2020年2月11日火曜日

中筋八幡神社

八幡神社は、兵庫県宝塚市にある神社である。地名から、中筋八幡神社とも称される。旧川辺郡中筋村の産土神で、町村制施行により成立した長尾村の村社となった。本殿は国の重要文化財、例祭はだんじり祭りが行われる。
○祭神
社伝に宇佐神宮の御分霊を祀って建立されたとあり、祭神は誉田別尊(ほむたわけのみこと、応神天皇)。
○歴史
創建年月は不詳。『摂津史』及び棟札から、1345年に修理が行われており、それ以前の創建と考えられる。明治に入り、村社に加列された。
阪神淡路大震災で殆どの建造物が倒壊する被害にあうが、本殿等は修理復元、拝殿・鳥居等は新たに建立された。
○社殿・境内
・本殿:一軒社隅木入春日造、正面軒唐破風付、檜皮葺。室町時代後期の建立と伝えられる。 棟札は2枚で、修理の貴重な記録である。
1.康永4年(1345年)平義重重補
2.寛文5年(1665年)再興
・境内摂社
厄神社-祭神:?坂皇子、忍熊皇子(両皇子とも誉田別尊の異母兄で、神功皇后・誉田別尊母子に対し反乱を起こす)
九頭龍神社-祭神:木花咲屋比売神
○祭事・年中行事
10月第3週の金土曜日に、だんじり祭が開催される。
○文化財
昭和55年(1980年)12月18日、本殿及び棟札2枚が、国の重要文化財(建造物)に指定された。
○例祭
10月25日
所在地:兵庫県宝塚市中筋二丁目6番3号









 

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