垂直線を強調しただけのシンプルな外観。ちょこんと頭に乗った、帽子の様な字庇が特徴的だ。南側には3階建のより装飾的な旧館が建っていたが戦災で消失、1951(昭和36)年に現在の南館が建て直された。レトロな建築が好きだけどごてごてした装飾はちょっと重い、そんな感覚を持った人にはぴったりなテナントビルだ。角の取れたまろやかな空間といえばいいのだろうか、そんな普段着感覚の魅力に日きるけられて、最近は若い女性の入居者が覆いそうだ。
所在地:大阪府大阪市西区立売堀1-5-2
建築年:1927(昭和2)年
構造・規模:鉄筋コンクリート造4階建
設計:鴻池組
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