かつて、この辺りには天満青物市場があり、そこで働いていた子守娘たちが歌ったものです。「ねんねころいち満の市で大根そろえて舟に積む舟に積んだらいやる鴎とりたや竹ほしや竹がほしけりゃ竹やへござれ竹はゆらゆら由良之助」といった調子で、木津村と難波村が歌詞に登場しますが、これは木津村や難波村の女性がよく働きに来ていたから、といいます。のちに木津村と難波村の住民は、天満市場のような青物市場を開きたいと懇願して、地元で木津市場を開きました。大坂・天満の民謡として歌い継がれ、近畿一円から四国、中国地方まで広まったといわれています。
所在地:大阪府大阪市北区天満3(南天満公園内)
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