、人の世の無常を歌い上げ、月のイメージで統一した能「融」が上演されます。夜空に響く謡や鼓の音色が美しく、屋外での伝統芸能鑑賞ならではの幽玄の世界を堪能できます。 ※会場は夜になると肌寒くなりますので、防寒着のご用意をおすすめします。駐車場がありませんので、近隣の駐車場をご利用ください。
所在地:〒563-0052大阪府池田市城山町3-46
開催期間:2015年5月16日開場/16:30、開演/17:00 ※雨天の場合:池田市民文化会館アゼリアホール 開場/17:30、開演/18:00に変更
開催場所:池田城跡公園
交通アクセス:阪急「池田駅」から徒歩12分
主催:一般財団法人いけだ市民文化振興財団
料金:大人3500円、学生1500円、中小生500円※未就学児の入場はご遠慮ください
問合せ先:一般財団法人いけだ市民文化振興財団(池田市民文化会館内)072-761-8811
http://www.azaleanet.or.jp/event189.html

万部おねり(二十五菩薩来迎会)2015

「万部おねり」とは、聖聚来迎会と阿弥陀経万部会が融合した、融通念佛宗総本山大念佛寺で最大の伝統行事の通称名で、極楽浄土から二十五菩薩を従えて迎えに来るという、阿弥陀仏の願いを具体的に表現した儀式のことです。期間中は、詠讃歌踊、踊躍念仏、稚児行列などをはじめ、二十五体の菩薩さまの絢爛豪華なおねりが行われ、見どころとなっています。
所在地:〒547-0045大阪府大阪市平野区平野上町1-7-26
開催期間:2015年5月1日~7日13:00~
交通アクセス:JR大和路線「平野駅」から徒歩5分、または大阪市営地下鉄谷町線「平野駅」から徒歩8分
料金:参拝・拝観無料
問合せ先:大念佛寺06-6791-0026
http://www.dainenbutsuji.com/