成正寺は、大阪市北区にある日蓮宗の寺院。旧本山は身延山久遠寺。生師法縁。
○概要
増長院日秀の開山で、慶長9年(1604年)建立された。境内に大塩平八郎の墓があることで知られる。昭和20年(1945年)大阪大空襲で焼失し、大塩平八郎の墓も破壊されたが再建された。
・大塩家との関わり
大塩平八郎の家元である大塩家本家は江戸時代以降、名古屋自壁町を本拠とし、身延山直末大光寺を菩提寺としていたが、大阪町奉行の与力となった分家が本家の縁故で、同じ身延山末の成正寺を菩提寺とした。
・未生流華道との関わり
未生流華道の二代目未生斎広甫の墓所がある。現在の墓石は太平洋戦争の空襲による破損後、戦後になって再建されたもの。
○境内
大阪市顕彰碑
大塩平八郎の乱の碑
大塩中斎墓 1897年(明治30年)田能村直入が建立。
未生斎法眼の墓
○所在地
大阪府大阪市北区末広町1-7
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