2017年4月30日日曜日

崎山ビル

四ツ橋筋の1本東、阪神高速沿いに建つ崎山ビルは、害壁面にネットが張られ、痛みに激しいのが少々気になる大正時代の建築物である。しかし1階には馬から20年以上も前、近代建築にレストランがこぞって入居する入る前から、OPUM(オピューム)というイタリアレストランが本格的な料理を提供し続けている。内部は小さな玄関からは創造出来ない天井の高さ。天井の梁には幾何学模様の細かな装飾が残り、円柱の壁柱がそれを支える。オーナーは天井の高さを活かして2階にロフト席を新設、照明も自らデザインするなど、元の空間を活かした重厚な雰囲気のレストランになっている。
所在地:大阪府大阪市西区靱本町1-6-2
建築年:大正中期
構造・規模:鉄筋コンクリート造4階建地下1階
設計:不詳


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