2018年11月10日土曜日

敷津松之宮・大國主神社

社伝によれば、「神功皇后が三韓を平定されて住吉大社に凱旋報告のため、敷津浦を航海されたとき、敷津浜に荒い波がうちよせられるのを見られ、『これから汐が満ちてはいけません』と松の木を渚に三本植え、素戔鳴尊(すさのおのみこと)をお祀りになり航海の安全を祈られたことから『松之宮』と呼ばれた」とある。敷津松之宮と“木津の大國さん”で知られる大國主神社とが相殿となっている。毎年1月9日から 11日には大國まつりが行なわれ、大いに賑わっている。また、敷津松之宮・大國主神社内には、天正14年(1586年)相模(神奈川県)で生まれ豊臣秀吉に仕え、堤防工事や新田開発に尽くした木津勘助の銅像があり、大阪の発展に寄与した功績を称えている。一つの境内に二つの神社が存在しており、それぞれに鳥居と社殿があるところが特徴的である。毎年行われる大國まつりでは、大いに賑わい地域住民からも親しまれている。
所在地:大阪府大阪市浪速区敷津西1丁目2番12号











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