大阪の歴史都市・船場は町後との特徴が明確で、道修町は薬の町として発展した。江戸時代には日本で流通する全ての薬が、まずここに集められ、現在も名だたる製薬会社が軒を並べる。武田薬品工業も、1781年にここ道修町で薬種の仲買商をはじめ、1925年に武田長兵衛商店を設立、その3年後(1928目mm)にはこの本店を完成させた。設計したのは大坂建築界の大御所片岡安の設計事務所にいた松室光。2013年に耐震補強工事を終え、公益財団法人武田学術振興財団が移転した。同財団では貴重な医学関連の資料を収集した杏雨書屋を運営、展示室は無料で一般公開されている。
旧称:武田長兵衛商店本店
所在地:大阪府大阪市中央区道修町2-3-6
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