下層に粗石積みの壁面をおく3層構造のネオルネサンス風古典主義的建築。道路角に向けて、ペディメントを担いだイオニア式のオーダーのポーチと玄関を配置する、当時の銀行らしいデザイン。設計は三菱合資地所部で建設は清水組。建築年は1920(大正9)年。岸和田に本拠を構える建設会社が本店を置くこの近代建築は元々銀行(川崎貯蓄銀行→旧三菱銀行九条支店)として建てられた。2015年9月23日に見に行ったが既に存在せず。
所在地:大阪府大阪市西区千代崎2-15-9
構造・規模:鉄筋コンクリート造2階建地下1階(後年3階に増築)
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